使わなくなったおもちゃの収納ってどうしていますか?
片付けてもすぐ散らかってしまうおもちゃ。おもちゃの数が多すぎると、種類ごとに仕分けるだけでもドッと疲れますよね。
使わなくなったおもちゃは定期的にチェックし収納すると、子どもがおもちゃを片付けやすくなりますし、時間の節約にもなります。
部屋がスッキリするとイライラせず気持ちよく過ごせますよ♪
収納といっても、おもちゃが多すぎてどこから手を付けていいか…。
まだ使うかも知れないし、どれをいつ収納すればいいのかわからないな。
そんなあなたも大丈夫です!本記事では、おもちゃ収納の下準備から、収納できない場合の寄付方法までお伝えします。
収納アイデアや収納アイテムもご紹介しますので、使わなくなったおもちゃの収納にお悩みの方は参考にしてくださいね♪
使わなくなったおもちゃの収納手順
使わなくなったおもちゃの収納といっても、勢いだけで始めると、おもちゃが多すぎてどこから手をつけてよいか分らないですよね。
使わなくなったおもちゃを収納する前に、まずは下準備をしましょう。
仕分けと簡単な整理をしてから収納を始めると作業がスムーズに進みます。
ここではまず、収納の下準備と手順を説明していきますね。
ルールを決めてざっくり仕分けをする
まず、今持っているおもちゃを全て出して、おもちゃの量を把握しておきます。
次に、子どもがひんぱんに遊んでいるおもちゃと、そうでないものをざっくりと分けていきます。
ここで、収納するおもちゃの選択に意外と時間がかかってしまい、片付けがイヤになることが多いので注意が必要です。
仕分けのときに、収納するおもちゃの目安を決めておくと迷わないですみます。
「半年遊んでいなかったら」「新しいおもちゃが10個増えたら」「学年が上がったら」「決めた箱に入りきらなくなったら」など、自分に合ったルールをあらかじめ決めておきましょう。
子どもが3歳くらいからはコミュニケーションもとれるので、本人と一緒に仕分けするのもいいですね。
ちなみに、うちの場合は子どもが「全部片付けちゃダメ!」の一点張りなので、いつも私が勝手に片付けています(笑)
収納候補のおもちゃを箱にしまって出し入れがないか最終確認する
収納したらすぐ「ママ、あのぬいぐるみどこにしまったの!」なんて子どもに泣かれたことはないですか?おもちゃ収納後のあるあるですよね!
まずは、収納予定のおもちゃをダンボールなどの大きな箱に入れ、しばらく出し入れがないか確認しましょう。
「1ヶ月間」など自分に合った確認期間を決めて、全く使わなかったものを最終的に収納しましょう。
おもちゃの消毒と洗濯
使わなくなったおもちゃの収納前には、カビやほこりを避けるため、おもちゃの消毒や洗濯を済ませておきましょう。
押入れなど湿気が多い場所に汚れたおもちゃを収納してしまうと、おもちゃにカビが生える可能性があります。
おもちゃの材質によってケアの方法が違います。素材に合ったお手入れをしましょう。
おもちゃの素材 | 洗濯・消毒方法 | 乾燥方法 |
木製 | 固く絞った布で拭く。洗剤は染み込むので使用しない。 | 直射日光は変形するので陰干しする |
プラスチック製 | スポンジに中性洗剤をつけ洗う。またはアルコールで拭く | 風通しの良い場所で完全に乾かす |
ぬいぐるみ | ブラッシングしてから、手洗いまたは洗濯ネットに入れドライコースで洗う | 風通しの良い場所で完全に乾かす |
布製 | ブラッシングしてから、手洗いをする。水に塗らせない表示のものは絞った布で拭く | 軽く水を切り、天日干しで乾かす |
革製 | ブラッシングしてから、革専用のクリームでケアする | 風通しの良い場所で完全に乾かす |
機械・電池付 | 絞った布で拭く。プラスチックであればアルコールで拭く | 風通しの良い場所で完全に乾かす |
使わなくなったおもちゃの収納アイデア
使わなくなったおもちゃは、そのまま詰め込んで収納してしまうと、スペースの無駄遣いになったり、後で探すのに時間がかかったりと管理が大変になります。
ここではスペースを節約できる使わなくなったおもちゃの収納アイデアや、管理が楽になる収納アイデアをご紹介します!
内容物の写真を撮ってラベリングする
不透明のケースに入れた場合、中に何を入れたのかが分からなくなってしまうため、後から取り出す時にとても不便です。
内容物の写真を撮ってラベリングすれば、ひと目で中身を確認できて管理がラクになります。
我が家では、現在使っているおもちゃの収納箱にもこの収納アイデアを使ってラベリングしています。
ラベリングすると字が読めない子どもでも理解できるので、片付けやすくなります。
使わなくなったおもちゃの収納以外にもこの方法はおすすめですよ。
散らかっているおもちゃをどこに入れればいいかすぐ分かるので、片付けもかなりラクになりますよ。
見せる収納?!しまわずに飾ってしまう収納方法
可愛いぬいぐるみ、ブリキなどのクラシックなおもちゃは棚に飾っても違和感がありません。こういうおもちゃはしまわずに飾ってしまうのも手です。
うちもレゴの大作などは片付けずにそのままにして、おもちゃ部屋に飾ってあります。
作品などは写真に撮ってパソコンにアルバム保存する
幼稚園の制作物や、母の日に作ってくれたプレゼントなど、気がつけばかなり溜まってしまうものですよね。
でも、小さい手で一生懸命作ったことを思うと、なかなか捨てられないのですよね。
そんな時は、作品を写真に撮って、PCやスマホに年齢別のアルバムを作ってから処分するのがおすすめ。
データとして保存すれば、スマホやPCで見たいときにサッと探せて便利ですよ。
使わなくなったおもちゃの収納アイテム
使わなくなったおもちゃをスマートに収納するには、収納アイテムもしっかり選ぶのがコツ。
収納アイテムを選ぶ際も、どの収納ケースにどのおもちゃを入れるかルールを決めておくと後が楽です。
レゴやプラレールなど、シリーズで販売しているものは今後も収納が増える可能性がありますよね。
そういったおもちゃは同じ形を買い足せるケースに収納すると、統一感のある収納ができ、管理もしやすいのでおすすめです。
おもちゃに合った収納アイテムを使うことで、収納が劇的に楽になりますよ。
それでは、おもちゃの収納がスムーズになる、優秀な収納アイテムをご紹介します!
ランドリーバスケット
ランドリーバスケットは使わなくなったおもちゃをざっくり仕分ける際におすすめです♪
我が家ではランドリーバスケットなしでは部屋が片付かないほど、欠かせない収納アイテムです。
投げ入れるだけでいいですし、汚れたらさっと拭き取れるし消毒も簡単です。
収納以外でも、急な楽客時にとりあえず放り込んで片付けできるので、ランドリーバスケットは本当に重宝しています。
私のおすすめはIKEAのランドリーバスケットです。500円~1000円とリーズナブルな価格帯で、ポリエチレン製のソフトタイプ、プラスチック、布製、と素材のバリエーションも豊富。
取っ手付きのものからマチが広めのものなどデザインも多く展開しているので、自分の収納スペースにピッタリのものを見つけやすいです。
収納スペースに柔軟にフィットしてくれるソフトタイプ(ポリエチレン製など)がおすすめです。
お手頃価格なので、同じタイプのものをいくつか買っておくのもいいですね。
使わないときは重ねておけるのでスペースの節約にもなりますよ。
衣装ケース
使わなくなったおもちゃが大きめの場合や、収納スペースに奥行きがある場合は、衣装ケースがおすすめです。
クリアタイプの衣装ケースだと中身がひと目で分かるので、出し入れも楽チンです♪
前開き式のフタつき収納ケース
奥行きのスペースが取れない場合や、出し入れ予定のあるおもちゃの収納におすすめです。
上のケースをどかさずに、フタを開けて取り出せるのが前開きタイプのメリット。
収納後のおもちゃを「また出して!」とねだられた場合も、おもちゃ探しに苦労しなくてすみますよ。
不織布ボックス
不織布製のボックスは、軽くて取っ手がついているものが多いので子どもでも取り出しやすいです。
また、可愛いデザインのものも多く販売されているので、見える場所に収納する場合などにもオシャレでおすすめです。
不織布は通気性のよい素材ですが、湿気がこもる場所に入れっばなしにするとカビが生える場合があります。
うちでは布ものは入れないようにして、プラスチックなど拭き取れる素材のものを入れています。押し入れなど風通しの悪い場所に置く場合、除湿剤を入れたり、たまに風を通すようにしましょう。
ファスナーケース
パズルや教材のふろくなどの収納にはファスナーケースがおすすめです。
完成したパズルを入れたり、マチのあるファスナーケースは幼児教材のふろくなどを年齢別にラベリングして入れておくのに便利です。
兄弟がいる場合、下の子が大きくなったときにもすぐに取り出せます。
ファイルボックス
絵などの作品や、ファスナーケースに入れたおもちゃの収納にはファイルボックスがおすすめです。
ファイルボックスを使えば、ファスナーケースを縦にして収納できます。また、取っ手付きのタイプであればブロックなどの小物の収納にも使えますよ。
おもちゃの収納に使わなくなった場合も、教科書やテキスト入れとして使用できます。
おすすめはダイソーのファイルボックス。お手頃な価格も魅力です。
- 価格100円(税込110円)
- 材質:ポリプロピレン
- 商品サイズ:【32cm × 25cm × 10cm】
ジッパーつき袋
ジッパーつき袋もうちの必須収納アイテムです。迷子になってしまったレゴのパーツなど、捨てるに捨てられない小物の収納にもピッタリです。
透明なので後で探しやすく、直接マーカーで記入もできるので管理が楽です。
パズルは完成品をジッパー付き袋に入れて、立てて収納するのがおすすめです。
探しやすい上にスッキリ収納できるのでぜひやってみてください。
手貼りラミネートフィルム
ラベル作りにおすすめなのが、機械なしでラミネートができる、「手貼りラミネートフィルム」です。
アイロンや機械なしに、手で貼り合わせるだけでラミネート加工が完了する素晴らしいアイテムです。
100円ショップのDAISO(ダイソー)、Seria(セリア)、キャンドゥで取り扱っています。
名刺サイズからA4サイズまで幅広いサイズ展開で販売されているので、用途に合ったものを購入しましょう。
使わなくなったおもちゃは寄付して社会貢献しよう!
使わなくなったおもちゃの収納場所がない場合や、下の子が使う予定がない方は、「オークションサイトに出品する」「地域のフリマで売る」「知り合いに譲る」等の処分方法があります。
もう一つおすすめしたい方法が「使わなくなったおもちゃの寄付」です。
寄付をする場合は、子どもと一緒に消毒、手紙を書く、箱つめ、など準備を一緒にしてみましょう。
子どもにモノを大切にすることを教えるとてもよい機会になりますよ。
「使わなくなったおもちゃ」の寄付を受け入れている団体をいくつかご紹介いたします。
リボーンプロジェクト
使わなくなったおもちゃや生活用品を海外で現地販売している団体です。
収益でワクチン提供をしているほか、商品選別作業に現地の人を雇うことで、途上国に雇用の機会を提供しています。
- 自分でダンボールを用意して送る…送料自己負担
- 専用回収キットを購入する…1箱2400円・重量30kgまで送料無料
ワールドギフト
全国から集められた不用品を、発展途上国の恵まれない子どもたちに届けている団体です。
おもちゃやぬいぐるみ以外にも、衣類、ランドセルやかばん類など、いろいろな種類の不用品に対応しています。
物資の再利用によって途上国の食料支援やワクチンのサポートなどもしています。
送付方法
送る箱のサイズによって「寄付額」が決まっています。(海外への送料と支援活動をするための費用)
箱の3辺合計 | 重量 | 寄付額 | 送料 | 集荷 |
140cmまで | 30kgまで | 2900円 | 無料 | 郵便局が集荷 |
160cmまで | 30kgまで | 3700円 | 無料 | 佐川急便が集荷 |
制限なし | 30kgまで | 2900円 | 自己負担 | 制限なし |
児童館・保育園・幼稚園・児童養護施設など
児童館・保育園・幼稚園・児童養護施設では、おもちゃの寄付を受け付けているところもあります。
自分の住んでいる市区町村にある園や施設を探してみましょう。
まず、電話か問い合わせメールで以下を確認しましょう。
- おもちゃの寄付は受け入れているか?
- おもちゃの種類と状態
- 受け渡し方法(直接渡す、送料は元払いか着払いか)
受け取り可能か確認せず突然送ることはやめましょう。
まとめ
- 使わなくなったおもちゃを収納する前に、使う可能性のあるものと、絶対に使わないものをざっくりと分けておく
- 「1ヶ月使わなかったら」「学年が変わったら」など、使わなくなったおもちゃをいつ収納するか自分なりのルールを決めておく
- 使わなくなったおもちゃの収納前には、消毒や洗濯を済ませておくとカビの発生を防げる
- 収納時にはケースに写真ラベルをつけておくと、後で管理がラクになる
- それぞれのおもちゃに合った収納ケースを選ぶと管理しやすくなる
- ざっくり収納するにはランドリーバスケット、大きめのおもちゃは衣装ケース、出し入れする可能性があるものは前開き式フタつき収納ケースがオススメ
- パズルや教材などはファスナーケース、レゴなどはジッパー付き袋がオススメ
- 使わなくなったおもちゃは、児童館や保育園、NPO団体などに寄付をすることもできる
子どもが小さいうちは、毎日ママの頭を悩ませるおもちゃの片付け。
今回は使わなくなったおもちゃの収納方法をくわしくお伝えしましたが、「部屋がおもちゃであふれている!」という方はぜひ、この記事を参考におもちゃの収納をしてみてくださいね。
使わなくなったおもちゃを収納することで、部屋もスッキリ、気持ちよく過ごせて、子どももおもちゃを片付けやすくなりますよ!
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