水栓やシンク、洗いかごに固着した水垢は、クエン酸を使用して酸の力で汚れをゆるめてから落とすと軽い力で落とすことができ、キレイに掃除ができます!!
水栓や洗いカゴに固着した白い汚れは、水に含まれるミネラル分が蓄積して固まってできたものですが、一般的に「水垢」と呼ばれています。
軽いものであれば研磨剤でこすり落とすこともできますが、水栓に固着した頑固汚れになってしまうとなかなか落ちません。クエン酸で汚れをゆるめると軽い力で落とせます。
ポチップ
私は洗い物が終わると必ず水滴を拭くようにしていますが、それでも水栓やシンクに水垢が固着してしまうので、頭を悩ませています。
この記事では、水栓に固着する水垢をクエン酸で落とす方法や、水栓の外し方、固着する原因をご紹介してます!
水栓に固着した水垢はクエン酸で落とせる!!
水垢はカルシウムやミネラルなどの成分が固まって石化したものでアルカリ性質を持っています。
そこで酸性の性質を持つクエン酸を使うと、水垢の汚れが中和され、落としやすくなります。
アルカリ性の性質は中性洗剤では落としにくく、台所用の洗剤をスポンジにつけて掃除をしてもなかなか落ちません。
私はキレイ好きな方なので、洗い物の後には必ず水栓周りやシンクの水滴を拭き上げるのですが、どんなに拭いても水栓の細かい箇所に白い水垢が気付けば出来ています。
水垢は見た目に悪いのもありますが、水垢が水栓に固着すると劣化が進むので必死に掃除をしているのに、なぜ水垢ができるんだと落ち込みます。
そんなキレイ好きな私がとっておきの掃除方法をご紹介しますので、是非日々の掃除に取り入れてみてください!
クエン酸で掃除する方法
クエン酸はスプレー式の水溶液タイプ、粉末タイプが販売されており、100円ショップやホームセンターなどで購入できます。
クエン酸を使って掃除する方法はとてもシンプルで簡単なので、水栓の水垢が気になるあなたも直ぐに掃除できますよ!
クエン酸を使用した掃除の方法を一緒に確認していきましょう!
- 水栓に固着した水垢にクエン酸スプレーを吹きかけ、スポンジでこする
- 汚れが落ちたら、クエン酸が残らないように水で洗い流す
本当に簡単なので、今からでも掃除がしたくなったのではないでしょうか？
ガンコな水垢はスプレーを吹きかけただけではなかなか落ちないので、クエン酸スプレーを吹きかけたあと、キッチンペーパーやラップで密着させると汚れに浸透し落としやすくなります。
汚れの状態によっては、5分から10分放置して様子を見ながら調整することをオススメします!
クエン酸で掃除する場合の注意点
クエン酸の使い方によっては水垢の状態が悪化するだけでなく、取り返しのつかない事故を引き起こす可能性があります。
クエン酸で掃除を始める前に、トラブルを防ぐ注意点をご紹介しますので一緒に確認していきましょう。
・塩素系の洗剤と併用して使用しない
・長時間の漬け置き、高濃度で使用しない
クエン酸は塩素系の漂白剤と混ぜると、人体に有害なガスが発生してとても危険なので注意が必要です。
洗剤の中には塩素系もあるので、使用前には取り扱いの注意点を必ず確認しておくことが必要です。
併用すると排水管で化学反応が起きてガスが発生する危険もあるので、クエン酸と塩素系の洗剤は同じに使用するのは避けるようにしてください。
クエン酸の代用品
クエン酸は100円ショップでも販売していますが、手元にない場合は食用のお酢でも代用する事ができるので、簡単なお掃除方法をご紹介します!
お酢をキッチンペーパーに染み込ませて、水垢を覆うように貼り付け、5分ほど放置します。
軽くこするように洗い流すと水垢が簡単に落ちますが、頑固な水垢は研磨剤で磨いて落とします。
研磨剤がない時は、各家庭に必ずある歯磨き粉を研磨剤の代用としてしようすれば水垢を落とす事ができます!
水栓が固着したときの外し方!
キッチンの水栓交換は、専門の業者でないと無理だと思われるかもしれませんが、注意点や外し方の手順を押さえておけば可能です。
台所の水栓は水まわりの中で最も使用頻度の高い箇所ですが、10年程度でトラブルが出始めることが多くなります。
水栓が固着し劣化する事で水漏れしたり、水垢が固着し見た目の問題で交換を考えたり、様々な理由があると思います。
後付けの食洗器を購入して蛇口を分岐させる必要が出たり、使用変化に合わせて水栓の交換を検討する方も多いかもしれません。
ここからは、自分で水栓交換をする場合の外し方や注意点をご紹介していきます!
水栓の外し方
ここからは、キッチン用(ワンホール混合水栓)の取付方法をご紹介していきますが、道具はモンキーレンチがあればOKです!
- 止水栓を止め、水栓交換の作業中に水が噴き出してしまわないようにする
- 古い蛇口の配管部分の部品を外し、本体を撤去
- 水栓本体を外す
- 新しい水栓を取り付け、部品で固定する
- 水が出るか確かめる
水栓の外し方としては、手順も単純なので素人でも取替可能ですし、ホームセンターに売っている水栓には取替方法がイラストや写真付きでついているので簡単にできますよ!
私も家を建てて10年経ちますが、新しく販売される節水機能の水栓が羨ましくて、どうにか安く取り替えたいと模索しました。
業者に頼むと、手数料等で2万円近くの見積もりだったので簡単に頼むことはできず、時だけが過ぎていく日々を過ごしていました。
そこで、私は自分で交換する方法を試してみましたが、素人ながらも交換する事ができました!
もちろんナットを閉めたりする力がいる部分は、夫に頼みながら一緒に協力して交換しましたよ!
自分で交換した水栓は一層輝いて見え、洗い物も苦痛に感じず楽しむ事ができました♪
取替の注意点
水栓の交換をする理由が水漏れの場合は、水栓ごと交換する必要が本当にあるのかを確認してください。
パッキンの劣化による水漏れであれば、パッキンを交換するだけ済みますし、費用もパッキン代のみなので数百円で済みます。
ナットのゆるみによる水漏れの場合は、ナットを締め直すだけで水漏れが直ることがありますが、原因が配管や部品の欠損の場合もあります。
蛇口のパーツにヒビが入ったり、金属が劣化したなどの原因が考えられる場合は、自分で取替や修理は難しいので専門の業者に頼みましょう。
水栓に固着する原因は?
水道水にはミネラルやカルシウムなどの成分が含まれているため、乾燥し固まってしまうと水垢になってしまいます。
その水垢が水栓に固着する事で、白いうろこ汚れとなりなかなか簡単には落とせない厄介な汚れになります。
できたばかりの水垢は軽くこするだけで落ちますが、水垢を長い時間放置すると蓄積され、頑固な水垢汚れとなります。
浴室の床やシンク、蛇口などは水垢に石鹸のカスや皮脂汚れが含まれるので、汚れの成分が複雑になりさらに汚れが落としにくくなります。
水垢を防ぐお手入れ方法
水垢を防ぐのにもっともいい方法は、水栓周りを使うたびに毎回ピカピカに掃除をし、水道水を残さずにしっかりと乾かすことです。
濡れ雑巾で拭いても、多少の水分が残り水垢になりやすいので、乾いた雑巾かキッチンペーパーでキレイに拭いて乾かしましょう!
ですが毎回念入りに掃除を行うのは、時間的にも体力的にも難しく私も毎回掃除はできません。
もちろん毎回キレイに掃除をするのが理想ですが、「現実的には厳しい」、「もっと簡単に防ぎたい」とあなたも思いますよね?
そこで、1日1回だけちょっとした手間で行える、水垢防止策をご紹介します！
1日1回の簡単な予防法!
簡単な予防法に必要な物は、わざわざ買わなくても家庭に必ずある物で行えます。
早速、簡単な予防法に必要な物を確認していきましょう!
簡単な予防法に必要な物は、以下の3つだけになります!
・スポンジ
・台所用洗剤
・乾いたタオル
必要な物が準備できたら、早速1日1回の簡単な予防法をご紹介します!
- 台所用洗剤を含ませたスポンジで、水栓周り全体をまんべんなくこすって汚れを落とす
- 全体をスポンジで洗ったら、水で泡と汚れをよく流す
- 残った水滴をタオルで丁寧にふき取る
これで、水滴と汚れを除去する事ができるので、ただ水滴を拭くだけの予防法より水垢ができにくくなります。
1日の最後である、夕食を片づける時に行うだけで十分な効果があるので、是非今日からでも実践してみてください!
まとめ
- 水栓に固着した水垢はクエン酸で落とせる
- クエン酸を固着した水垢にスプレーし、ラップで5分なじませれば頑固な水垢も落としやすい
- クエン酸の代用品としてお酢で水垢掃除ができる
- クエン酸は塩素系洗剤と使用しない
- 水栓に固着した水垢はクエン酸で落とせるが長時間漬け置きしない
- 水栓に固着した水垢を防ぐには水滴を拭く
- 水栓はモンキーレンチがあれば自分で外し交換可能
酸性の性質をもつクエン酸は、アルカリ性の水垢汚れを落とすことができますが、ガンコな水垢汚れはクエン酸でパックすれば落としやすくなるのでオススメです。
ですが、クエン酸を長時間つけ置きすると、変色や汚れがさらにひどくなる可能性があるので注意してください。
どうしても自分で水垢落としができない場合は、ハウスクリーニングなどのプロの掃除を利用してみましょう。
プロに任せれば、水垢以外の汚れも一緒に掃除してくれるので一石二鳥ですよ♪
水栓の交換を自分でやるのもいいですが、交換作業の途中でわからなくなったりした場合は、専門の水道業者に電話で相談してみましょう。
どこまで作業を進め、どういう水栓や部品を用意しているのかなどを事前に電話で伝え相談すれば、水栓交換作業を依頼された業者もスムーズに作業が進められます。
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