透明感のあるアイテムが作れる「レジン」は、アクセサリー作りなどにうってつけですよね♪
手軽で簡単なレジンですが、あなたも作品などを作ったことがあれば、一度はレジンがべたついた経験があるのではないでしょうか。
レジンのべたつきは、硬化不良が大きな原因です。
実は、私も以前レジンを使ってキーホルダーを作りましたが、表面にべたつきが出てしまった経験があります…。
せっかくレジンを使い作ったアイテムに、べたつきがあるとショックですよね。
「レジンがべたつく経験は二度としたくない!」という思いから、原因や対処法を詳しく調べました。
あなたの作品がより良いものになるよう、参考していただけると嬉しいです♪
レジンのべたつきには原因がある!?
レジンとは、何らかの刺激によって固まる透明な素材のことです。
硬化できていない部分があると、硬化不良によりべたつきが出てしまうのです。
主にレジンは、UVライトをあてて固める「UVレジン」と2種類の液を混ぜて固める「エポキシレジン」があります。
今回は初心者のあなたでも手軽で扱いやすい「UVレジン」について、硬化不良の原因や対処法をご紹介していきましょう!!
硬化時間が短い
レジンがべたついてしまうもっとも多い原因として考えられるのが、UVライトをあてる時間が短いことです。
作るアイテムによって中に入れるものや、レジンの量には違いがありますよね。
使用量にばらつきがある場合は、レジン液に表示されている硬化時間だけでよいとは限りません。
指定時間よりも少し長めに硬化すると安心でしょう。
特に分厚い作品を作るときは、内部までライトが届きにくいです。
一気に固めようとするとべたつきが現れることがあるので、分厚い作品はレジンを少量ずつ固めていくことが大切です。
道具に水分がついている
レジンと水は相性が悪く、レジンに水分が混ざるとべたつきが出ることがあります。
作業を始める前には、必ず道具に水滴が付いていないか確認し、作業中も水分が付着しないように注意が必要です。
水分が硬化不良の原因になるとは思わず、驚きました。
水滴をタオルで拭くと繊維などが付着することがあるので、道具などを洗った後はしっかりと乾燥させてから使うと良さそうですね。
ライトが合っていない
レジンに使用できるライトには、UVライトやネイル用のLEDライトがあります。
ライトの周波数などが異なると、べたつきの原因になるので、しっかりと確認しましょう。
UVライトが劣化していてレジンが固まらないこともありますので、時間をかけても固まらない場合は、ライトの買い替え時期かもしれません。
着色料が合っていない
着色料は、レジン用とそうでないものがあり、正しい着色料を使用しないことも、べたつきの原因となります。
たとえレジン用と書かれた着色料を使用していても、エポキシレジン専用でUVレジンには使用できない場合もあります。
着色料を使用する際には、自分の使うレジンにあったものを選ぶことが大切です。
また、大量に着色料をいれてしまうことでべたつくこともあるので、商品説明などを確認しながら適切な量を心掛けましょう。
レジンだけではなく、ライトや着色料は種類が様々なので、相性などが心配な場合は、初心者用のキットを買うのも安心です。
私が以前作ったキーホルダーは、作品の大きさに対して硬化時間が短かったようなので、次作るときは長めの硬化を心がけるようにしたいです♪
レジンのべたつきは対処法がある!!
「気を付けてはいたけれど、出来上がりを確認したら、やっぱりべたべたしてしまっていた…。」などということもありますよね。
せっかく作ったレジンのアイテムがべたべたしているなんて、考えただけでも悲しいです。
レジンがべたついてしまった後でも、べたつきを改善する対処法がありますので安心してください!
今回は具体的な4つの対処法をご紹介いたします。すでにべたつきでお困りのあなたは、ぜひご自身が試しやすい対処法から実践してみると良いでしょう。
レジンを重ねて塗る
べたつきが出ている表面に、改めてレジンを塗り硬化する方法です。
表面だけに塗ることで硬化しやすく、簡単にコーティングができます。
しかし、レジンのムラや筆の跡ができやすいので二度塗りするのはやめましょう。
トップコートを塗る
ネイル用のトップコートを塗る方法もあります。トップコートはレジンより劣化しやすいですが、応急処置などには最適です。
安全のため、レジンアイテムに使用したトップコートは爪に塗るのは控えてください。
太陽光にあてる
主にライトの不良で硬化できなかった場合などは、太陽光にあてることでレジンのべたつきがなくなることがあります。
レジンの様子を見ながら、しばらく太陽にあてる必要があるため時間がかかります。
太陽の紫外線パワーは絶大なので、時間がある方は試す価値ありです。
太陽光に当てる場合は、作品にホコリなどがつかないよう、透明なカバーをなどかけると安心です。
拭き取る
未硬化のレジンをふき取る方法もあります。レジンのふき取りには、ノンアセトンの除光液やエタノールを使用すると良いでしょう。
以上がレジンのべたつきを解消する方法です。お役に立てる情報はありましたか?
太陽光に当てるだけでベタベタが改善されるなら、私も試してみたいです。
べたつきの上からレジンでコーティングしてしまう方法も、簡単で目から鱗でしたね!!
ふき取りに使用できるものはダイソーにもありますので、次の項目で詳しくご紹介いたします。
レジンのべたつきはダイソーのアイテムで取れる‼︎
レジンのべたつきはダイソーのアイテムでも取ることができます!!
ダイソーの商品でべたつきをとることができれば、レジンへのハードルも下がりますね。
「レジンは必要な道具や材料が多くて、お金がかかって大変!」と思っているあなたも安心ですよ。
UVレジン用クリーナー
- 材質…水、エチルアルコール
- 商品サイズ…【2.9×7.7×2.9cm】
- 内容量…1個入
ダイソーのレジン専用クリーナーです。内容量は25mlで、未硬化のレジンを拭き取り、べたつきを抑えることができます。
高濃度アルコール50%除菌大判ウェット
- 材質…ポリエステル60パーセント、レーヨン40パーセント、水、エタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、ベンザルコニウムクロリド
- 商品サイズ…【30cm × 0.1cm × 20cm】
- 内容量…25枚入
あなたが普段使っている除菌シートも、レジンのべたつきの拭き取りに使えますよ!
いかがでしょうか?今回はダイソーで売っているアイテムを2つ紹介しました。
身近にある除菌シートも活用できるというのは驚きましたよね。
普段自宅で使えるものから、レジン専用のふき取りクリーナーまであるので、べたつきの度合いや状況で使い分けできそうです。
まとめ
- 初心者でも扱いやすいのは「UVレジン」
- UVレジンのべたつきの原因は硬化不良である
- 硬化時間はレジン液の表示よりも長めにすると良い
- レジンと水分は相性が悪いので、混入しないよう注意する
- ライトや着色料は使用するレジンに合わせて選ぶ
- レジンやトップコートを重ねて塗ることで、べたつきに対処できる
- 太陽光にあてるとべたつきがなくなる
- 除光液やエタノールでべたつきをふき取ることができる
- べたつきのふき取りにはダイソーの「UVレジン専用クリーナー」と「高濃度アルコール50%除菌大判ウェット」が便利
道具や材料を揃えてワクワクしながら作ったアイテムにべたつきがあると、とっても残念ですよね。
ぜひ今回ご紹介した方法を使って、べたつきレジンを蘇らせていただけると嬉しいです。
レジンの使い方をマスターして、可愛いアイテムをたくさん作れるようになりましょう♪
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