味噌汁は常温保存の場合、3日目まで持たずに飲みきることをおすすめします!!
味噌汁なら3日目のものも飲めそうだな…少し多めに作って作り置きしようかな…と、あなたも考えたことがあるのではないでしょうか。
常温保存の味噌汁は食中毒の危険が高く作り置きすることはおすすめできません。
味噌汁は毎日取り入れたいメニューのひとつですが、毎回作るとなると大変ですよね。
味噌汁を作り置きしたい場合は冷蔵保存や冷凍保存がおすすめです。
この記事では、毎日味噌汁を飲みたいけど作るのは大変というあなたへ、味噌汁を3日目でも美味しく飲める方法をご紹介します!
冷蔵保存や冷凍保存の方法、美味しい作り置き味噌汁の作り方も併せてご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください♪
味噌汁は3日目でも飲んでしまったら食中毒になる!?
毎日作るのが大変で作り置きしておきたい味噌汁ですが、味噌汁は作り置きには向いていない料理です。
味噌汁は3日目のものは食中毒の危険が高く絶対に飲んではいけません。
なぜ味噌汁で食中毒になるのかというと、ウエルシュ菌の増殖が考えられます。
この食中毒はウエルシュ菌が増殖した食品を食べてから10時間前後で腹痛や下痢などの症状が出ます。
発症後1~2日で回復することが多いですが子供や高齢者、基礎疾患のある方は重症化しやすいため注意が必要です。
食中毒にならないためには味噌汁を3日目など長く常温保存しないことと、ウエルシュ菌を増殖させないことが重要です。
味噌汁をどうしても保存しておきたい場合はウエルシュ菌を増殖させない方法を覚えておきましょう。
- 調理後はすぐに10℃以下に冷ますか、55℃以上で保存する
- 再加熱するときは、酸素が行きわたるように味噌汁をよく混ぜる
- どうしても保存したいときは、小分けにして少しでも早く冷ます
上記の方法を守ればウエルシュ菌の増殖は押さえられますが、味噌汁を保存する方法としては難しいですよね。
味噌汁を3日目以上に作り置きしておきたい場合は工夫が必要となってきますので、その保存方法を紹介していきます。
味噌汁を3日目まで常温保存して飲んではダメ!?
味噌汁をたくさん作って鍋ごと保存したいから常温保存でもいいかな、と思うことはよくありますよね。
私も味噌汁を毎日作るのが大変で3日目くらいまで常温保存できるようにたくさん作り置きしておこうかなと思ったことがあります。
しかし、味噌汁は3日目と言わず、常温保存だとすぐに飲みきらなければいけません。
味噌汁の保存期間は冬場でも6時間~1日程度、夏場ではすぐに飲みきった方がいいと思っておきましょう。
冬場でも暖房の効いた部屋で常温保存する場合はすぐに飲みきった方が安心だと思います。
常温保存したい場合は、ウエルシュ菌の増殖を抑える必要があるので3時間おきに温めなおさなければなりません。
中途半端に加熱してしまうとウエルシュ菌が繁殖してしまうので沸騰直前までしっかり温めるようにしてください。
この方法であれば常温保存も可能ですが、これって少し面倒くさくないですか?
毎日作るのが面倒で作り置きしたいのに、3時間おきに加熱するなんて面倒ですよね。
私はとても面倒くさがりなので正直やりたくないな…と思ってしまいます。
味噌汁を3日目まで常温保存しておくことは出来ないですが、冷蔵保存や冷凍保存しておく方法があります!
冷蔵保存の方法
味噌汁を冷蔵保存する際は、1食分ずつ保存容器に入れます。
1食分ずつに分けることで少しでも早く冷ますことができ、酸素もいきわたりやすくなるので菌の増殖スピードを遅くすることができます。
温かいうちに冷蔵庫に入れると他の食材を傷めてしまうので粗熱をとってから冷蔵庫に入れるようにしましょう。
冷蔵保存の場合は常温保存に比べるとウエルシュ菌の増殖を抑えられます。
しかし、粗熱を取る間にもウエルシュ菌は増殖しているので長くても3日目で飲み切るようにしましょう。
冷凍保存の方法
味噌汁を冷凍保存する際は冷蔵保存と同じ手順で1食分ずつ保存容器に入れ、粗熱を取ってから冷凍庫に入れるようにしましょう。
冷凍保存の場合は食材によっては食感が変わってしまったり美味しさが半減してしまう場合があるので注意が必要です。
冷凍保存に向いていない食材を以下にまとめてみましたので冷凍保存する際に参考にしてみてください。
- こんにゃく
- じゃがいも
- 豆腐
- なす
- にんじん
これらの食材は食感がぼそぼそしてしまったり硬くなってしまうので冷凍保存はしないようにしましょう。
冷凍保存での保存可能期間は1週間ですので1週間のうちに飲みきるようにしましょう。
再加熱する際の注意点
作り置きしておいた味噌汁を食べようと温めたら味噌汁が爆発したという話を聞いたことはありませんか?
味噌汁を火にかけるとボコボコと音がして、ひどい時には鍋から味噌汁が飛び散ることがあります。
私も作り置きの味噌汁を再加熱した際にボコボコと鍋から音がして危うく爆発してしまうところでした。
味噌汁を再加熱する時の爆発を防ぐためには以下の点を守るようにしてください。
- 味噌汁を急激に加熱して温めない
- よくかき混ぜながら加熱する
- 冷凍保存の場合は、一度冷蔵庫で解凍してから加熱する
味噌汁は冷蔵保存や冷凍保存も可能ですが、再加熱の方法には気を付けるようにしましょう。
常温保存だけでなく冷蔵保存や冷凍保存も出来ますが、味噌汁は傷みやすいので食べる際は食中毒の危険がないかも確認するようにしてください。
味噌汁3日目で酸っぱいにおいがしたら腐ってる!?
味噌汁は常温保存ではほとんど日持ちせず、冷蔵保存なら3日間、冷凍保存なら1週間と言われています。
しかし、味噌汁に入っている具材によっては日持ちしない場合があり、保存可能期間であっても酸っぱいにおいがしたら腐っています。
味噌汁を冷蔵保存して3日目だから大丈夫かなと思っても酸っぱいにおいがしたら絶対に食べないようにしてください。
他にもいくつか味噌汁が腐ってしまった時の特徴がありますので覚えておきましょう。
- ドロドロと粘り気がある
- 白いカビのような膜が張っている
- 温めると白い泡が出る
- 酸っぱいにおいがする
- 発酵したようなにおいがする
- 味噌と出汁の香りが作りたてのいい匂いではなくなっている
- 酸っぱい
- ねばねばした食感になっている
- 納豆に似た味
- 白い泡が出て苦みがある
味噌汁が保存可能期間の3日目でも酸っぱいにおいがしたら要注意です。
すぐに飲みきることができず、冷蔵保存や冷凍保存した際は飲む前に必ず見た目やにおいを確認するようにしてください。
食べてしまった味噌汁にウエルシュ菌が繁殖していた場合、腹痛や下痢の症状が出ます。
私も味噌汁を少し多めに作って冷蔵保存をしたことがありますが、3日目のものでも酸っぱいにおいがしないかチェックしています!
少しでもいつもと違うなと思ったら食べないようにしましょう。
味噌汁3日目なら冷蔵庫での作り置き保存がいい!?
味噌汁は冷蔵保存や冷凍保存も出来ますが、やはり味や風味は落ちてしまいます。
せっかく作り置きしておいても美味しくない味噌汁は飲みたくないですよね。
味噌汁を3日目でも美味しく食べるためには冷蔵庫保存後、食べる直前に味噌を入れることがポイントです!
ここでは味噌汁を冷蔵保存しても味や風味が落ちない作り置き保存の方法を紹介します!
味噌汁を3日目以降も美味しく食べるには味噌を入れる前の段階まで下ごしらえしておき冷蔵庫に作り置き保存しておきます。
この方法であれば食べる直前に味噌を加えるので美味しい味噌汁を飲むことができます。
しかし、これでは再度鍋を火にかけながら味噌の分量を量って溶かして…と少し面倒だと思いませんか?
私は作り置きしたものを食べる時に極力手間をなくしたいと思ってしまいます。
食べる時に極力手間をなくしたい方におすすめなのが味噌玉を作っておくことです!
味噌玉とは1食分の味噌をラップで包んでおくことで、食べる直前にその味噌を入れるだけで味噌汁を完成させることができます。
下ごしらえしておくことも面倒だよ…というあなたは味噌玉にあらかじめ具材を入れておくことで下ごしらえをせずに味噌汁を飲むことが可能です。
1食分の味噌汁に必要な味噌の量は大さじ1杯なので、大さじ1杯の味噌と顆粒だし、具材を味噌玉にします。
具材はお湯をかけるだけで食べられるものに限られますので、お肉などは利用できません。
おすすめの味噌玉の具材をまとめましたので参考にしてみてください。
- 乾燥わかめ
- 乾燥あおさ
- 麩
- とろろ昆布
- ごま
- ねぎ
他にもお湯をかけるだけで食べられるものや、そのまま食べても問題ないものであれば味噌玉に入れることができます。
この味噌玉を作っておけば、お椀に味噌玉を入れてお湯をそそぐだけなので手間なく味噌汁を飲むことができます。
味噌玉の保存可能期間は冷蔵保存で1週間、冷凍保存で1か月なので一度作っておくことでしばらく美味しい味噌汁を飲むことができますよ!
味噌玉を作る方法であれば味噌汁を3日目以降も冷蔵庫や冷凍庫に保存して美味しく飲むことができるので嬉しいですね!
私もこの味噌玉を作っておくことで忙しい朝でも美味しい味噌汁を飲むことができるようになりました。
毎日忙しいあなたにおすすめの味噌汁作り置き保存の方法となっています♪
まとめ
- 味噌汁の保存方法によってはウエルシュ菌が増殖して食中毒になる危険がある
- 味噌汁は常温保存には向いておらずすぐに飲みきらなければならない
- 常温保存する場合は3時間おきに再加熱する必要がある
- 冷蔵保存、冷凍保存する場合は1食分ずつ小分けにして粗熱をとってから保存する
- 味噌汁の保存可能期間は冷蔵保存なら3日間、冷凍保存なら1週間
- 味噌汁を再加熱する時はよくかき混ぜながら急激に加熱しないようにし、冷凍保存の場合は一度冷蔵庫で解凍してから加熱する
- 味噌汁が保存可能期間内でも見た目やにおいを確認して食中毒の危険がないかチェックするようにする
- 味噌汁を3日目でも美味しく飲みたいなら味噌を入れる前の段階まで冷蔵庫保存をして食べる直前に味噌を加える
- 食べる時に極力手間をなくしたい場合は味噌と顆粒だし、具材をラップに包む味噌玉を作っておく
- 味噌玉の保存可能期間は冷蔵保存で1週間、冷凍保存で1か月
味噌汁は常温保存が難しいですが、作ってから3日目でも飲みたいなら冷蔵保存や冷凍保存がおすすめです。
毎日食べたくなる味噌汁はやはり作り立てが1番美味しいので、味噌玉を作るなど上手に作り置きができると嬉しいですね♪
私も味噌玉で味噌汁を作って3日目でも美味しく飲んでいますので、ぜひあなたも試してみてください!
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