小学生のお子さんにリップスティックを購入したものの、乗り方がうまく分からなくてお困りではないですか?
リップスティックは左足を前に置く乗り方が良いとされています。
リップスティックとは、別名ブレイブボードと呼ばれるもので、2枚の板にそれぞれ1つずつ車輪がついており、板が前後に動くようになっているスケボーのようなものです。
具体的に、どういう手順で練習していくのかも含めて、詳しくご紹介します♪
また、大人も乗り方を覚えることで、年代に関係なく、一緒に楽しめる万能な一面もある魅力的なものです。
今回はそんなリップスティックの魅力も一緒にご紹介していきますね。
リップスティックの乗り方は左足前が正解⁉︎
リップスティックの基本的な乗り方を確認していきましょう。
まず、足は多くの人は左足が前になるように乗る方がいいと言われています。
左足が前になる乗り方を、「レギュラースタンス」と呼びます。逆に右足を前にする乗り方は、「グーフィースタンス」と呼ぶそうです。
なぜ左足が前の方が良いのかというと、リップスティックは後ろ足に重心を置いて滑っていくので、重心の足が利き足だと滑りやすいのです。
リップスティックの説明書には、「軸足を前に乗せて、利き足である後ろ足で地面を蹴って前に進む」とありますが、これは左足を前に置き、右足で地面を蹴るということです。
日本人の多くは右が利き足になるので、ほとんどの人は左足を前に乗せて滑る方が正解でしょう。
ちなみに利き足とはボールが蹴りやすい足、階段を登るときに最初に出る足、あぐらの時に外に出る足のことを言います。
それでは、ここから全部で7つのステップを練習していきましょう。
この7つのステップを順番に練習していけば、あなたもリップスティックの基本的な乗り方をマスターすることができます‼︎
ステップ1リップスティックを起こしてみよう
左足が前にくることが分かったら、次はリップスティック本体を使って練習していきます。
最初は左足を使って、倒れているリップスティックを起こす練習です。
ボードを起こすことで、走る前に左足を使う練習をしていきましょう。
ステップ2スライドさせてみよう
リップスティックを起こすことに慣れたら、次は動かす準備です。
いきなり手を離して乗ることはできませんので、まずは左右にスライドさせてどのように動くのか体感してみましょう。
ステップ3リップスティックの上に立ってみよう
リップスティックがどのように動くのか分かったら、次は両足を乗せてリップスティックの上に立ってみましょう。
何もなく立つのは難しいので、手すりや壁などを使って立ってみるようにしてみてください。
リップスティックに乗る感覚が、徐々につかめてきましたね♪
ステップ4降りる練習をしよう
両足で立てるようになったら前に進みたくなりますが、先に降りる練習をしていきましょう。
リップスティックから安全に降りるためには、つま先から降りることが重要です。
両足を乗せて立ち、つま先から降りることを繰り返し練習してみましょう。
ステップ5手すりや壁を使って前に進んでみよう
次は前に進んでみましょう。最初は手すりや壁などを使って練習していきます。
両足をリップスティックに乗せて、手すりや壁をつたってゆっくり前に進んでみましょう。
この時に進む方向を見ることを忘れないようにしましょう。
最初は足元が気になってついつい下を向いてしまいがちですが、それでは衝突事故の原因になりかねません。
私の一番上の子供は自転車の練習の時になかなか前を見れず、衝突事故を起こしそうになりヒヤッとしたことがありました。
最初のうちに進行方向前を見るクセをしっかりつけておきましょう。
またこの時、つま先から降りる降り方を忘れないようにしてくださいね。
ステップ6右足を前後に動かす練習をしよう
前を見て進めるようになってきたら、次は手を離して進む準備をしていきます。
リップスティックを前に進めるためには、右足(後ろに置く足)を主に前と後ろに動かすので、リップスティックを使わず足だけの練習をしてみましょう。
左足に重心を置いて、右足を浮かせたら前後にふる練習をします。地面をなでるように行なってくださいね。
最初はゆっくりふってみて、慣れてきたら速くふる練習をしてみてくださいね。
ステップ7手を離してみよう
右足を動かす練習ができたら、今度はそれをリップスティック本体でやってみましょう。
最初は怖いと思うので、壁をつたいながら練習するのが良いです。
そうすると自転車を漕ぐように前に進めるようになりますので、慣れてきたら手を離してみてください。
リップスティックの乗り方はツイストを覚えて一人前
リップスティックに乗って前に進めるようになってきたら、次はツイストを覚えましょう。
ツイストをマスターすれば、さらに速く走れるようになり、楽しさが倍増します♪
第一章で説明した乗り方は片足乗りといって、右足(後ろに置く足)を動かすことがメインでしたが、ツイストというのは左足も右足も同時に動かします。
ツイストのポイントは、「重心を低くし膝を曲げて、上半身と下半身を安定させる」ことです。
後ほど乗り方を細かく説明する時に出てきますので、忘れないようにしておきましょう。
小学校低学年の子は、片足乗りをしっかりマスターしてから、ツイストに挑戦した方が良いです!
高学年の子や大人は、いきなりツイストに挑戦してみても良いようです。
ステップ1棒を抱えて上半身をひねる練習をしよう
70cmくらいの棒を用意して、両方の肘(ひじ)ではさむように抱えて上半身を固定させ、左右に捻る練習をしていきましょう。
棒がなければ、テニスやバドミントンのラケットなどでも構いません。
要は、上半身が安定するようにすれば良いのです。
この時、膝はしっかり曲げていきましょう。先程出てきた「重心を低くし、膝を曲げて上半身と下半身を安定させる」というポイントが重要になります。
腰のひねり方が分かってきたら、次は実践していきましょう。
ステップ2リップスティックに乗って練習してみよう
壁や手すりを使って練習してみても良いですが、左右に大きく動くため、少しやりづらいです。
大人に手を持ってもらって、ツイストの乗り方に慣れるようにしていく方が良いでしょう。
慣れてきたら手を離せば、自由に動けるようになっていきますよ。
ここまでくれば、基本のリップスティックの乗り方は全てマスターしたと言っても過言ではありません。
ここまでで、だいたい1時間くらいあれば達成してしまう子も多いようです!
これだけ早くマスターできるのであれば、私も運動不足になりがちな私の子供たちに購入してあげたくなってきました。
リップスティックの乗り方は大人も覚えた方がいい⁉︎
子供に人気のリップスティックですが、最近大人でもハマる人が増えているようです。
大人は丁寧に片足乗りから練習しなくても、いきなりツイストから挑戦して良いと言われています。
体幹がある程度ある方であれば、本当にすぐ乗れるようになってしまうでしょう‼︎
ある程度乗れるようになったら、足を早く動かしてみたり、ジャンプして飛び乗ってみたり、自分なりのアレンジを加えて遊んでみることも面白いかもしれません♪
大人がリップスティックの乗り方を覚えると、「子供と一緒に楽しめる」「ダイエット効果が期待できる」「サーフィンやスノーボードの練習になる」という3つのメリットを得られます!
しかしあなたは、「大人が乗るのは恥ずかしい」と思っていませんか?
しかし、アメリカではすでに100万台以上売り上げている超人気商品で、大人が使うことも珍しくありません。
実際、リップスティックの説明書には、8歳以上であれば誰でも使うことができると書かれています。
大人が楽しく使っていても、何も恥ずかしいことはありません。
ではここから、「大人がリップスティックの乗り方を覚えるメリット」を深掘りしていきましょう。
子供と一緒に楽しめる
子供に乗り方を教える時に、一緒に練習して自由に乗りこなすことができるようになれば、素晴らしいアクティビティになります。
わざわざ車や電車で遠出しなくても、近くの原っぱで一緒にリップスティックに乗れば、手軽に親子時間を確保できますよね。
ダイエット効果が期待できる
特に「ツイスト」という乗り方は、腰を左右にひねる動作があり、くびれ効果の期待できる動きです。
また、体幹も鍛えることができるので、適度な運動不足が解消されてダイエット効果も期待できるでしょう。
私も最近、お腹まわりのお肉が落ちにくくなってきたので、リップスティックを買って体幹を鍛えたくなってきました。
サーフィンやスノーボードの練習になる
体幹を鍛えられるということは、体幹が重要なスポーツに応用できるということです。
特にサーフィンやスノーボードは、リップスティックに乗った時の動きも似ており、良い練習になります。
ただし、使うリップスティックの大きさには注意が必要です。
特に低学年の子供が使えるものは、大人のものに比べて小さめで使いにくいことがあります。
身体に合わないサイズは、ケガの原因にもなりますし、やはり使いにくいですよね。
あなたの身体の大きさに合わせたリップスティックを購入することをおすすめします。
まとめ
- リップスティックの乗り方は左足を前にする方が正解
- まずは左足だけを使ってリップスティックを動かすことを練習しよう
- 片足乗りができたら基本の乗り方はクリア
- 基本ができたら次はツイストをマスターしてみよう
- 小学生高学年以上もしくは大人が練習するときは、いきなりツイストから挑戦しても良い
- リップスティックは子供だけでなく大人も楽しめる
- 乗り方によっては、ダイエット効果や他のスポーツの基礎練習になる
いかがですか?お子さんもあなたもリップスティックに乗れるようになったでしょうか?安全に楽しく、親子の時間を過ごしてくださいね♪
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