あなたは、洗濯機の掃除のやり方がよく分からなくて困っていませんか?
私も、洗濯機の掃除のやり方をちゃんと理解していなかったので、正しい掃除のやり方を調べてみました。
すると、塩素系の洗濯槽クリーナーを使うのと、酸素系漂白剤を使うのとでは掃除のやり方が異なる事が分かりました!!
正しく掃除をしないと、汚れをしっかり落とす事ができず、カビが増えてしまいます。
増えてしまったカビが洗濯物に付いて、知らず知らずのうちにカビを吸い込んでしまうかもしれません。
そうしない為にも、この記事で正しい掃除のやり方を知っていただきたいのです。
また、洗濯機をキレイに使うためのコツや、おすすめの洗濯槽クリーナーについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
洗濯機の掃除のやり方はどうやるの!?
「さあ、洗濯機の掃除をしよう!」と思っても、どのやり方が正しいのかわからなくなりますよね。
私も「そろそろ洗濯機を掃除しなきゃ」と思っても、実際どのように掃除をして良いのかが分からず、なかなか掃除できずにいました。
洗濯機の掃除は、使う洗剤によってやり方が異なるのです。
調べてみると、塩素系のクリーナーと酸素系漂白剤のやり方の2つがありました。
では、洗濯機の掃除のやり方は、どうするのが正しいのでしょうか。
塩素系のクリーナーと酸素系漂白剤のやり方、洗濯機全体の掃除のやり方を、分かりやすく解説していきますね。
塩素系クリーナーで洗濯槽を洗うやり方
まずは洗剤投入ケース、ゴミ取りネット、ドラム式なら乾燥フィルターや排水フィルターなど、外せるパーツは全て外してください。
塩素系のクリーナーを使用する場合には、洗濯機の説明書やクリーナーの説明文をよく読んでから使用しましょう。
水やお湯を最高位まで溜めて、洗濯槽の中へ全量を投入したら通常の洗濯からすすぎ、脱水までの1サイクル運転します。
以上です。脱水まで終われば終了なので、とても簡単ですね。
塩素系のクリーナーはツンとした臭いがする場合があるので、臭いが気になる時にはもう一度すすぎを行ってください。
流し残しがあると、衣類の洗濯をする時に色落ちする可能性がありますので、十分にすすぎましょう。
酸素系漂白剤で洗うやり方
酸素系漂白剤は、塩素系のクリーナーに比べると除菌力は劣ってしまいますが、汚れをはがす力がとても強く、ものすごい汚れが浮いてきます。
その為「汚れをしっかり落とせた!!」と実感したい時には、ぜひ酸素系漂白剤での掃除法をお試しください。
酸素系漂白剤の方法でも、外せるパーツは全て外しておきましょう。
酸素系漂白剤を使用する場合にも、洗濯機の説明書をよく読んでから行うようにしてください。
特にドラム式洗濯機では、酸素系漂白剤のやり方が出来ない可能性があります。
酸素系漂白剤が使用できない場合には、ドラム式洗濯機でも可能なクリーナーを使用しましょう。
酸素系漂白剤のやり方は、いくつか手順があるので、以下にまとめてみました。
- 40~50度のお湯を最高位まで貯める
- 酸素系漂白剤を投入する(目安はお湯10Lに対して100g)
- 洗いコースを3~5分回し、そのまま2~3時間ほど置く
- 汚れがかなり浮いてくるので、汚れをゴミ取りネットなどで取り除く
- その後、通常運転をして完了
ゴミ取りネットは市販のものでもいいですが、針金ハンガーに古ストッキングを巻きつけたものだと使い捨てできるのでおすすめですよ。
また、お湯を溜める時は、お風呂の残り湯を追い焚きしてから汲み上げると簡単です。
長期間掃除をしていなかった場合には1回で落ちきれない為、1~3の工程を、汚れが出なくなるまでやってみましょう。
外したパーツを洗う
洗濯槽を洗っている間に、ぬるま湯と古歯ブラシを用意して、外したパーツの細かい汚れを洗っていきます。
洗剤投入ケースなどは洗剤カスなどがこびりついているので、中性洗剤やクエン酸水を付けて洗うと落ちやすくなりますよ。
ゴミ取りネットのゴミを溜め込んでいる場合は汚れがこびりついているので、中性洗剤でつけ置きすると取れやすくなります。
ゴミ取りネットはついつい放置してしまいがちなので、汚れがびっしりついて大変ですが、汚れに負けず頑張って落としましょう。
排水口とホースを洗う
見落としがちなのが、排水口です。排水口も汚れたまま放置してしまうと詰まってしまい、排水できずにエラーとなってしまいます。
エラーになったら、洗濯機が故障したのかなと焦ってしまいますよね。
では、排水口とホースはどのようにして掃除するのがいいのでしょう?まずは排水口の手順を以下にまとめました。
- 洗濯機のコンセントを抜き、洗濯機の蛇口を閉める
- 排水口のパーツや排水ホースを取り外す
- 手で取れるようなゴミや髪の毛があれば取り除く
- 排水口にパイプクリーナーを流し込み、既定の時間まで放置する
- 時間になったら、バケツや桶などで水を流す
パイプクリーナーを使う前には、クリーナーの説明文をよく読みましょう。
最後に水を流す際には、水が溢れてしまわないように、何回かに分けて流してください。
次に、外した排水ホースの掃除の手順をまとめました。
- 排水ホースの中に、50倍に薄めた漂白剤を入れる
- 排水ホースの口をラップと輪ゴムでしっかり留め、30分ほど放置する
- 時間を置いたらホースを振り、汚れを落とす
- 中の汚水をバケツなどにあけたら、ホースの中に水を入れ、2~3回ほどすすぐ
- 排水口に戻して終了
排水ホースの掃除をする時は、水がこぼれても大丈夫なように、バケツや桶を置いておくと安心ですよ。
ホースの中へ水を入れる時には、計量カップのように注ぎ口が付いているものや、じょうろなどを使うとやりやすくなります。
洗濯機全体を隅々まで拭く
洗濯槽の掃除が終わったら、洗濯機全体を隅々までキレイに拭きます。
洗濯機の外側、フタの裏側、洗濯槽のフチ、洗濯パンなど、手が届くところをなるべく全てキレイにしましょう。
細かいところは綿棒を使うと、汚れが取れやすいですよ。
赤ちゃん用の綿棒だと、入り組んだ角などの汚れを落としやすいのでおすすめです。
ドラム式洗濯機の場合は、ドアのゴムパッキンの中にホコリがびっちりついている事があるので、めくってしっかりと拭き取りましょう。
できれば、洗濯槽からパーツ、排水口、洗濯機全体の掃除を、月に1回は行うようにしてください。
月に1回行うと、洗濯機をキレイに保てます。洗濯機の掃除はついつい忘れがちになってしまいますが、カレンダーにチェックするなど、忘れずに行いましょう。
月1の洗濯機掃除を簡単にするために、日頃意識すべきコツもあるので、次章で詳しく解説していきます。
洗濯機の掃除を簡単にするためには?
月1で洗濯機の掃除をするべきなのはわかりましたが「この掃除を毎月やるの?」と思うと、正直面倒だなと思ってしまいました。
1回の掃除を簡単に済ませるために、日々気をつけた方がいいことはあるのでしょうか?
毎回洗濯機の掃除を徹底してやるのは大変です。簡単に済ませられる方法があると嬉しいですよね。
実は、普段ちょっとしたコツを意識していれば、本当に簡単に、洗濯機をキレイに保てるのです。
洗濯機をキレイに保つ、ちょっとしたコツをまとめてみました。
- 洗濯が終わったらフタを開けたままにする
- 汚れた衣類は洗濯機の中で放置しない
- 洗剤や柔軟剤は適量を入れる
これらを毎日意識するだけで、洗濯機をキレイに保てます。詳しく説明していきますね。
洗濯が終わったらフタを開けたままにする
洗濯が終わって中の洗濯物を取り出したら、すぐにフタを閉めていませんか?
洗濯後すぐにフタを閉めるのはあまりおすすめしません。
なぜなら、洗濯が終わった後の洗濯槽の中は湿度が高いので、カビが増える原因となってしまいます。
また、しっかり脱水していても、洗濯槽の中は湿度も高くなっています。湿度が高いのもカビにとっては好条件なのです。
その為、できれば洗濯後のフタは開けたままにしておきましょう。
汚れた衣類は洗濯機の中で放置しない
洗濯カゴの代わりに汚れた衣類をそのまま入れ、洗濯するまで放置してしまう事はありませんか?
実は洗濯物を中に放置するのも、カビが増える原因なので避けていただきたいです。
私もよく洗濯カゴをベランダ近くに置きっぱなしにして、取りに行くのが面倒だからと、洗濯機へ衣類を放り込んで放置してしまっていました。
汚れた衣類を洗濯機の中に放置してしまうと、洗濯槽の中の温度が上がり、カビが増える原因となってしまうのです。
できれば汚れた衣類は洗濯カゴに入れ、ひどい汚れなどは軽く手洗いしておくといいでしょう。
洗剤や柔軟剤は適量を入れる
洗剤や柔軟剤は多めの方が汚れを落としてくれそうだし、いい匂いだと気分も上がるので、ついつい多めに入れてしまいますよね。
しかし、洗剤や柔軟剤を多く入れていると、1回の洗濯では溶けきれない事があります。
溶け残ってしまった洗剤カスもカビの餌となってしまい、カビが増えてしまうのです。
せっかく汚れを落とすために入れた洗剤が、カビの餌になってしまってはいけませんよね。
カビを増やさない為にも、洗剤や柔軟剤は適量を入れるようにしましょう。
洗濯機の掃除におすすめの洗濯槽クリーナー4選!!
やはり洗濯機の掃除には、洗濯槽クリーナーが1番手軽にできますよね。
私も、洗濯機の掃除がしたい時には洗濯槽クリーナーを使用しますが、市販のクリーナーは沢山あり、どの洗濯槽クリーナーがいいか悩んでしまいます。
「おすすめの洗濯槽クリーナーはどれなのだろう?」と気になったので調べてみたら、4つのおすすめクリーナーがありました!!
もう、洗濯機の掃除で使うクリーナーに悩まずに済みますよ!
では、4つのおすすめの洗濯槽クリーナーを、順番にご紹介していきますね♪
SCジョンソン洗濯槽カビキラー
こちらはSCジョンソンのカビキラーシリーズから出ている洗濯槽クリーナーです。
カビ胞子除去率99.9%(微生物学研究所実施)と、強力な洗浄力で洗濯槽をしっかり洗浄してくれます。
塩素の力でカビを根こそぎ分解してくれ、嫌な臭いの原因となる雑菌も除菌、消臭してくれるのです。
この洗濯槽カビキラーは、1本で洗濯機9kgまでのサイズに対応しているのですが、9kg未満の洗濯機でも丸々1本、全量使用してください。
10kg以上の洗濯機の場合には、2本使用すると良いそうです。
エステー洗浄力洗たく槽クリーナー
この洗浄力洗たく槽クリーナーもカビ胞子除去率99.9%と高い洗浄力があり、再付着防止剤が入っているので、洗浄した後にはカビや菌が発生しづらくなっています。
洗濯槽カビキラーと比べると、本体に少しくびれがあるので、持ちやすくなっているのがありがたいですね。
ただ、注ぎ口が少し広めなので液だれがしやすい点と、やや刺激臭が強めだという点には注意が必要かもしれません。
しかし、1つ200円前後でこの強力な洗浄力ですし、お財布にも優しいのでおすすめですよ。
HITACHI洗濯槽クリーナー
家電メーカーのHITACHIが製造し、販売している洗濯槽クリーナーです。
価格が2,000円以上と割高ではあるのですが、HITACHIの洗濯槽クリーナーは主成分の次亜塩素酸ナトリウムの濃度がとても濃く、どのクリーナーよりも高い除菌力を発揮してくれます。
HITACHIが製造、販売しているクリーナーではありますが、全メーカーの洗濯機に対応しているので安心して使えますよ。
arau.洗たく槽クリーナー
arau.babyでお馴染みのブランドの洗濯槽クリーナーです。
合成香料、着色料、保存料が無添加で、酸素系の洗浄成分がカビや汚れをしっかり落としてくれます。
arau.洗たく槽クリーナーは酸素系のクリーナーなので、塩素系のものと比べるとやや除菌力は劣りますが、塩素系と違いツンとした臭いもなく使いやすいですよ。
小さいお子さんがいて、あまり強い洗剤を使いたくないというあなたも、ぜひ試してみてはいかがですか?
まとめ
- 洗濯機の掃除のやり方は、塩素系のクリーナーと酸素系漂白剤とで異なる
- 塩素系クリーナーのやり方は、水を最高位まで溜めたら、クリーナー全量投入し、洗濯からすすぎ、脱水までの1サイクル回す
- 酸素系漂白剤のやり方は、お湯を溜め、お湯10Lに対して100gの量の漂白剤を投入し、洗いコース3~5分回し2~3時間置いたら、浮いてきた汚れをすくい、通常洗濯をする
- 洗濯槽を洗っている間に取り外したパーツなどを洗い、洗濯槽の掃除が終わったら排水口や排水ホース、洗濯機全体をしっかり掃除する
- 排水口はパイプクリーナーを使用し、排水ホースは50倍に薄めた漂白剤を流してラップと輪ゴムでしっかり留めて、時間になったら水でよく流す
- 洗濯機の外側、フタの裏側、洗濯槽のフチ、洗濯パンなど、様々なところもしっかり拭く
- 洗濯機の掃除を簡単にする為には、洗濯終了後はフタを開けたままにし、汚れた衣類を中に放置しない、洗剤や柔軟剤は適量入れるようにする
- 洗濯機の掃除におすすめなクリーナーは、SCジョンソン洗濯槽カビキラー、エステー洗浄力洗たく槽クリーナー、HITACHI洗濯槽クリーナー、arau.洗たく槽クリーナーの4種類である
洗濯機は毎日使っていても、見えないところに沢山の汚れが潜んでいます。
溜まった汚れにはカビが沢山発生していて、洗濯物にも知らないうちにカビが付いているかもしれません。
せっかくキレイにした洗濯物にいつの間にかカビが付いていると思うと、かなりゾッとします。
そうなる前に、ぜひこの記事を参考に、洗濯機を掃除してみてください。
今回は正しい洗濯機の掃除のやり方を調べられたので、我が家の洗濯機もしっかり掃除しなくてはと感じました。
あなたも洗濯機の掃除をまめに行うようにして、カビや菌が増えないように気をつけていきましょう。
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