あなたは、布団を毎日どうしてるでしょうか?敷きっぱなしにしていませんか?
実は私、一人暮らしをしている頃、布団をフローリングの上に敷きっぱなしにしてカビさせてしまったことがあります。
実家では母が毎日布団をあげさげしてくれていましたが、恥ずかしながら当時の私は母が布団をどうしてるのか知りませんでした。
そして一人暮らしを始めて数か月後、布団の裏にカビを見つけたときの衝撃は忘れられません…!!
私のように適切な使い方を知らずに布団は扱いづらいと思っていたり、他の人は布団を毎日どうしてるんだろうと思っていたりしませんか?
今回は「布団を毎日どうするのが良いのか」についてまとめてみました。
忙しい毎日でも簡単にできる収納テクニックも公開しますので、きっとお悩み解決になるはずです!!
布団は毎日どうしてる!?敷きっぱなしは絶対NG!!
あなたは毎日、朝起きてから布団をどうしてるでしょうか?
- 敷きっぱなしにしておく
- たたんで押し入れなどに収納する
- たたんで部屋の隅に置いておく
- 室内の布団干しにかけておく
色々なパターンがありますが、一番ダメなのが「敷きっぱなしにしておく」ことです。
もし敷きっぱなしにしているのであれば、健康被害につながりかねませんので、今すぐやめてくださいね!!
冒頭に書いたとおり、私は昔、布団を敷きっぱなしにしたためにカビが生えてしまい、すべて買い替えるという事態になりました。
当時は、他の人がどうしてるのか、普通はどうすべきなのか、全く知りませんでした。
そんな私だから言えるのですが、知らないことは恥ずかしいことではありません!
今この記事を読んで知ったのであれば、ぜひ今日から実行してみてくださいね♪
なぜ敷きっぱなしはダメなの?カビは湿度が高いと発生する!
私が布団をカビさせたのは、フローリングの上に敷きっぱなしにしていたことが原因でした。
なぜなら、布団を敷きっぱなしにすることによって、布団にたまった水分が逃げ場を失い、カビを発生させる条件を整えることになるからです。
ですから、カビの発生を防ぐためには、私のようにフローリングに布団を敷きっぱなしにすることは、絶対やめてください!
では、カビが発生しやすい条件とは、どんなものなのでしょうか?
一般的に、室温が20~30度、湿度が70%以上で、カビが発生しやすくなるといわれています。
カビの種類によっては、もっと湿度が低くても発生するものもあるので注意が必要ですね。
私の家では、真冬以外は室内の湿度が50%を超えることが多く、梅雨時などは70%に近いことも少なくありません。
人間は寝ている間に「コップ1杯分」の汗をかくそうですが、それだけ多くの水分が詰まった布団を敷いたままにしておくと、カビが発生するというのは理解できますね!
その為、通気性の悪いフローリングに敷きっぱなし。という点も大変危険と言うことが分かりますよね。
フローリングは畳と比べて水分を逃がす隙間がなく、余計に水分がこもりがちなので、カビの発生を促してしまうのです!
確かに、フローリングに直接布団を敷いていたときは、寝て起きるとフローリングと布団の両方が湿っていました…。
あなたは、布団を直接フローリングに敷いていませんか?フローリング以外でも、湿気が貯まりやすい場所に敷いていませんか?
もし、フローリングや湿気の貯まりやすい場所に布団を敷いている場合は、今すぐに対策をすることをおすすめします!
万年床が身体に与える影響とは!?知らないと怖いカビの話
あなたは、布団を毎日どうしてるでしょうか?敷きっぱなしにしていませんか?
敷きっぱなしの布団は、寝汗の逃げ場がなく、カビの温床となります。
では、カビが生えてしまった場合、身体にどんな影響を与えるのでしょうか?
布団にカビが生えた場合、睡眠時に大量に吸い込むことで、気管支喘息やアレルギー疾患を誘発するなど、様々な健康被害の可能性があります。
確かに布団にカビが生えたら、寝ている間に大量に吸い込むことになりますよね…。
布団は毎日使うものなので、考えただけでも恐ろしいです…。
特に、抵抗力の弱い小さなお子さんや高齢者、免疫力が低下している方などは、症状が強く出る可能性があるので注意が必要です。
実際のところ、赤ちゃんや高齢者がいる場合には、落下を防止するために布団が安心ですよね。
カビが発生すると健康を損なう恐れがありますので、布団を使う際には敷きっぱなしにしてカビを発生させないように気を付けてくださいね!
布団を毎日たたむのは面倒!?毎朝がラクになる収納テクニックをご紹介!!
布団は敷きっぱなしにしているとカビの温床になってしまいます。
でも、ただでさえ忙しい朝に、毎日布団をたたむのは面倒だな。夜も疲れているときに布団を整えるのは大変だし…。
それに、布団を押し入れに入れたり、押し入れから出したりするのは、足腰に負担がかかるし毎日だと疲れるわ…。
布団を敷きっぱなしにするのは良くないと分かっていても、敷布団や掛け布団、シーツや毛布に枕など、重量のある布団を毎日上げたり下げたりするのは結構大変です。
では、どのように解決すればよいのでしょうか?実は、布団収納ラックを使ったり、布団干しを使ったりする事で簡単に布団をあげる事ができるのです!
もし、「布団は毎朝起きたらたたんで押し入れやクローゼットに入れるもの」と思っているのなら、その先入観を捨ててみるといいかもしれません。
今回は、毎朝がラクになる収納テクニックを調べてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
布団収納ラックを使う
あなたは、布団収納ラックの存在をご存知でしたか?
布団をたたんで、ポンと置くのにちょうどよい大きさのラックです。
押し入れやクローゼットの上段に入れる場合、布団一式を持ち上げると足腰に負担がかかりますよね。
布団収納ラックは、押し入れやクローゼットに入れるのが大変、もしくは面倒、という場合にとても助かります。
気を付けたい点としては、布団は起きてすぐにたたむと湿気が逃げていかず逆効果になるので、起きて30分程度経過してからたたむようにしてくださいね。
キャスターが付いている商品が多いので、ラックに乗せた布団を部屋の隅に移動したり、そのまま押し入れやクローゼットに入れたりすることもできます。
インテリアになじむ色やデザインのものもありますので、好みに合うものが見つかると良いですね♪
布団干しを使う
朝起きたら布団干しにそのままかけてしまうという手もあります。
布団干しにかける手間はありますが、布団にたまった水分を逃がすことができるので、カビ予防には効果的です。
布団干しは折りたたむことができるものが殆どなので、使わないときは場所を取りません。
ただし、一日中干していると、布団を傷めてしまうことがあるようなので、注意が必要です。
立てかけられる敷布団にする
敷布団のなかには、三つ折りにして立てかけられるものも売っています。
ジャバラのような形状で、自立するので、朝起きたら立てかけるだけでOKです。
掛け布団をたたんだり収納したりという手間はありますが、一番水分を吸い込んでいる敷布団を簡単に干せるのは素晴らしいですね!!
掛け布団はラックを使ったり布団干しに干したりして、敷布団は立てかけられるタイプを使うなど、組み合わせて使うのもおすすめです。
布団を毎日あげるのがどうしても嫌なときはどうする!?
今回の調査で、布団を敷きっぱなしにすると、カビの温床になって危険ということが分かりました。
しかし、忙しい日常のなかで毎回布団をあげるのは結構大変ですよね。
そんなときは発想を変えてみるのもアリです。
実は、除湿シートやすのこ、畳や畳マットを使えば、多少の期間であれば布団を敷きっぱなしにしてもカビの発生を抑制することができます!!
敷きっぱなしにしてもいいだなんて、聞いていて心地よいですよね(笑)
もちろん、何週間も何カ月も敷きっぱなしにするのは良くありませんが、数日程度であれば罪悪感なく敷きっぱなしにできるというのは、忙しい主婦には有難い話です。
どんな商品なのか、どうやって使うのか、詳しく見ていきましょう。
床と布団の間に除湿シートを敷く
布団を敷きっぱなしにしているとカビが発生しやすくなる原因は、布団にこもった水分が、床と布団の間で逃げ場を失うことです。
そこで、どうしても布団を毎日あげるのは難しいという場合、床と布団の間に除湿シートを敷くことをおすすめします!!
除湿シートが布団の湿気を吸収してくれるので、カビの発生を抑制してくれます。
実は私も、布団にカビを発生させて以降、除湿シートを愛用しています。
布団はもちろん、ベッドにも使えるので本当におすすめです。
除湿シートは軽くて女性や子どもでも扱いやすく、洗濯もできるので便利です。
除湿シートは、素材や厚さ、色やサイズなど様々な種類がありますが、敷きっぱなしで使用したい場合の選ぶポイントは一つだけ。
とはいえ、除湿シートはあくまでもカビの発生を「抑制する」ためのもの。
除湿シートを使っているから大丈夫!と敷きっぱなしにしていてはいけません。
なぜなら、除湿シートは布団にこもった水分を吸収するので、定期的に干して乾かす作業が必要になります。
色が変化することで干すタイミングを教えてくれるセンサー付きの商品がありますので、センサーが発動したら布団をあげたり干したりするタイミングです。
毎日あげるのは難しくても、センサーが教えてくれたときだけ除湿シートと布団を干す、というやり方なら無理なくできるかもしれませんね。
すのこの上に布団を敷く
カビは嫌だけど、なるべく布団を敷きっぱなしにしておきたい、というあなた。
すのこの上に布団を敷くという選択肢をご存知でしたか?
すのこには、何個か組み合わせて使うタイプや折りたためるタイプ、床からの高さや使用する木材など、様々な種類のものがあります。
すのこの上に布団を敷くことで、最も湿気がたまりやすい床と布団の間にスキマをつくり、湿気を逃がすことができます。
ただし、すのこは木材を使用しているため、重量があるので注意が必要です。
折りたためるタイプのすのこは、布団ごと折りたたんで干せることを売りにしている場合が多いようですが、女性には厳しいかもしれません。
すのこだけでも持ち上げるのに結構なパワーがいるので、布団ごと持ち上げるとなると、相当な重さになります…。
また、すのこも絶対にカビを防げるというものではありません。
特に、長期間にわたって敷きっぱなしにしていると、布団とすのこが触れている部分にカビが発生する可能性があります。
定期的に布団を干すか、もしくは布団とすのこの間に除湿シートを挟むことをおすすめします!!
すのこ型の除湿シートもある
実は、すのこ型の除湿シートも販売されています。
すのこの通気性と除湿シートの除湿機能を併せ持つ、素晴らしい商品ですね!!
材質はポリエステルや合成繊維からできているので、すのこのデメリットである重量感を克服していて女性や子どもでも扱えます。
ジョイントマットのようにはめ込むタイプで、使わないときは分解して収納しておけるという優れものです。
口コミを見てみると、沈み込むこともなく寝心地に問題は無いようです。
すのこと除湿シートが合体した商品は存在を知りませんでしたし、私も使ってみたいなと思う商品でした!!
畳や畳マットの上に布団を敷く
あなたは、畳には湿度を調整する機能があることをご存知でしたか?
実は、畳の材料であるイグサは、周囲の環境に合わせて水分を吸収したり放出したりします。
そのため、畳の上に布団を敷きっぱなしにしていても、フローリングのように簡単にカビが生えることはあまりありません。
もし、どうしても布団を敷きっぱなしにしたいというならば、畳の上に敷くということも考えてみてはいかがでしょうか?
ただし、最近は畳のお部屋がないところも多いですよね。
もしあってもリビングに隣接していて寝るのにはちょっと…という場合もあります。
そんなときは、畳マットを使うことをおすすめします!
ジョイントマットのような形状で、組み合わせて使うことができるので、とても便利です。
イグサが持つ湿度を調整する機能が大切なので、イグサが使われていない畳「風」のマットを選ばないように、ご注意くださいね。
イグサは独特の香りがしますが、私は落ち着く感じがするので好きです。
なお、畳や畳マットも万能ではありませんので、万年床にしていると残念ながらカビは発生してしまいます。
忙しい毎日でも、時間のとれるときに定期的に布団を干すことをおすすめします!!
まとめ
- 毎日、布団を敷きっぱなしにしておくと、布団にたまった水分が逃げ場を失い、カビが発生してしまう
- 布団にカビを発生させないために、布団は毎日あげさげするのがベスト
- カビが発生した布団に寝ると、カビを大量に吸い込むことで気管支喘息やアレルギー疾患などの健康被害を誘発する恐れがある
- 布団を毎日たたむのが大変なときは、布団収納ラックや布団干し、立てかけられる布団などを活用するとよい
- 布団をたたんで収納ラックに置く場合は、布団にこもった水分を逃がすために、起床後30分程度おいてからたたむこと
- どうしても布団を敷きっぱなしにしたいときは、多少の期間であれば、除湿シートやすのこ、除湿機能付きすのこが有効
- 除湿シートは、布団の水分を吸収することで布団をカビにくくするものなので、除湿機能が付いたものを選ぶことや、除湿シート自体も定期的に干すことが大切
- すのこを使う際は、すのこと布団が接している部分にカビが発生する可能性があるので、定期的に布団をあげる必要がある
- 畳は湿気を調整する機能があるので、畳の部屋に布団を敷いたり、畳マットを使用したりするとよい
今回は、毎日の布団の取り扱いについて調べてみました。
私は過去に、他の人がどうしてるのか、普通はどうしてるのか、全く知らずに布団にカビを発生させてしまいました。
今回調べてみて、敷きっぱなしがいかに危険か、よくわかりました。
周りがどうしてるのかを知ることの大切さも身にしみました…。
とはいえ、布団を毎日あげさげするのは本当に大変ですよね。
忙しい毎日でも、自分にあったラクな方法を是非見つけてみてください♪
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