ビニールプールに開いてしまった穴の補修方法について、徹底的にまとめました。
我が家も夏にお世話になるビニールプールですが、毎年買い替えています。理由はプールに開いてしまった穴。
夏の間使い倒すとはいえ、毎年大きいプールを買うのは痛い出費です。
ビニールプールって、破棄するのも一苦労ですよね。
「今年こそはもう買い替えたくない!」ということで、今回本気で補修方法を調べてみました。
穴の場所ごとに補修方法が違うことや、穴の見つけ方が分かりました!
話題の「ゴリラテープ」や100均で買える補修キットなど気になる商品もご紹介します。
補修後は、もう穴を開けたくないですよね?穴の開く原因と予防法、正しい保管方法もご紹介しますよ♪
ビニールプールの補修に悩むあなたの参考になりますように!
ビニールプールの補修方法を4つご紹介!
ビニールプールの補修方法はざっくりわけると4つあります。
- 補修テープを使う
- ビニール用の接着剤やボンドを使う
- PVC(塩化ビニール)素材のあて布つき補修キットを使う
- 要らなくなった浮き輪やビーチボールを使う
ビニールプールの底、空気の入っている側面、継ぎ目など、穴の場所によって最適な補修方法が違います。
また、補修場所や穴の大きさによって上記の方法を組み合わせると効果的です。
それぞれの補修方法や、適した補修場所を見ていきましょう!
補修テープを使う方法
でこぼこしていない、なめらかな場所にできた穴の補修におすすめです。
手軽に、一番簡単にできる方法です。ガムテープや布テープだとはがれてしまうので、必ずビニール補修テープや防水テープを選びましょう。
ビニールプールの継ぎ目など、凹凸のある場所は空気が入り、剥がれやすいので不向きです。
- 水分や汚れを完全に拭き取る
- 補修部分を平らな場所に置く
- 空気が入らないように気をつけて防水テープを貼る
- 上からしっかり圧をかける
ビニール用の接着剤やボンドを使う方法
ビニールプールの継ぎ目など、凹凸のある部分の補修におすすめです。
ビニールプールは空気を入れたり中で遊ぶため衝撃が多く、継ぎ目部分の穴に普通の接着剤を使うと、遊んでいる時にバリっと破けてしまいます。
ビニール用の接着剤やボンドは、色が透明で、接着剤が乾いたあともカチカチにならず、やわらかいのが特徴です。
継ぎ目部分は、裂けた場所に圧が加わると一気に穴が広がることがあります。
ビニール用ボンドが乾燥したら、防水テープで上から補強して刺激から守るとさらに安心です。
- 水分や汚れを完全に拭き取る
- ビニール用接着剤(ボンド)を均等になるように塗る
- 乾燥させる
- 水分や汚れを完全に拭き取る
- 裂け目にビニール用接着剤(ボンド)を均等になるように塗る
- 裂け目が離れないよう防水テープを貼る
- 完全に乾燥させる
補修キットを使う方法
ブールの底や、空気が入っている側面などには、便利な「ビニールプール補修キット」もおすすめです。
PVC(塩化ビニール)素材のパッチとビニール用接着剤がセットになった、便利な専用補修キットが販売されています。
- 水分や汚れを完全に拭き取る
- 補修パッチを穴より少し大きめに丸くカットする
- 補修パッチと穴に付属の接着剤を均等に塗る
- 2~3分乾燥させたら、補修パッチをしっかり押しつける
- 完全に乾燥させる
補修パッチを四角くカットしてしまうと角が剥がれてきてしまうので、必ず丸くカットして下さい
要らなくなった浮き輪やビーチボールを使う方法
ブールの底や、空気が入っている側面などにおすすめ!家にあるものでできる補修方法です。
使わなくなったPVC製品(浮き輪、ビーチボール、ビニール手袋など)とビニール用接着剤があれば、専用補修キットのように補修することができます。
- 水分や汚れを完全に拭き取る
- 浮き輪などの素材を穴より少し大きめに丸くカットする
- カットしたあて布と穴にビニール用接着剤を均等に塗る
- 2~3分乾燥させたら、あて布をしっかり押しつける
- 完全に乾燥させる
あて布を四角くカットしてしまうと角が剥がれてきてしまうので、必ず丸くカットして下さい。
ビニールプールの補修にゴリラテープが人気!話題の理由とは?
ビニールプールの補修に悩むあなたにご紹介したいのが、話題になっている「ゴリラテープ」です。
ビニールプールの補修方法について調べると、ゴリラテープで補修している人が目立ちました!
「アメリカの接着剤ナンバーワンブランド!」というキャッチコピーで登場したゴリラテープは、近年日本上陸を果たした注目の商品です。
紫外線にも強く、防水、防熱、過酷な環境にも耐えられるよう設計されているゴリラテープは、ビニールプールの補修にぴったりです。
おすすめは、透明の「クリスタルクリアタイプ」で、ビニールプールの見た目がツギだらけにならずに補修できます。
補修跡がほとんど目立たないため、サーフボードなど大切なものの補修にもよく使われているようです。
我が家は原色のテープを使っていたので、ビニールプールの見た目がなんとも残念な姿になっていました。クリアタイプなら何ヵ所に貼ってもOKですよね!
そして、もうひとつのおすすめポイントが、「手で切れる」ということ。
接着力が強力なテープだとハサミをベタベタにしてしまうので、手で切れるのはとてもありがたいです!
ゴリラテープはホームセンターやAmazon、楽天などで1500円~2000円で販売しています。
ビニールプールの補修に100均の自転車パンク修理セットが使える!
低コストでビニールプールの補修を済ませたい、というあなたにおすすめしたいのが、100均にある「自転車パンク修理セット」です。
もともとは、パンクした自転車のタイヤを修理するための商品ですが、これがビニールプールの補修にも使えるのです!
ビニール用接着剤と補修用シールがついているので、まさに100均で買えるビニールプール補修キットのようなものですね。
もちろん、補修用シールは自転車用のため小さめですし、ビニールプール専用の補修キットの方が安心ではあります。
でも「100均の修理セットでビニールプールの補修は十分!」と言う口コミも多いので、試してみる価値はアリだと思います。
すでに数回補修をすませているビニールプールなど、「もう1回破れたら捨てる」くらいのものに使ってみるのもよいのでは?
ここまで、色々な補修方法をご紹介しました。ぴったりの補修方法は見つかりましたか？次は穴の見つけ方をご紹介します!
ビニールプールの補修で穴はどう見つけたらいい？
毎年破れる我が家のビニールプールですが、まず穴がどこに開いているか分からないのです!
大きな穴なら見つけやすいのですが、針で開けた穴のように小さいものはなかなか見つけにくいものですよね。
穴をしっかり見極めて補修しないと、次々に開いた小さい穴の補修が追いつかず、結局買い換えるハメになります。
そこで、ビニールプールの穴を見つける方法を調べてみました。
自分のビニールプールのサイズに合った方法を試してくださいね。
ビニールプールの底部分の穴を見つける方法
空気が入っていない底部分の穴を見つける手順をご紹介します。
- まずビニールプールを膨らませます
- 日が当たる場所の壁などに、ビニールプールの底を外側にして立て掛けます
- 立て掛けたビニールプールの内側に入ります
- 穴が開いている場所からは光が差し込みます
- 穴の場所にマジックで印をつけておきます
空気の抜ける音を聞く方法
小さめのプールにおすすめの、穴を見つける手順をご紹介します。
- まずビニールプールを膨らませます
- 手で圧迫しながら、シューという音がどこからするか確認します
- 水を張った湯船または大きい桶に穴の付近を沈め、空気が出る場所を確認します
- 穴の場所にマジックで印をつけておきます
大きいプールは空気を入れるのが大変なうえ、穴の場所確定に時間がかかるのでこの方法はおすすめしません。
食器用洗剤を使う方法
大きめのプールの穴を見つけるには、下記の方法が断然おすすめです。
- 食器用洗剤に水を加え薄めます(石鹸でもOK)
- ビニールプールに空気をパンパンに入れます
- 薄めた食器用洗剤を手でたっぷりと塗り広げます(スプレーボトルがあると塗布が早くできます。)
- しばらくすると、穴の開いた個所からプクプクとシャボンが出てきます
- 穴の場所にマジックで印をつけておきます
一気に塗ってしまうと、先に塗った洗剤が乾いて確認ができなくなります。
場所ごとに分けて塗布と確認、を繰り返しましょう。
どの方法の場合も、穴を見つけたらすぐにマジックで印をつけておきましょう。その印を頼りに補修します。
ビニールプールの補修は対策しだいで減らせる?破れの原因や予防法と正しい保管方法
ビニールプールの補修のあとは、もう新たな穴を作りたくないですよね?
きちんと対策をして、ビニールプールを破れから守りましょう!
穴があく原因と予防法、ビニールプールを劣化させないための保管方法についてお伝えします。
ビニールプールに穴が開く原因
ビニールプールに穴が開く原因は大きく分けて下記の4つです。
- でこぼこした場所での使用
- 紫外線によるビニールプールの劣化
- 洗わずにしまうことによるカビの繁殖
- 濡れたまま保管することによる素材の粘着
上記への対策をしっかりして、ビニールプールを守りましょう。
穴が開くのを予防する４つの方法
ビニールプールの補修はもうしたくない!穴あきや破れ対策には、次の4つの方法があります。
- ビニールプールの底にシートを敷いて防護する
- 直射日光に当てすぎない
- 使用後は毎回水を抜く
- 濡れたまま放置しない
まず、底の保護は必ずしましょう。ビニールプールの底に敷く専用シートがあるので、ぜひ利用しましょう。
ブルーシートでも代用できますが、水に濡れると滑るので、専用シートが安全です。
クッションマットのようになっているタイプを選べば、ビニールプールの中でジャンプしたり転んだりしても安心ですよ。
次に紫外線ですが、直射日光はビニールプールを劣化させ、穴が開きやすくなります。
我が家のプールも、乾かしたまま外に置きっぱなしにすることも破れの原因だったみたいです。
遊んでいる間は仕方ありませんが、使用後はなるべく日陰に置きましょう。そして、プールの使用後は水をきちんと抜くこと。
プールに水を入れたままにすると、雑菌が繁殖してカビになり、素材を劣化させます。
そして、水を放置すると、ヌルヌルして滑りやすくなるため危険です。毎回、使用後は水を抜き日陰で乾かしましょう。
ビニールプールの正しい保管方法
正しく保管することで、ビニールプールを劣化から守ることができます。
シーズンが終わったビニールプールは、キチンと洗って乾燥させてから保管しましょう。
プールが膨らんだ状態だと洗いやすいので、最後に遊んだあとがベストタイミングですね。
水で簡単に流すだけだと、特に継ぎ目部分に雑菌が繁殖しカビになります。
台所洗剤やお風呂用洗剤をスポンジに含ませてやさしくこすって洗いましょう。
空気を抜く前に日陰で乾燥させ、ある程度乾いたらタオルで水分を完全に拭き取ります。
直射日光は素材が劣化するのでなるべく日陰で干します。
日陰の確保が難しい場合は長時間干しっぱなしにしないようにしましょう。
濡れたまましまうと、ビニールプールの素材同士が貼り付いてしまい、次に使うときに破れる原因となるので注意です。
以上のことをしっかりケアすれば、ビニールプールの補修を確実に減らすことができますよ!
まとめ
- プールの平らな場所には補修テープ、継ぎ目にはビニール用接着剤がおすすめ
- ビニール専用補修キットは、パッチと専用接着剤がセットになっていて便利
- 不要な浮き輪やビーチボールとビニール用接着剤があれば、自宅で本格的にプールを補修できる
- 話題のゴリラテープは、紫外線に強く、防水、防熱でビニールプールの補修にぴったり
- 100均の自転車パンク修理セットは、パッチと専用接着剤がついていて低コストでプールを補修できる
- プールの底部分の穴を見つけるには、底を日光に当てて、内側から光がさす場所を探す
- 小さいプールの穴を見つけるには、空気の音を聞いて大体の場所を見つけてから水を張った桶に入れる
- 大きめのプールの穴を見つけるには、薄めた中性洗剤を塗って泡が出る場所を探す
- 穴を予防するには、底部分にシートを敷いて保護をし、直射日光に長時間さらさないこと
- ビニールプールをしまう時は、水を抜いて乾燥させてからしまうと劣化を防げる
ビニールプールを使う家庭は、1年だけでなく、毎年使いますよね。
だからこそ、正しい補修方法を知って長持ちさせたいものです。
今回は、ビニールプールの補修方法だけでなく、劣化を防ぐための正しいケア方法や保管方法もお伝えしました。
これであなたもビニールプールの補修マスター!ぜひ今年はビニールプールの補修に本記事の方法を使ってみてくださいね!
私も次回のビニールプールの補修が楽しみになってきました!
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