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はじめちょろちょろなかぱっぱの意味とは!?嘘と言われているって本当!?土鍋やメスティンで炊飯が成功する方法もご紹介♪

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はじめちょろちょろなかぱっぱ、というフレーズを知っていますか?

私は、なんとなく懐かしい気持ちになるフレーズだなと感じました。

はじめちょろちょろなかぱっぱとは、毎日食べるお米を美味しく炊き上げる火加減と手順を分かりやすく歌にしたものなのです。

実際に使われていたのは、江戸時代から昭和30年頃にかけての時期なので、釜戸でお米を炊いていた時代ということになります。

現代ではあまり耳にすることが無いのは、炊飯器でお米を炊くことが主流になったからだと言われています。

この記事では、はじめちょろちょろなかぱっぱの意味や、はたして現代でも使えるのかなど、気になる情報を詳しくお伝えします!!

はじめちょろちょろなかぱっぱの意味とは!?

「はじめちょろちょろなかぱっぱ」というフレーズを初めて聞くと、どのような意味なのか、分かるようで分からないですよね。

実は、はじめちょろちょろなかぱっぱは、このフレーズだけでは完結せず、後に続く言葉があるのです。

この章では、はじめちょろちょろなかぱっぱの全文や、その意味についてお伝えしていきます!!

はじめちょろちょろなかぱっぱの意味とは?

はじめちょろちょろなかぱっぱとはどういう意味なのでしょうか。 

良く知られている「はじめちょろちょろなかぱっぱ 赤子泣いても蓋とるな」の意味を解説します。

  • はじめちょろちょろ…初めはまず弱火でという意味
  • なかぱっぱ…途中は火の粉が飛ぶくらいの火力でという意味で、一気に強火にする
  • 赤子泣いても蓋とるな…赤ん坊が泣いても、どんな事があっても、蓋はとらないようにという意味

意味が分かると、一気に炊飯のイメージが湧いたのではないでしょうか!?

きっと江戸時代では、この歌を歌いながら釜戸でお米を炊いていたのでしょうね♪

はじめちょろちょろなかぱっぱにはバリエーションがある!?

実は、はじめちょろちょろなかぱっぱの全文には数種類のバリエーションがあります。 地域によって少し違いがあるようですね。

  • はじめちょろちょろ、なかぱっぱ、赤子泣くとも蓋とるな
  • はじめちょろちょろ、なかぱっぱ、じゅうじゅうふいたら火をひいて、赤子泣くとも蓋とるな
  • はじめちょろちょろ、なかぱっぱ、ブツブツ言うころ火をひいて、ひと握りのワラもやし、赤子泣くとも蓋とるな

はじめちょろちょろなかっぱっぱがよく使われていた江戸時代は、釜戸で薪やもみ殻を使って火を起こして炊いていました。

そのため、火加減のコントロールが難しく、炊飯に失敗してしまうこともあったようです。

そこで、はじめちょろちょろなかぱっぱの歌で、上手に炊飯する工程を覚えていたのですね。

はじめちょろちょろなかぱっぱは嘘って本当!?

はじめちょろちょろなかっぱっぱは嘘だ、という話を耳にしたことはありませんか?

江戸時代によく使われていたはじめちょろちょろなかぱっぱですが、実際に現代でこの通りにお米を炊いたら本当に上手く炊けるのでしょうか!?

答えはNOで、はじめちょろちょろなかぱっぱの通りにお米を炊くと、失敗してしまう確率が高いのです!!

江戸時代から昭和30年頃までずっと歌い継がれてきた方法なのに、なぜ現代では上手く行かないのでしょうか?

まさか、江戸時代からこのフレーズが使われきたということ自体、嘘なのでしょうか?

ここでは、現代でははじめちょろちょろなかっぱっぱの方法が嘘と言われてしまう理由や、時代背景についてお伝えします。

はじめちょろちょろなかっぱっぱが上手く行かない理由

現代では、炊飯器以外でお米を炊こうとするなら、ガスコンロやキャンプで焚き火を使ったりすることが考えられますよね。

はじめちょろちょろなかっぱっぱの通り、まずはじめちょろちょろの火加減でお釜を温めると、温度が上がるまでかなりの時間を要します。

お米は70度で甘みが増すと言われており、この70度の時間を長く保つことで美味しく炊きあげることが出来るのです。

しかし、はじめちょろちょろの火加減でしっかり温まるまでかなり時間をかけてしまうと、ベタベタになり状態の悪いご飯になってしまうのです。

美味しいお米を炊くには、沸騰するまでに10分~15分の時間がベストです。

10分~15分で沸騰させるには、はじめから中火で温める必要があります。

そして、途中一気に強火にするとありますが、そんなことをすると焦げてしまいます。

はじめちょろちょろなかっぱっぱの方法は嘘だ!と、言いたくなってしまう結果になってしまうでしょう。

はじめちょろちょろなかぱっぱの時代背景

現代ではじめちょろちょろなかっぱっぱの方法でお米を炊くと失敗してしまう理由は先程ご紹介しましたが、なぜ江戸時代でよく使われていたのでしょうか?

それは、江戸時代から昭和30年頃にかけて釜戸でお米を炊いていたことが理由なのです。

釜戸で火を付けるときは、もみ殻を使って火を付け、だんだんと火が大きくなっていく特徴がありました。

はじめは火がちょろちょろとしかつかず、だんだんと火が強くなっていき、ぱっぱと強くなるという、もみ殻の燃え方の説明になっていたのです。

江戸時代に使われていた釜は温度が上がりやすい特徴があるのですが、ムラもできやすいのでまずは弱火で全体に熱を伝え沸騰させる方法を取っていました。

現代では土鍋を使ってお米を炊くことがありますが、土鍋は熱を溜め込むので強火でも緩やかに温度が上昇します。はじめちょろちょろでなくても問題がありません。

はじめちょろちょろなかっぱっぱは、時代の移り変わりによって使う道具が変わり、現代には適さなくなってしまったということなのですね。

はじめちょろちょろなかぱっぱは土鍋でも使える⁉

先ほど、土鍋は熱を溜め込むので強火でも緩やかに温度が上昇し、はじめちょろちょろでなくても問題が無いことをお伝えしました。

しかし、現代にある調理器具ではじめちょろちょろなかぱっぱを試すとしたら、土鍋が思い浮かびますよね。

はじめちょろちょろなかぱっぱの炊飯方法は土鍋でも使えるのでしょうか?

実は、土鍋で炊飯する場合も使えるのですが、釜の比べて火加減と時間が異なるので注意が必要です。

はじめちょろちょろなかぱっぱをベースにした、土鍋で上手に炊飯する方法をご紹介します♪

土鍋を使用した炊飯方法

  • 米…お好みの分量
  • 水…米に適した分量
  1. 炊飯の下準備として、だいたい30分~1時間浸水させます。水の量は、無洗米の場合は気持ち多めの方が美味しく炊けます
  2. 土鍋を火にかけます。はじめから中強火にしておくのがポイントです。はじめちょろちょろではありません
  3. 沸騰したら蓋のスキマから湯気が出るので、弱火にします 
  4. 水気が無くなるまで20分ほど火にかけます。なかぱっぱはありません
  5. 20分ほど経ったら、火を消します 
  6. 蓋を取らずに10〜15分蒸らします。赤子泣くとも蓋とるなです

はじめちょろちょろなかぱっぱとは似ているようで、工程が少し違うのが土鍋の炊飯方法です。

土鍋には炊飯用の土鍋がありますが、お米を炊く際に炊飯用の土鍋でなければ密閉度が低く、上手く炊飯出来ない場合があります。

炊飯用の土鍋ではない場合には、蓋の穴をふさぐことがポイントです。

しっかりと密閉状態にして、身近な土鍋で美味しいお米を炊いて下さいね♪

はじめちょろちょろなかっぱっぱはメスティンで成功する!?

キャンプや登山で万能な、アルミ製のメスティンという調理アイテムがあります。

四角い形状で、アルミ製のお弁当箱のような見た目をしており、熱伝導率が高い特徴があります。

鍋やフライパンのように、麺料理や蒸し料理などにも使用出来るのですが、炊飯も出来るアイテムとしてアウトドア派の方に人気です。

実はこのメスティンを使った炊飯の方法が、はじめちょろちょろなかぱっぱにマッチするのです!!

前章で、今の時代にはじめちょろちょろなかぱっぱはあまり適さないとお伝えしましたが、このメスティンを使うと上手くお米が炊けますよ。

メスティンを使った、はじめちょろちょろなかぱっぱの炊飯方法をご紹介します♪

メスティンを使用した炊飯方法

  • メスティン
  • アウトドア用ガスバーナー

今回はアルコールバーナーより、ガスバーナーを使うことをオススメします!!

ガスバーナーは火力の調節が出来ますので、火加減の調節が必要な炊飯に向いています。

  • 米…1合
  • 水…200~220cc(お好みで調整)
  1. 炊飯の下準備として、だいたい30分~1時間浸水させます。水の量は、無洗米の場合は気持ち多めの方が美味しく炊けます
  2. メスティンを火にかけます。ガスバーナーは火力調節が出来ますので、まずは弱火で温めます。はじめちょろちょろです
  3. しばらくするとゴポゴポ音が鳴りますので、中強火に火力を強めます。なかぱっぱです
  4. 沸騰すると蓋のスキマから湯気と水があふれてきます。そうしたら徐々に火力を弱めていきます。じゅうじゅうふいたら火をひいてです
  5. トータルで20分ほど火にかけたら、火を消します。蓋を取らずに10〜15分蒸らします。赤子泣くとも蓋とるなです

いかがでしょうか?まさにはじめちょろちょろなかぱっぱの炊飯法ですね♪

登山やキャンプでこの方法を試す場合、はじめちょろちょろなかぱっぱの歌を覚えていれば炊飯が出来ますね。

自然の中で食べる炊きたてご飯は、間違いなく特別な美味しさです♪

ぜひ、アウトドアではじめちょろちょろ~と歌いながらお米を炊いてみてください!!

まとめ

  • はじめちょろちょろなかぱっぱは、お米を炊く火加減と手順を歌にしたもの
  • はじめちょろちょろなかっぱっぱが使われていたのは釜戸が使われていた江戸時代から昭和30年頃までの時代
  • はじめちょろちょろなかぱっぱの歌には、数種類のバリエーションがある
  • 現代では、はじめちょろちょろなかっぱっぱは嘘だと言われている
  • はじめちょろちょろなかぱっぱが上手く行かない理由がある
  • はじめちょろちょろなかっぱっぱが使われていた頃には、時代背景がある
  • はじめちょろちょろなかぱっぱは、土鍋では工程が少し変わる
  • 土鍋を使用した炊飯方法をご紹介
  • はじめちょろちょろなかぱっぱは、メスティンで成功する
  • メスティンを使用した炊飯方法をご紹介

釜戸でお米を炊いていた江戸時代から昭和30年頃までに使われていた、はじめちょろちょろなかぱっぱの歌について詳しくご紹介しました♪

現代のように便利な道具が揃っていない時代に、美味しく炊飯するために考えられた歌であることが伝わってきますよね。

なんだか、釜戸ではじめちょろちょろなかぱっぱと歌いながら炊いたご飯を食べてみたいなと思いました♪

現代では、残念ながら釜戸を見かけることはあまりないので、メスティンではじめちょろちょろなかぱっぱを試してみてもいいかもしれませんね。

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