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バターの種類ってどんなものがあるの?用途に合わせた選び方やメーカーごとの特徴をご紹介!

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料理やお菓子作りの際にバターを使うことはよくありますが、バターの種類が多くてどれを選べばいいのか迷った事はありませんか?

バターの種類は大まかに有塩、無塩、発酵、グラスフェッドバターの4種類があります。

バターは芳醇な香りに、まろやかなコクとミルクの甘みで食べ物を何でも美味しくしてくれますよね。

私はよくトーストを食べるので、美味しそうなバターを見つけるとついつい買ってしまいます。

しかし、バターの種類には風味の強いバターや上品なコクのあるバターなど特徴に違いがありますよ。

そこで、この記事ではバターの種類について用途に合った選び方、メーカーごとの特徴を紹介します。

バター好きなあなたも、そうでないあなたも、この記事を読んだら色々なバターを試したくなるでしょう!!是非参考にしてくださいね。

バターは4種類ある!

バターは大まかに分けると有塩、無塩、発酵、グラスフェッドバターの4種類です。

種類ごとに基本的な特徴や強みなどを簡単に紹介していきます。

有塩バター

製造工程で塩分を添加したバターです。塩分を加えることで保存性を高められ、塩味もつけることができるので風味が良くなります。

4種類のバターの中で最も日本で使用されています。

添加する食塩の量は1.5%前後が多いでしょう。最近では減塩タイプで0.5~0.9%に抑えたものも販売されています。

無塩バター

製造工程で塩分を添加しない、生乳由来の成分だけでできた食塩不使用のバターです。

保存期間は食塩が入っていないため有塩バターに比べると短くなります。

主にお菓子やパン作りなどの製菓用として使われることが多いです。その理由は第二章で詳しく説明します。

発酵バター

原料となる乳脂肪分(クリーム)を乳酸菌で発酵させてからつくるバターです。乳酸菌の淡い酸味で特有の芳香があり、風味が豊かなコクが特徴です。

ヨーロッパでバターといえば、ほとんどがこの発酵バターです。最近は日本でも様々なメーカーが発酵バターを製造し販売しています。

グラスフェッドバター

乳牛に穀物の飼料でなく、牧草を与えられ、ストレスなくのびのびと放牧された牛の牛乳からつくられたバターです。

一般的なバターより口当たりが軽く、高栄養で上品なコクとあっさりとした味わいで、クセがないのが特徴です。

日本ではコストや土地の広さなどの兼ね合いから、牧草だけで牛を育てるのは難しいとされています。

そのためほとんどが海外からの輸入品になります。

手間や時間がかかるため、比較的お値段も高めになっています。

バターの種類は用途によって使い分ける⁈

さて、皆さん用途によってバターの種類を使い分けできていますでしょうか?それぞれの特徴を理解していないとなかなか難しいですよね。

それぞれの種類ごとに特徴を理解して、用途によって選び、使い分けることで料理したものがさらに美味しくなること間違いありません!

好みがありますので絶対ではありませんが、私なりにバターの種類ごとにオススメしたい調理法や用途を、具体的な例を挙げながら紹介します。

シンプルな調理法や甘いものと合わせるなら有塩バター

シンプルにサッとバターでソテーしたお野菜って味が引き立って美味しいですよね。

そんなシンプルな調理法には有塩バターがピッタリです!!

塩味で素材の味を引き立てつつ、そこにバターの芳醇な香りとコクが相まって簡単に最高の一品になります。

同じ理論で、パンを焼くだけのトーストにも有塩バターが最適です。

また、塩味は甘みを引き立たせる役割もあります。塩豆大福を思い浮かべるとわかりやすいのではないでしょうか。

そして、パンケーキやあんバターサンドなど、甘い蜂蜜や餡子などと合わせる際も有塩バターがオススメです。

甘みと塩味が相まって至福のひと時になること間違いなしです。

お菓子やパン作りには無塩バター

バターは、お菓子やパン作りにおいて、サクサクとした食感にしたり、ふわっとさせたり、しっとりさせたりと色々な役割を果たしています。

なぜお菓子やパン作りには無塩バターかというと、塩分に小麦粉の粘り気となるグルテンを強める作用があるためです。

このグルテンが強くなりすぎると、サクサクした食感やふっくらしっとりした質感が出にくくなります。

お菓子やパン作りにおいては微量で繊細な塩分の調整が必要とされるため、塩分が必要な場合は食塩を使って調整することが大切になります。

バターの風味を際立たせたいものには発酵バター

発酵バターも非発酵バターと同じように使うことができますが、発酵バターは乳酸菌由来特有の風味やコクが強く感じることができるバターです。

ですので、バターが隠し味のものではなく、バターが主役のものに使うとよりこの特徴を上手く活かすことができるでしょう。

サブレやマドレーヌのようなバターの風味を効かせたい焼き菓子や、トースト、バターソテーにもオススメです。

発酵バターにも有塩と無塩の種類がありますので、用途によって選んでくださいね。

健康志向の高いあなたにはグラスフェッドバター

普通のバターには、悪玉コレステロールを増やす原因になると言われている飽和脂肪酸が多く含まれています。

しかし、グラスフェッドバターには、血中の中性脂肪やコレステロール値を調節する働きがある不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。

またその他にも、体内でビタミンAにかわるカロテンや、共役リノール酸やビタミン、鉄分も含まれており、栄養豊富な油分と言われています。

このような豊富な栄養素がダイエット、美肌、不安軽減効果があるとされ注目されています。

コーヒーにこのグラスフェッドバターを加え、トロッとクリーミーな状態になるまでかき混ぜたバターコーヒーが、メジャーな使い方のようです。

カフェオレのような味わいになり、腹持ちがいいそうです。試してみたいですね。

もちろん普通のバターと同じようにお料理やお菓子に使っても問題はありません。

ただ普通のバターよりあっさりした味わいにはなりますのでその点だけご注意ください。

バターの種類はメーカーによって味わいが異なる⁈

バターなどの乳製品の市場はどんどん拡大しており、種類や輸入品も多くなってきていますよね。

今回は、日本の大手乳業メーカー4社に焦点を当てて、それぞれのメーカーの特徴や強みをご紹介します。

そもそもバターの規格は乳脂肪分80%以上、水分17%以下と定められています。

メーカーごとに数値だけで比較すると下記の通りです。

乳脂肪分無脂乳固形分塩分水分
明治80%以上3%以下1.4〜1.5%17%以下
雪印メグミルク81%以上1.4%16.6%以下
森永乳業80.1%以上1.4〜1.8%16.8%以下
よつ葉乳業80%以上1.3%以下1.3〜1.9%17%以下
有塩バター(2023年8月現在)

バターは、使用するミルクの種類や製造方法等で味わいの差が出てきますが、数字だけ見てもなかなかピンときませんよね。

それでは、メーカー別に詳しく見ていきましょう。バター選びの参考にしてください。

明治

国産生乳を100%使用しています。クセのない濃厚なコクと爽やかな後味のバターで、素材の味を邪魔せず、味わいをよりひきたてます。

明治の業務用バターには発酵バターもあるようですが、市販の「明治北海道バター」は有塩と食塩不使用の2種類となっています。

バターの他に、バター3分の1と植物油脂3分の2を使用した、明治チューブでバター3分の1のや、バターとなたね油とクリームチーズと塩で作られたスプレッタブルバターなども販売しています。

雪印メグミルク

雪印北海道バター」は、北海道の豊かな自然の中で育まれた乳牛から搾られる良質な生乳を100%使用したコクと風味が詰まったバターです。

1925年(大正14年)から製造されており、昔からたくさんの人に愛されてきた商品です。

スーパーなど、比較的どこにでも売っていて手に入りやすいですよね。

また、他社にはない10グラムに切れてるバターが販売されており、わざわざ切る必要がなく使い勝手が良く便利です。

森永乳業

北海道の新鮮な生乳を使用したバターです。なめらかでまろやかな風味が特徴でバターのコクで素材本来の美味しさを引き立てます。

乳分の風味が強いのでまろやかに仕上げることができます。

業務用では加塩、無塩、発酵の3種類販売されていますが、市販されている「森永北海道バター」は有塩のみとなっています。

よつ葉乳業

北海道十勝産生乳を100%使用したバターです。大自然が育んだミルクの風味と豊かなコクが凝縮された上品で贅沢な味わいです。

よつ葉バター」は加塩、食塩不使用、減塩と3種あります。「よつ葉パンにおいしいバター」は加塩、発酵、はちみつ&バター、よつ葉バターとひまわりオイルの4種。

その他にも瓶詰めタイプや北海道限定で販売されている商品など、比較的市販されているバターの種類が多くバラエティに富んでいます。色々と試したくなっちゃいますね。

まとめ

  • バターは有塩バター、無塩バター、発酵ばたー、グラスフェッドバターの4種類
  • 有塩バターは塩分が加わっていることで、保存性が高く、塩味を加えることで風味を良くすることができる
  • 無塩バターは塩分を添加せず生乳由来成分のみでできているため、グルテンにも影響しないので、主に製菓製パンで使用される
  • 発酵バターは乳脂肪分(クリーム)を乳酸菌で発酵させてからつくるバターで、特有の芳香があり、風味が豊かなコクが特徴
  • グラスフェッドバターは放牧され牧草を食べて育った乳牛のミルクから作られていて口が当たりが軽く、高栄養でクセがないのが特徴 
  • 素材の味を引き立てたいシンプルな調理法や、甘いものと合わせるなら有塩バターがオススメ
  • バターの風味を際立たせたい焼き菓子やトースト、バターソテーなどには発酵バターがオススメ
  • メーカーごとに使用しているミルクや添加する塩分量などが違うため味わいが異なる
  • メーカによって消費者が使いやすいようにした工夫した商品もある

いかがだったでしょうか?紹介した日本の大手乳業メーカー4社だけでも食べ比べてみると、ミルクの風味によってコクや塩味の感じ方なども異なります。

日本だけでもまだ紹介しきれていないメーカーも沢山あります。

最近ではフランスをはじめとする輸入された高級なバターも多くなってきました。

当たり前ですが国によって乳牛の育った気候や環境、食べているものなども異なります。

そのため、ミルクの質も異なり添加される塩まで多種多様なので、味わいの違いに驚くことでしょう。

バターは冷凍保存も可能です。色々な種類を試してみたいけど賞味期限内に消費できない!という場合は、使いやすい大きさにカットして冷凍しておくと便利ですよ。

気になるものをぜひ食べ比べてみてください。種類によって使い分けると美味しさもグッと上がります。ぜひ自分好みのバターを見つけてくださいね!

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