離乳食開始後、子どものうんち、おしっこのにおいが日増しに強くなり、おむつが臭わない袋を使っている方は多いと思います。
しかしおむつが臭わない袋の代用品として、パンの袋が利用できると知っていましたか?
市販のパン袋は、おむつが臭わない袋と同じ、ポリプロピレン製のものが多く、その性質から代用品として利用できるものが多い上、お値段もおむつが臭わない袋よりお安いのです!

おむつが臭わない袋って結構なお値段がするのよね…。毎日使うものだし、少しでも節約できればうれしいわ。
この記事では、おむつが臭わない袋の代用品としてパン袋を使うメリット、他の袋で代用した時のコスパについて調べてみました。
実際にパン袋を使用済みおむつに使ってみた率直な感想や、利用しやすいサイズなどについても確認してみましたので、ぜひご覧ください。
おむつが臭わない袋の代用品にパン袋が使える!?
子どもが成長するにしたがって、いろいろな食べ物をたべるようになりますよね。
うちの息子もいまでは大人とほぼ同じものを食べるようになっています。
それにしたがって体から出るもの、おしっこやうんちのにおいもだんだんきつくなっていき、家じゅうににおいがそこはかとなく漂っていたりして。
玄関を開けた瞬間、あの嫌なにおいが漂ってくるとげんなりしちゃいますよね。
それを抑えるために、おむつが臭わない袋を使用しているという方も多いと思います。
ですが、おむつが臭わない袋って200枚入りで\1500とかして、家計には結構厳しいお値段ですよね。
何年もほぼ毎日使用するものなので、もう少し節約できれば助かるのにな、と感じている方も多いのではないですか?
私は、ごみを捨てるだけの消耗品に¥1500も、正直かけたくはなかったので今まで使っていなかったんです。
でも実は、おむつが臭わない袋の代用品としてパン袋が使えるという事知っている方はあまりいないのではないでしょうか。

私もこの記事を書くまでは全く知りませんでした。
おむつが臭わない袋の材質はポリプロピレン製で、これは市販のパン袋と同じ材質であることが多いのです。
ポリプロピレン製の袋は、水分はもちろん、におい分子の漏れも防いでくれる性質があります。
そのため、おむつが臭わない袋の代用品としてポリプロピレン製のパン袋を利用することが出来るというわけです。
よく考えてみたら、パンは食品の中でもにおいを吸着しやすいものですので、そんなパンが入っている袋はにおいを通過させにくいですよね。
ちなみに、パン袋でもポリプロピレン製ではなくポリエチレン製のものも売っていますので、必ずポリプロピレン製(PPと書かれてあるもの)を選びましょう。
おむつが臭わない袋のコスパは?代用で節約できる?

おむつが臭わない袋の代わりに他の袋で代用できるのは分かったけれど、どのくらい節約になるの?
ではおむつが臭わない袋をパン袋で代用した際の、実際のコスパの差を見てみましょう。
ここでは同じ【20cm×30cm】サイズのおむつが臭わない袋Sサイズ200枚入りと、ネットで販売されていたPPパン袋100枚でコスパを比べたいと思います。
おむつが臭わない袋の1枚当たりのコスパは⁉
まずは、おむつが臭わない袋Sサイズの枚数と金額、1枚当たりの値段をご紹介します。
- 200枚入り…¥1,890(税込)
- 1枚当たりの値段…¥9.5
ポリプロピレン製パン袋の1枚当たりのコスパは⁉
続いては、ポリプロピレン製パン袋の枚数と金額、1枚当たりの値段です。
- 100枚入り…¥275(税込)
- 1枚当たりの値段…¥2.8
こうして比較してみると、おむつが臭わない袋に対してパン袋の圧倒的コスパの良さがわかりますよね。
値段だけをみると、おむつが臭わない袋の半額以下ですからね。家計を預かる主婦の皆さんには朗報です。
正直、これほどコスパに差が出るとは思っていなかったので、結果を見てビックリしました。
ちなみに余談ですが、ダイソーでもおむつの消臭袋というものが売っています。
40枚入り【20cm×30cm】がありますのでそちらも見てみましょう。
ダイソーおむつの消臭袋1枚当たりのコスパは⁉
- 40枚入り…¥110(税込)
- 1枚当たりの値段…¥2.8
なんと1枚当たりのコスパはパン袋と同じになっています。
なんとなく100均の製品って割高なイメージがあったのでびっくりしました。
あまり使用頻度が高くなく、枚数が必要ではない場合はダイソーの消臭袋を使ってみても良いかもしれませんね。
おむつが臭わない袋にパン袋を使用してみた
他の袋をおむつが臭わない袋の代用で使うとお得なのは分かったけれど、本当ににおいが漏れないの?
なんだかいまいち信用できなくて、使いづらいのだけれど…。
ということで、私が実際にうちの息子のくさいうんちおむつでおむつが臭わない袋の代わりにパン袋を使用してみて実験しました。
うちの息子は幼児なんですが、最近では大人なみにさまざまな物を食べているため、うんちのにおいもかなりきついです。
ですので、うちの息子の使用済みおむつでにおいが漏れなかったら、恐らく乳児のおむつもにおいはもれないはず。
使用したのは、すぐそばにあったという理由で市販のスティックパンの入っていた外袋にしました。
材質を確認すると、きちんとポリプロピレンと書いてありましたので、これをおむつが臭わない袋の代わりに使用しました。
この外袋の中におむつを入れ、口をぎゅっとしばって、恐る恐る鼻を近づけて臭ってみました。

本当に、全くにおいが漏れていない!
正直、もう少しにおいが漏れるのではないのか、と思っていたのですが、鼻がくっつくくらい近づいてみても、全くにおいがしませんでした。
あのくさいおむつのにおいをここまで封じ込めてくれるとは、ポリプロピレン、恐るべし!
これなら、おでかけの際に使用済みおむつがでても、かばんの中が臭くなった、なんてことはなさそうです。
おむつが臭わない袋のサイズはどれが使いやすい?
今回コスパ比較をした際の袋のサイズは、同じサイズという事でSサイズ【20cm×30cm】でした。
おむつが臭わない袋にはSSサイズ~Mサイズとロングサイズの4サイズがあります。
おむつが臭わない袋SSサイズ
SSサイズは【横17cm×縦27cm】となっていて、主に新生児用おむつに使用する大きさです。
新生児以外の赤ちゃん用おむつを入れても大丈夫ですが、余裕があるとは言えないサイズかもしれません。
特に、ビッグサイズのおむつだと破れるかもしれないので、Sサイズを使用した方が無難かと思います。
おむつが臭わない袋Sサイズ
Sサイズは【横20cm×縦30cm】で、主に新生児以外の赤ちゃん用おむつに使用する大きさです。
こちらはLサイズやビッグサイズのおむつでも余裕をもってしばることができると思います。
おむつが臭わない袋Mサイズ
Mサイズは【横23cm×縦38cm】で、お出かけの際に数個のおむつをまとめて入れられる大きさです。
こちらは外出時など、おむつをごみ箱に捨てることが出来ないときにまとめて入れられるの便利ですね。
おむつが臭わない袋ロングサイズ
ロングサイズは【横17cm×縦75cm】です。おむつ3~4個をしばりつつ入れられるサイズです。
こちらも外出時用。使用済みおむつを1つずつ入れて縛ることができるので、においがより漏れにくい仕様となっています。
実際に使うのにちょうどいいサイズとは?
ネット上の口コミをみると、SSサイズでも十分という人もいれば、Sサイズを使って2~3個まとめて入れています、という人もいます。
どうやらサイズが使いやすいということはなく、個人の好みということになるようです。
私自身は、息子が幼児でおむつもビッグサイズを使用しているという事で、使うとしたら余裕をもってSサイズを選択すると思います。
袋が破れてしまってもう一枚使う事になってしまうと、節約どころの話ではなくなってしまいますよね。
また、家用にはSSサイズ、外出用にはMサイズなどというように、使用シーンによって使い分けをするのもいいかもしれません。
まとめ
- おむつが臭わない袋はポリプロピレン製のパン袋で代用できる
- おむつが臭わない袋をパン袋で代用するとコスパは半額以下になる
- 実際にパン袋を使用してみたら、思っていた以上に臭わない
- おむつが臭わない袋のサイズは4サイズ、どれを使用するかはお好みで
おむつが臭わない袋はあるとおでかけの時のみならず、家の中のにおい対策にも便利なものです。
それが安いパン袋で代用できるとなると、家計をあずかるママにとっては朗報なのではないでしょうか?
市販のパン袋にもいろいろなサイズがあり、おむつが臭わない袋の代用として十分役目を果たしてくれそうです。
臭わない袋でおむつの嫌なにおいを封じ込めて、子どもとさわやかおうちライフを満喫しましょう!
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