洗濯物が完了したと知らせる音で、「あー洗濯物畳まなきゃ」と気が重くなる時ありませんか?
畳むのが嫌になった時、気になるのが「畳まない収納」ではないでしょうか。
しかし、畳まない収納にも、余裕のある収納場所が必要というデメリットがあります。
畳まない収納には「投げ込み収納」と「掛ける収納」の2パターンあり、それぞれ他にも気になるデメリットがあります。
投げ込み収納は、見た目がごちゃごちゃするし、掛ける収納は、乾燥機を使う場合はハンガーへの掛け直しも必要になります。
しかし、それ以上に家事の時短ができるという大きなメリットがあります!
畳まない収納にしたいと考えているあなたに、この記事ではデメリットやメリットから畳まない収納のおすすめの取り入れ方をご提案していきます!
畳まない収納のデメリットは?
畳まない収納の1番のデメリットとは、畳む収納と比較して余裕を持った収納場所が必要になることです。
特に主な収納を「掛ける収納」にし、オールハンガーにする場合には、かなり広い収納が必要になります。
間取りに余裕があり、広いファミリークローゼットがなければすべての衣類をハンガーに掛けることは難しいですよね。
狭いクローゼットに衣類をギュウギュウに詰め込んでも、着るときに出しにくくてストレスになりそうです。
畳めばすっきりする洗濯物も畳まない場合は、大きめの収納場所を作らないとすぐ溢れてしまうので、場所の確保が必要です。
他にも、投げ込み収納と掛ける収納に分けてそれぞれのデメリットを確認していきましょう。
投げ込み収納のデメリット
畳まないで投げ込みする収納方法には、3つのデメリットがあります!
- かさばる
- 見た目の悪さ
- シワになりやすい
デメリットを3つ挙げましたが、理由を含めてそれぞれ説明していきましょう。
かさばる
畳まないで何も考えず洗濯物を入れていくと、どんどんかさばって溢れますよね。
畳めればすっきり入る収納にも、畳まないと1.5倍ほどの余裕がないと溢れかえってしまいます。
我が家でも、ありがたいことに夫が乾いた洗濯物を片付けてくれることがありますが、畳まないで入れるので開け閉めしにくくなります。
引き出しが開けにくくなると、子供たちの力では開けられなくなるので、私がこっそり畳み直して収納しています。
もっと余裕を持った収納があれば投げ込みにしたいのですが、収納を置くスペースも限られるので我が家では畳まないといけません。
見た目の悪さ
畳まないで収納されていると、ごちゃごちゃして見た目が悪くなりますよね。
人目に付くところを畳まない投げ込み収納にしてしまうと、洗濯物が乱雑に入り部屋が汚い印象を与えてしまいそうです。
シワになりやすい
畳むことによって畳みジワができることもありますが、畳まない収納をするとくしゃくしゃなシワができます。
来客用のタオル、Yシャツ、外出着はシワのある状態では着たくないし、アイロンの手間も増えますよね。シワにしたくないものは投げ込み収納は向きません。
掛ける収納のデメリット
畳まないで掛ける収納方法には、2つのデメリットがあります!
- たくさんのハンガーが必要
- 乾燥機を使う場合はハンガーに掛け直す
掛ける収納では2つのデメリットがあります。それぞれ説明していきましょう。
たくさんのハンガーが必要
畳まない掛ける収納を始めようと思ったときには、掛ける衣類の分と予備のハンガーを準備する必要があります。
衣類によっては跡がついてしまうので、何でも良い訳ではなくハンガーも選ぶ必要がありますよね。
適当なハンガーに掛けて跡が付き、肩が出てしまっては着る時に必死でアイロンをかける必要が出てきます。
せっかく時短のために掛ける収納を採用したのに、手間が増えてしまっては元も子もありません。
乾燥機を使う場合ハンガーに掛け直す
掛ける収納は、ハンガーに干した洗濯物をそのままクローゼットに掛けることで、時短になる畳まない収納方法です。
干す作業を短縮のために、乾燥機を使っているというご家庭も多いですよね。
ドラム式洗濯機ならスタートを押すだけで洗濯から乾燥まで一気にできて本当に助かります!
しかし、畳まない掛ける収納にとってはデメリットになります。
もしあなたが乾燥機を使っている場合は、洗濯物をハンガーに掛け直しする必要がでてきます。
乾いた衣類を洗濯機からだして、それをハンガーにかける作業。たくさん衣類があったら負担に感じそうです。
洗濯物を畳まない収納のメリットは?
畳まない収納のメリットは、畳む時間をできて楽チン、家事の時短になることです♪
洗濯で負担になることの1位は、洗濯物を畳むことですよね。その作業から解放されたら嬉しい人は多いはず。
畳まない収納を取り入れると、洗濯物を畳まなくても良いのです!!これ以上のメリットがあるのでしょうか⁉
まだ他にもある、投げ込み収納と掛ける収納に分けてメリットを見ていきましょう♪
投げ込み収納は簡単!
畳まない投げ込み収納のメリットは一つ、簡単なことです!
洗濯物を分別して、決まった場所に投げ込むだけ!とっても簡単です。
タオルとパパ、ママ、お子さんごとに下着や靴下をパジャマなど決めた場所にポンポン投げ込んでいくだけ。
特に赤ちゃんがいる家庭では、たくさん着替えが必要です。1日に使う頻度も高いので取り出しやすくしたいですよね。
小さいのでかさばりにくく、シワが気にならない赤ちゃんの肌着やロンパースは、畳まない投げ込み収納がピッタリです!
掛ける収納はスッキリ見やすい!
掛ける収納のメリットは、並んだ服が見つけやすいこと!
すっきりと並んだ掛ける収納は、パッと洋服を見渡すことができて洋服を探すのも簡単になります。
ハンガーに掛けたまま洋服をコーディネートできるので、お出かけ前に部屋が洋服だらけになることもありませんね。
備え付けのハンガーパイプに、市販で買える2段用のハンガーパイプを吊り下げて、洋服を上段と下段に分けて掛けることで収納を増やすこともできます。
自分で洋服を選ぶようになったお子さんの衣類を、下段に掛けて収納するのも良いですよね!
ぎっちり詰まった掛ける収納では逆に洋服が埋まってしまい見つけにくくなるので、ゆとりを持った収納場所で掛けることが望ましいです。
パンツを畳まない収納にしてみる!
いきなり全部始めるのは大変と感じたあなたは、パンツや靴下などの細かい衣類から畳まない収納を始めましょう!
なんとなくパンツなどの下着を畳んでいるとしたら、一度畳むことをやめてみませんか?
パンツ用、靴下用、シャツ用とそれぞれ分けて収納を作り、畳まないで投げ込み収納ができれば時短にもなり、簡単です!
それぞれの収納を置くことができれば良いのですが、場所を取ってしまいますよね。
たくさんの収納を置けない場合は、1つの収納の中に「仕切り」をつけると良いですよ。
パンツなどの細かい衣類をまとめて収納している場合、奥に入り込んで見つけにくい時がありますが、仕切りを使えばすぐ見つかります!
好な大きさに変えられる仕切りや、小さなカップで仕切る、100均でも仕切りを購入することができるので取り入れやすいですね。
畳まないだけで、楽チンが少しずつたまって家事の時短につながりますよ!
畳まない収納で時短しよう!
デメリットもたくさんある畳まない収納ですが、そのメリットは洗濯物を畳む時間がなくなり時短になること。
デメリットも、畳まない収納の取り入れ方次第で気にならなくなることもありますよ!
最大のデメリットである、収納場所の確保という問題には断捨離がおすすめです!
見た目やシワが気になる投げ込み収納では、「人に見せない場所」に「シワになっても良い衣類」を収納できればメリットしか残りませんよね!
乾燥機を使った場合、掛ける収納だとハンガーに掛け直しが必要になりますが、もともと乾燥機を使わない衣類をそのまま掛けて収納すれば良いですよね。
上手に畳まない収納を取り入れることさえできれば、デメリットが気にならなくなるかも!
断捨離で収納場所を確保して時短に!
畳まない収納には、投げ込む、掛けるどちらしても畳む場合より、ゆとりのある収納場所の確保が必要です。
「今」の衣類の量と比較すると収納場所が必要になりますが、衣類の量自体を断捨離して減らすことができればどうでしょうか。
衣類が減ってスッキリするし、収納場所も今と変えずに畳まずに投げ込みできて、しかも溢れない!
断捨離でスッキリして、畳まない収納で家事の時短もできるなら、あとはあなたのヤル気次第です!
シワになっても良いものは投げ込み収納で時短!?
私が畳まないで投げ込む収納をおすすめするのは、洗濯物を干す場所または使用する場所の近くです!
投げ込み収納のデメリットは、かさばる、見た目の悪さ、シワになりやすいことの3つです。
しかし、簡単、楽チン、時短とデメリットにも勝るメリットがあるので、積極的に取り入れたい収納ですよね!
投げ込み収納が向いている場所は、来客からの目に触れない場所です。
- ランドリールーム
- 寝室
- クローゼットの中
人目に触れないのであれば、見た目がごちゃごちゃなのを目にするのは家族だけ。
もし、人目に触れない場所にしてももっとスッキリさせたい場合は、収納で目隠ししましょう!
投げ込み収納で見た目の悪さを気にする時にぴったりなのは、隠す収納です。
- ふた付の収納
- 引き出し付の収納
- バスケット、かご
フタを開ける、引き出しを開ける作業も無くしたい、見た目よりも家事の時短優先にする場合は、バスケットやカゴがオススメです!
隠すのではなく、ゆとりあるお洒落なカゴや袋を使って見せる収納もできますよね♪
入れる衣類の種類は、シワになりにくい、またはシワが気にならないものを投げ込み収納にする。例えば以下の3つ。
- タオル
- パジャマ、部屋着
- 下着、靴下
タオルや下着類を置くと便利な場所は、脱衣所ですよね。できるのであれば脱衣所や洗濯機の近く、またはその動線上に収納を置けるととっても便利ですね!
もちろん、着替える事が多い寝室やクローゼットの中に投げ込み収納を活用するのもおすすめです。
乾燥機を使わない衣類は掛けてスッキリ時短!?
掛ける収納のデメリットは、ハンガーがたくさんいることと、乾燥機を使う場合は乾いた洗濯物をハンガーに掛け直しすることです。
乾燥機を使わない衣類だけを掛ける収納にすれば、手間をかけずにハンガーごと畳まないで収納することができます。
ハンガーの数も乾燥機を使わない衣類の分と予備のハンガーのみで済みますね。
もしスペースがあるのであれば、洗濯前の脱いだ衣類を「乾燥機を使うもの」と「使わないもの」「その他」に分けておくとさらに時短になりますよ!
乾燥機を使わないものは、洗濯のみして干してから、そのままハンガーごとクローゼットなどに畳まないで掛けて収納します。
乾燥機で乾かすものが、全てシワになっても問題なければ、掛ける収納以外は投げ込みでも良いですよね!
どちらにも当てはまらないものが出てくると思うので、当てはまらないものを畳むようにします。
畳むものは最小限に!
来客者の目に触れるものや、畳まないことで溢れるものなど、畳むものを最小限に抑えましょう。
私はたくさんの洗濯物を畳むのは好きではありませんが、畳む作業は自体は嫌いではありません。
畳みながら子供とおしゃべりしたり、時には手伝ってもらったり、テレビを見ながらボーっと畳むなど…実は、ながら作業には最適なのです。
まとめ
- 畳まない収納のデメリットは、広めの収納場所を確保する必要があること
- 畳まない収納のうち、洗濯物をぽんぽん入れていく投げ込み収納は、見た目が悪く、かさばる、シワになることがデメリット
- ハンガー等に掛ける収納はハンガーが大量にいること、乾燥機を使うと乾いた洗濯物をハンガーに掛け直す手間があることがデメリット
- 畳まない収納のメリットは、畳む時間がなくなり家事の時短になること
- 投げ込み収納のメリットは、とても簡単なこと
- 掛ける収納は、見た目がスッキリして洋服を探しやすいこともメリット
- 一気に始めるのが大変そうと思ったら、まずはパンツなどの小さな衣類から畳まない収納を始めてみる
- シワになっても良い乾燥機を使えるものは、投げ込み収納にする
- 乾燥機を使いたくないものは、ハンガー干ししてそのままハンガーごとクローゼットへ掛けて収納にする
- どちらにも当てはまらないものを最小限に抑えて畳む
この記事を作成中に、私もとてもムダな作業をしていることに気がつきました(汗)
我が家ではなぜか干すハンガーとクローゼットの中のハンガーを分けていました。
二度手間なことに気づき、ハンガーを統一することで我が家の家事の時短になりました!
探すと時短できる家事はまだまだたくさんありそうです。家事の負担を減らして自分の時間を満喫しましょう!
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