スマホやパソコンを使うのには欠かせないWi-Fiルーターですが、あなたは家のどこに置いていますか?
家の形や情報コンセントの位置によって、ルーターの置き場所は変わってきますよね。
配線がごちゃつきやすくつい隠してしまいたくなるルーターですが、実は、ルーターの置き場所は壁掛けにするのがベストです!
床置きやテレビの裏などに置くのはオススメできませんので、周りに物が少ない家の中央で、床より高い位置で設置しましょう。
しかし、実際にルーターを隠すことなく壁に掛けるには、どうすればいいのでしょうか?
今回は、ルーターを効果的にできる壁掛けの方法や、住宅の形によるオススメの置き場所をご紹介します!
ルーターの設置にオススメのインテリアグッズもご紹介しますので、ぜひご自宅で活用してみてくださいね♪
ルーターの置き場所は壁掛けがベスト!
Wi-Fiの接続がイマイチなのだけど、ルーターの置き場所が悪いのかな…?
360度電波を発しているルーターの置き場所は、壁掛けがベストです!
周りにたくさんの物や家電製品があると、電波の邪魔になってWi-Fiの接続も悪くなってしまいます。
これでは高性能なルーターを買っても効果は十分に発揮できませんよね。
では、ルーターの効果的な置き場所と壁掛けにする方法をご紹介していきます!
効果的な置き場所
ルーターの置き場所は壁掛けがベスト、と言いましたが、なぜ壁掛けがオススメなのでしょうか。
まずルーターが効果を発揮する設置場所の条件をあげてみます。
- 電波を飛ばしたい範囲の中央に位置
- 周りに電波を遮断するものがない
- 床より高い場所
家の中で条件を満たす効果的な場所を考えてみると、リビングにあるテーブルの上などがルーターの置き場所としては最適かもしれません。
しかし、常時リビングのテーブルにコンセントやケーブルが伸びてルーターが置いてあるのは、現実的ではありませんよね。
ペットや子供に遊ばれても困りますし、大人も足を引っかけてしまうかもしれません。
したがって、情報コンセントからコンセントやケーブルをあまり伸ばさずに、床より高い位置で電波が遮断されるものが少ない、情報コンセントのある壁に設置するのが最適なのです!
NGな置き場所
ルーターの置き場所の注意点も確認しておきましょう。
床に直置きは電波の問題だけでなく、配線やルーター本体にほこりが溜まりやすくなります。
故障の原因にもなるので、避けたほうがいいでしょう。
恥ずかしながら私は、一人暮らしの時にルーターを床に直置きしていました。
さらに周辺の掃除を怠ってしまい、故障させてしまったことがあります(泣)
ネット回線の修理に来た業者さんに注意されたことは、今でも忘れません…。
とはいえ、ほこり対策のためにとルーターを布で隠したり箱に収納したりしてもいけません。
インテリア的にも、目立たないように隠したいと思ってしまいますよね。
しかしルーターを完全に覆うと熱がこもって危険ですので、必ず放熱される状態にしてください。
そして意外と盲点であるのが、家電製品と水による電波の遮断です。
ルーターの近くには、電波に影響を及ぼしやすい家電製品や水槽などの水ものは置かないようにしましょうね!
壁に設置する方法
ルーターの置き場所は壁が効果的であることはわかりましたね。
しかし、ルーターはどのように壁に設置すればいいのでしょうか?いくつか方法をご紹介いたします!
- 壁掛け対応のルーターを使う
- 壁掛け対応のルーター収納ボックスを使う
- ウォールシェルフを使って設置する
- 壁掛け非対応のルーターはDIYで壁に設置
実は、ルーターには壁掛けに対応している機種があります!
あなたの家にあるルーターにも、壁に掛けるための穴が開いていませんでしょうか?一度確認してみてください!
これからルーターを買うのであれば、隠さなくてもインテリアに馴染むシンプルなルーターも売っていますよ♪
壁掛け非対応のルーターでも、100円ショップなどの便利グッズで簡単に壁掛けにすることができます。
セリアの「壁にスッキリ収納できる両面テープフック」という商品は壁掛け収納にはもってこいの商品です。
耐荷重には注意が必要ですが、手軽にルーターを壁掛けにすることができますよ。
またルーター用の収納ボックスやウォールシェルフなどのインテリアグッズを使って設置すれば、見た目もスッキリしますよね!
オススメのインテリアグッズは「ルーターの置き場所はインテリアグッズで解決!」でご紹介していきますので、そちらも参考にしてください♪
さらに、壁掛けの時に気になるケーブルやコード類は、配線カバーを使って整えることをオススメします。
ぶら下がったコード類をスッキリさせることで、見た目もキレイになり、引っ掛かりなどの危険防止にもなりますよ。
ルーターの置き場所はマンションではどこがいい?
マンションは多様性があるため、情報コンセントもいくつか配置されていることが多いです。
その中で、ルーターの置き場所はどこが一番効果を発揮できるのでしょうか?
ルーターは電波を飛ばしたい範囲の中央を置き場所にすることが最も効果的です。
マンションの大きさ別にオススメの置き場所をご紹介していきますね。
1R~1LDKの設置場所
単身向けマンションの1R~1LDKでは、インターホン付近とテレビ用の情報コンセントにルーターを設置できるようになっていることが多いです。
そこで、オススメの置き場所はインターホン付近の情報コンセントです!
インターホンは玄関・廊下とリビングの中央付近に位置していますので、家全体に電波が届きやすい位置となっています。
また、テレビ用の情報コンセントを使えば必然と家電製品であるテレビの近くにルーターを設置することになるので、電波不良の原因になりかねません。
2LDK以上の設置場所
2LDK以上の規模のマンションになると、リビングと個室を廊下でつないでいる間取りが多くなりますね。
1R~1LDKに比べると多様性も増えるので、情報コンセントの数も多くなります。
たくさんある情報コンセントの中でも、廊下に近い位置にある情報コンセントにルーターを設置しましょう。
そうすることで、リビングと個室の両方を1台のルーターで賄うことができます。
私の家は3LDKのマンションですが、ルーターは廊下にある納戸内の上部に設置しています。各部屋、問題なくWi-Fiを使えていますよ♪
どうしても1台で電波状況が悪くなってしまう部屋があるのなら、優先したい部屋に近づけて設置するか、中継器の設置をしましょう。
ルーターの置き場所は一軒家ではどこがいい?
では、一軒家でのルーターの置き場所はどこがいいのでしょうか?
どんな条件の住宅であっても、ルーターは電波を飛ばしたい範囲の中央を置き場所にすることが鉄則ですよ!
一軒家と言っても平屋、2階建て、3階建てなど階層も違えば、これから建てる新築物件やすでに建てられている物件など様々です。
木造か鉄筋コンクリート造かでもルーターの効果は大きく変わってきます。
ここでは条件が様々な一軒家の形状別に、ルーターを置くオススメの場所をご紹介していきますね!
ちなみに平屋の場合は「ルーターの置き場所はマンションではどこがいい?」を参考にルーターの置き場所を決めてくださいね♪
2階建て一軒家の設置場所
1階がリビング、2階が個室となっている一般的な2階建ての一軒家では、1階の階段付近をルーターの置き場所にするといいでしょう。
1階と2階の間に電波を遮るものがなく、各部屋の中心付近になるので通信が安定します。
しかし、階段が各部屋から離れている場合はやめておきましょう。
Wi-Fiが必要な各部屋からルーターが遠くなってしまい、十分に電波が届かなくなってしまいます。
階段が各部屋から遠い場合は、ルーターを1階のリビングに置くことがオススメです。
リビングと各部屋の間に床を挟むことになりますが、2階にある各部屋までの距離は近くなりますので一定の電波は届くでしょう。
なお、鉄筋コンクリート造でリビングが広い場合は床厚が厚くなっているので、2階に電波は届きにくくなります。
その場合は、2階の廊下や階段付近などに中継器を置いて電波を安定させて下さい。
3階建て一軒家の設置場所
3階建て以上の一軒家になると、1つのルーターで家全体をまかなうのは難しい場合がほとんどになります。
ですので、1階にルーターを設置して、2階と3階をつなぐ階段付近に中継器を置くのが効果的です。
しかし1階が玄関と駐車場だけで、Wi-Fiを使う予定がないということもあるでしょう。
その場合は2階建ての一軒家を参考にし、2階と3階にある部屋の位置関係でルーターの位置を決めてくださいね。
さらにこれから家を建てる場合は、LANケーブルを壁の中に配線して各部屋まで有線で繋げてしまう方法もあります。
工事費がかかりますので、3階建て以上の場合で必要があれば検討してみてもいいのではないでしょうか。
ルーターの置き場所はインテリアグッズで解決!
せっかくキレイにしているお部屋では、ルーターや配線は見えないほうがいいですよね。
でも、ルーターは隠さないほうがいいのに、どう置いたらいいのだろう…。
ここでは、ルーターの置き場所でお困りのあなたにオススメのインテリアグッズをご紹介していきますね!
特に壁掛けタイプではないルーターに活用できますので、ぜひ参考にしてみてください♪
ルーター専用の収納ボックス
オンラインショップやインテリアショップでは、ルーター専用の収納ボックスが売っています。
もちろん、壁掛けタイプの収納ボックスも種類が豊富です!
自宅のインテリアに合ったデザインの収納ボックスを見つけて、ルーターの置き場所を効果的に設置してみてはいかがでしょうか。
ここで大事なポイントになるのが、「ルーター専用」という点です。
ルーター専用のものは放熱がしっかりでき、安全にルーターを収納できる作りになっています。
また収納ボックスの素材や形も電波を遮断しにくいものが使われていますので、ルーターを収納してもWi-Fiの通信が悪くなることはないでしょう。
ウォールシェルフ
もう1つルーターの置き場所としてオススメなのが、ウォールシェルフです!
壁に収納棚を作ることで、ルーターを効果的に設置することができます。
ウォールシェルフにルーターを設置すると、ルーター本体は見えてしまいますが掃除などのお手入れは簡単になりますし、放熱や電波の面で安心ですよね。
私がオススメするウォールシェルフは、無印良品のウォールシェルフです!
ウォールシェルフ自体をシンプルなものにすれば、設置したルーターが悪目立ちすることはありません。
それゆえ無印良品のシンプルなウォールシェルフは、とてもオススメできる商品です。
その他にも、オンラインショップやインテリアショップで色々なウォールシェルフが売っていますので、お好みのものを探してみてください♪
まとめ
- ルーターの置き場所は壁掛けが効果的でオススメ
- ルーターは電波を飛ばしたい範囲の中央で、床よりも高い位置に設置することが効果的である
- 壁掛けタイプのルーターも販売している
- 布や箱でルーターを覆ってしまうと放熱ができず危険である
- 家電製品、水回りの近くは電波が遮断されやすい
- マンションでのルーターの置き場所は、各部屋の中央付近になる廊下などに設置する
- 一軒家でのルーターの置き場所は、階段付近やリビングに設置すると各部屋に電波が届きやすい
- どうしてもルーター1台で電波の届かないところがあれば、中継器を使う
- ルーター専用の収納ボックスやウォールシェルフを使うと、インテリアを邪魔せずルーターを設置できる
Wi-Fiの電波が悪いな…ということは、私もよく家や外出先で経験します。
しかし、電波が悪い時はルーターの置き場所や周りの遮蔽物の位置を変えることで改善できることが分かりましたね!
インテリアも楽しみながら、ご自宅の形に合わせてルーターを効果的に活用できるように、工夫してみてください♪
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