スマートキッズベルトは、持ち運びができる携帯型幼児用シートベルトです。
スマートキッズベルトはシートベルトの長さを調節する補助装置で、その手軽さが人気ですが、実はデメリットもあります。
購入しようか悩んでいるあなたも、どのようなデメリットがあるのかが気になりますよね。
スマートキッズベルトは大人のシートに座って使用するので、小柄な子どもには体勢がつらくなり、外が見えず退屈になってしまうのです。
我が家もスマートキッズベルトの購入を悩んでいましたが、ちょうど私の姉が使い始めたので、実際に使った感想を聞いてみました。
デメリット以上にメリットがあり、購入を悩んでいるあなたにもおすすめしたい育児グッズということが分かりました!!
ぜひこの記事を最後まで読んで、購入の参考にしてみてください♪
スマートキッズベルトのデメリットは3つ!
スマートキッズベルトはポーランドで開発され、ヨーロッパやアメリカ基準の厳しいクラッシュテストを経て、安全が認証されています。
安全で手軽さが人気のスマートキッズベルトですが、実はデメリットが3つあります。
スマートキッズベルトにはどんなデメリットがあるの?
私の姉が実際に使って感じたデメリットをまとめたので、お伝えしますね。
- 乗り心地が悪くなる
- 勝手にシートベルトを外される
- クリップが固い
スマートキッズベルトのデメリットを、それぞれ詳しくご説明します。
乗り心地が悪くなる
大人用のシートに座るため、小柄な子や低年齢の子には、少し乗り心地が悪いと感じてしまいます。
ジュニアシートのフィット感が無くなり、幼児は体勢を保てずに姿勢が悪くなってしまうのです。
姉の子どもは細身で小柄な体型の為、ジュニアシートに座るよりもフィットせず、だらんとした姿勢になってしまうそうです。
また、ジュニアシートの高さが無くなるため、外が見えなくなってしまいます。
小柄なお子さんが長距離で乗る時には、外も見えず退屈だからジュニアシートの方がいい!と感じてしまうかもしれません。
また、子供が寝た時に首がクラっとしてしまう為、ネックピローを使うと首が安定しますよ。
勝手にシートベルトを外されて危険
子どもによっては、勝手にシートベルトを外してしまうこともあるようです。
ジュニアシートは、シートベルトの着用部に手が届かないなどで、簡単には外せません。
しかしスマートキッズベルトを使用すると、シートベルトにすぐ手が届いてしまう為、簡単に外してしまいます。
出発前にシートベルトを確認し、信号待ちなどの時にこまめに確認しましょう。
大切な命を守る為に、シートベルトの大切さをお子さんにもしっかり伝えましょう。
クリップが固い
このスマートキッズベルトは、赤いクリップを開ける時が固いのです。
だからこそ安全なのですが、いざ開けたい時には大変ですよね。
握力の弱い女性には少し開けづらいと感じてしまうかもしれません。
一度つけると開けるのが大変な為、子どもの他に誰も乗せないのであれば、付けっぱなしにしてしまう事がおすすめです。
ただ、付けっぱなしだとシートベルトがたるみ、金具部分をドアに挟んでしまう可能性がある為、ドアを閉める時には十分注意しましょう。
デメリットが3つあることがわかりましたね。クリップが固いと、せっかちな私にとっては「開かない!!」とイライラしてしまいそうです(笑)
シートベルトを勝手に外されてしまうのも怖いですし、乗り心地が悪くなってしまうのもかわいそうと感じました…。
しかし、スマートキッズベルトはデメリット以上にメリット沢山なので、次はメリットについてご紹介しますね!
スマートキッズベルトはデメリットよりメリット沢山!!
スマートキッズベルトのデメリットをあげると、購入を悩んでしまうかもしれません。
しかし、スマートキッズベルトは、デメリットよりもメリットが5つと沢山あるのです!!
私の姉が使ってみて感じたメリットを聞いて「私も欲しい!!」と感じました!
メリットが沢山あるのは嬉しいですね♪
デメリットよりも沢山あるメリットをご紹介していきますね♪
- コンパクトで持ち運びしやすい
- ジュニアシートより安く購入できる
- 長く使える
- 車内が広くなる
- 大人のシートに喜ぶ
このように、スマートキッズベルトは5つのメリットがあるのです!!一つずつ解説していきますね。
コンパクトで持ち運びしやすい
スマートキッズベルト最大のメリットが、コンパクトなので持ち運びがしやすいのです!
スマートキッズベルトは120グラムなのでとても軽く、カバンに入れてもかさばらないのが特徴です。
姉が帰省した時もスマートキッズベルトを持ってきて、実家の車で使用するのでとても助かっているようです。
帰省時や旅行先にも持って行けるので、実家の車やレンタカー、タクシーに乗る時にも使用できるので、どこでも使える手軽さが魅力ですね♪
ジュニアシートより安く購入できる
ジュニアシートは大体1万円を超えてしまいますが、スマートキッズベルトなら5千円前後で購入できます。
ジュニアシートよりもお手頃で購入できるので、ありがたいですよね。
兄弟がいる場合、ジュニアシートを何個も用意するとかなり高額になってしまいます。
我が家も長女と次女の分で、ジュニアシートを2~4万円もかけて購入するとなると、かなりキツイです…。
スマートキッズベルトなら、兄弟の分を揃えても1万円前後なので、比較的出費を抑えられるのです!
長く使える
スマートキッズベルトの対象年齢は3~12歳まで、適応体重は15kg以上~36kg以下となっています。
適応体重 | 15kg以上~36kg以下 |
対象年齢 | 3~12歳 |
その為、補助がなくてもシートベルトが着用できる大きさになるまで、スマートキッズベルトを使用できるのです。
しかし、子どもの体格にもよるので、3歳を超えていても15kg以下のお子さんだと少し危険です。
お子さんが十分に大きくなってから、使用するようにしましょう。
車内が広くなる
ジュニアシートがない分、室内を広く使うことができます。
兄弟がいてジュニアシートが2つも並ぶと、3人乗れるシートが実質2人乗りになってしまいますよね。
スマートキッズベルトなら、ジュニアシートのように場所を取らずに済むので、車内が広々とします。
子供を乗せていない時には、買い物した荷物などが置きやすくなりますよ♪
大人のシートに喜ぶ
ジュニアシートを嫌がるお子さんは、大人と同じシートになるのでとても喜びます。
子どもは大人と同じの物が好きですよね。大人と同じにしたいという気持ちが満たされるようです。
車に乗りたがらないお子さんは、もしかしたら大人と同じシートに座りたいのかもしれませんね。
しかし、助手席での使用は危険とされているので、後部座席で適正に使用するようにしましょう。
姉の子どもも、大人のシートに大喜びしていました。子ども扱いされるのが嫌いな子だったので、とても満足そうでした。
スマートキッズベルトのデメリットは法律NG?実はOK!!
とても便利なスマートキッズベルトですが、日本の法律には対応しているのでしょうか?
スマートキッズベルトは、ちゃんと道路交通法で安全な装置だと認められています。
もし日本の法律に対応していないならデメリットでもありますし、そもそも使用するのも危険になってしまいますよね。
スマートキッズベルトを認知していない警察官もいるようなので、止められてしまう可能性がある事はデメリットかもしれませんね。
警察官に止められても説明できるように、取扱説明書も一緒に持ち歩くことをおすすめします。
取扱説明書の最後に、安全基準について、法律で認められている事などが記載されています。
取扱説明書も常に持ち歩けば説明ができるので、デメリットでもなくなりますよ。
ネットではスマートキッズベルトの類似品が販売されていますが、類似品では法律で認められていないので気をつけてください。
では、道路交通法や正規品の見分け方などを、詳しくご説明していきます。
道路交通法でも認められている
スマートキッズベルトは、道路交通法で次のように認められています。
道路交通法第71条の3 第3項について
スマートキッズベルトは警察庁交通局より、道路交通法の定める「幼児用補助装置」への適合製品として、日本国内での使用を許可されております。(警察庁情報公開室の許可を受けて掲載しております)
引用メテオAPAC株式会社スマートキッズベルト公式ページ
このように、スマートキッズベルトの公式ページに記載されています。
しかし、スマートキッズベルトの正規品より安く販売されている類似品は、法律で認められていません。
それでは、スマートキッズベルトの類似品と正規品の見分け方を、ご説明しますね。
類似品には注意!正規品の見分け方
スマートキッズベルトの類似品は、正規品よりも安く購入できますが、類似品の購入はおすすめしません。
なぜなら、法律で認められているのはスマートキッズベルトだけだからです。
正規品の見分け方は、タグに「輸入販売元:メテオAPAC株式会社」と表示されています。
このタグの表示がないものは類似品の偽物なので、十分注意してください。
正規のスマートキッズベルトの見分け方が、公式ページにも記載されています。
正規品の見分け方について
スマートキッズベルト正規品のタグには、「輸入販売元:メテオAPAC株式会社」の表示があります。
引用メテオAPAC株式会社スマートキッズベルト公式ページ
私もスマートキッズベルトについて詳しくなかった頃、安い物でもいいかなと思っていました。
しかし、安い類似品では、安全な物だと認められていません。
万が一事故にあった時に、大切な命を守る為にも、スマートキッズベルトの正規品を購入しましょう。
スマートキッズベルトが安全な物だと分かり、安心しましたね。
次では正しく着用できるように、取り付け方もご説明していきますね!
スマートキッズベルトのデメリットは取り付けが大変?
スマートキッズベルトのデメリットで「クリップが固い」とありましたが、取り付け自体も大変なのでしょうか?
取り付けが大変なのはイヤだな。できればサッと取り付けたい!!
実はスマートキッズベルトの取り付けはとても簡単なのです!!
スマートキッズベルトはクリップが固いというデメリットもありましたが、安全のために仕方のない事でもあります。
スマートキッズベルトの取り付けの手順は、次の通りです。
- 姿勢を正して座らせて、通常通りにシートベルトを着用する
- シートベルトの腰ベルトに、下側クリップを固定する
- 上側クリップが、子どもの肩の真上にくるように、アジャスターでベルトの長さを調節する
- 上側クリップを肩上で固定する
スマートキッズベルトの取り付け方はこの4ステップだけなので、とても簡単ですよね♪
クリップが固いというデメリットは、シートベルトの金具部分を引っかけて開けるという手段で解決できます。テコの原理で開けられるそうです。
しかし、何度もシートベルトの金具で開けていたら、クリップが傷付いてしまうので気を付けてくださいね。
まとめ
- スマートキッズベルトは「乗り心地が悪くなる」「勝手にシートベルトを外される」「クリップが固い」という3つのデメリットがある
- スマートキッズベルトのメリットはデメリットよりも多く、持ち運びしやすく、ジュニアシートより安く購入できるのである
- 長く使えて、車内が広くなり、子どもが大人のシートに喜ぶ事も、スマートキッズベルトのメリットである
- スマートキッズベルトは、道路交通法でもちゃんと認められている
- ヨーロッパやアメリカ基準の厳しいクラッシュテストを経て、安全に使用可能と認められている
- スマートキッズベルトの類似品がネットで安く販売されていて、類似品は法律で認められていない
- スマートキッズベルトの正規品の見分け方は、タグに「輸入販売元:メテオAPAC株式会社」と記載されている
- スマートキッズベルトの取り付け方は、通常通りにシートベルトを着用してから取り付ける。
- スマートキッズベルトの取り付け方は、シートベルトの腰ベルトに固定し、長さを調節してから肩上で固定する。
スマートキッズベルトは、デメリットばかりではないのです。
むしろ安全に使えて、とても便利な育児グッズだということが分かりましたね♪
私も姉が使用しているのを実際に見て、購入しようと決意しました!
もしあなたも購入を悩んでいたら、とても便利で安全な物なので、ぜひ検討してみて下さい。
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