あなたは食パンを冷凍すると、味がまずいと感じた事はありませんか?
普段から食パンを食べる機会があるあなたなら、焼き立てのパンや、好きなお店で買ってきてすぐの食パンの美味しさを思い浮かべることが出来るでしょう。
美味しい食パンは口に入れるとふんわりパンの香りがして、そのまま食べても焼いて食べても大正解ですよね♪
しかし、食パンはすぐに食べきれないで数日置いておくと、気付いたらカビが生えしまいますよね。
カビが生えることだけは避けたい!!と思い、食パンを冷凍しているのではないでしょうか?
食パンは正しい方法で冷凍しないと冷凍焼けしてしまい、味がまずくなる原因となるのです!!
今回の記事では、食パンは冷凍するとなぜ味がまずいのか、冷凍した方がいいメリットや美味しく食べられる解凍法についてご紹介します!!
食パンを冷凍するとまずいと感じるのはどうして!?
冷凍した食パンを食べようとすると、何だか味がまずい。そんな、なんとも言えない気持ちになったことはありませんか?
なぜ食パンを冷凍すると味がまずいのか調べていくと、冷凍焼けが原因であることがわかりました!!
食パンは一度冷凍してしまうと、冷凍する前のパンの風味やふわふわな感じは取り戻せませんし、何ならちょっと冷凍庫のニオイがする時もあります。
私は食べ切れずに冷凍した食パンを解凍して食べる際には、何だかまずいという気持ちをカバーするために多めにバターやジャムをつけて食べてしまいます。
パンを食べているのか、バターやジャムを食べているのか分からなくなることもあります。
冷凍食パンがまずくなることには理由があり、そしてまずくならない正しい冷凍方法もあったのです。
私は、食パンを冷凍してもまずくならない方法を知らずにいたおかげで、今まで何だか味がまずい食パンをごまかしながら食べていたということですね…。
この章では、私のように後悔する人を1人でも減らすために、冷凍する食パンについて、正しい情報をご紹介します!!
食パンの冷凍がまずい理由は冷凍焼け!!
冷凍した食パンをまずいと感じるのは、具体的に言うとパンがパサパサしていたり、冷凍庫のニオイが移っていたりする状態ではないでしょうか?
それは、食パンが冷凍焼けしてしまっており、それによって味がまずくなっているのです!!
冷凍焼けとは、食パンが空気に触れることで乾燥・酸化し、風味や食感が悪くなることを言います。
また、パンはニオイを吸収しやすいので、ニオイ移りの心配もあります。
そして、1番やってはいけないのが、食パンを買ってきた袋のまま冷凍庫に入れること!!
つい、買ってきた袋のまま冷凍庫に入れてしまっていませんか?私はちょっとズボラなのでやっていました。
買ってきた袋のまま冷凍庫に入れると、食パンと空気が触れる面積が多いので、あっという間に冷凍焼けしてしまうのです!!
袋のまま冷凍するのは、あえて冷凍焼けの食パンを作っているような状態ということですね。
では、どのような状態で冷凍すると、冷凍焼けを防ぐことが出来るのでしょうか!?詳しくご紹介します。
食パンを冷凍する2つの正しい方法
食パンを冷凍焼けさせずに冷凍保存するには、ラップもしくはアルミホイルで包むという2つの正しい方法があります。
ラップとアルミホイル、どちらの場合でも食パンを1枚ずつピッタリと包んで下さい。
そしてフリージングバッグに入れて、出来るだけ空気を抜きながら口を閉じることで冷凍焼けの防止になりますよ♪
ご家庭の冷凍庫だと、何度も開け閉めすることで入り口に近い食品の温度が変わりやすいため、食パンは出来るだけ奥の方に保存してくださいね。
また、ラップとアルミホイルのどちらを選んでも冷凍焼けの防止には効果的ですが、食パンの柔らかい食感を出来るだけ残したい場合はアルミホイルをオススメします!!
アルミホイルは水分を通さない性質をしていますので、ラップで包むよりもパンの水分を外へ逃さない働きをしてくれます。
どちらの場合も、食パンの美味しさを保てる期間は、冷凍保存で2週間~1ヶ月と言われています!!
ちょっとした手間ですが、ラップやアルミホイル、フリージングバッグなら家にありますし、作業も簡単なのでお手軽に出来そうですよね!!
正しく冷凍保存して、美味しく食べられる期間内に食べ切るようにしてくださいね♪
食パンを冷凍すると日持ちすることがメリット!!
当たり前の事かもしれませんが、食パンは冷凍保存が1番日持ちする方法です!!
毎日食パンを食べる枚数が決まっていたり、家族が多いのであっという間に食パンを食べ切ったりするご家庭なら日持ちを気にする必要は無いかもしれません。
しかし、たまに食パンを食べるご家庭や、次いつ行けるか分からないパン屋さんで多めに買ってしまった場合などは保存する必要が出来てしまいますよね。
一般的に食品を保存するには、常温と冷蔵、冷凍保存の方法があります。
食パンの場合、常温、冷蔵、冷凍…それぞれの保存方法ではどの程度日持ちするのでしょうか?詳しくご紹介します。
常温保存の日持ち
食パンを常温で保存する場合は、消費期限が日持ちの期間と言えます。
ひとつ注意したいことは、大手メーカーの食パンと、街のパン屋さんで購入した食パンとでは、少し扱いが変わることです!!
大手メーカーの食パンは厳しい衛生管理のもとで作られていますので、未開封の状態で消費期限を目安に常温保存が可能です。
一方で、街のパン屋さんで購入した食パンはしっかり冷めた状態でジッパーの付いた保存袋などに入れ替えて常温保存して下さいね。
街のパン屋さんで購入した食パンは1日でも早く食べ切ってしまうことをオススメしますが、常温保存が可能な期間はおおよそ3日以内と考えられます。
そうは言っても常温保存は「いつカビが生えるか…」という心配との駆け引きになりそうですよね。
しかし、例えば明日食べることが決まっているなら冷凍する手間を省けるメリットもあります。
気温や湿度なども影響しますので、季節やお部屋の状態などからも日持ちの期間を見極めて常温保存して下さいね!!
冷蔵保存の日持ち
食パンを冷蔵庫に入れること、それは絶対にやってはいけない保存方法なのです!!
冷蔵保存は、常温保存より日持ちさせることが出来そうなイメージだけど、どうしてダメなの?
そんな風に感じてしまいますよね。実は、冷蔵庫内は乾燥しているので食パンの水分が抜けやすく、すぐにパサパサになってしまうのです。
また、小麦粉に含まれているデンプンは、0~4度の低温で急激に劣化すると特徴があるのですが、ちょうど冷蔵庫内の温度なのです。
こうした理由から、冷蔵庫に食パンを入れるとすぐに味や風味が損なわれることになってしまうのです。
食パンがほんの少し残っていても、絶対に冷蔵保存しないで下さいね!!
冷凍保存の日持ち
前章でもご紹介しましたが、食パンの冷凍保存は2週間~1ヶ月と考えて良いでしょう。
こうして3つの保存方法を比較することで、やはり冷凍保存が1番日持ちすることを理解していただけたでしょうか!?
日持ちするのは分かったけど、パンは低温で急激に劣化するって言ってなかった?冷凍しても大丈夫なの?
冷蔵保存の記事を読んでいただいたあなたは、そのように心配になってしまいますよね。
実は小麦粉に含まれるデンプンは0度以下になると、劣化の速度が緩やかになる特徴があるのです!!
つまりパンの特徴として、ちょうど冷蔵庫の温度だと劣化しますが、冷凍庫の温度だと劣化が緩やかになるということです。
こうした特徴から、食パンの保存には冷凍が1番ベストであると言えますよね♪
冷凍保存は食パンの品質を保ち、1番日持ちさせることが出来る保存方法なのです。
食パンの冷凍を解凍するオススメの方法♪
食パンを冷凍した際の、正しい解凍方法を知っていますでしょうか?
実は、冷凍した食パンにはいくつかの解凍方法があり、自然解凍やレンジ、そのまま焼く方法があります!
解凍した食パンを焼かずに食べたいのか、トーストで食べたいのかによってもオススメの解凍方法が変わってきます。
食パンの解凍方法を知っておくだけで、時短になる事もありますので、ぜひ参考にしてください。
せっかく正しく冷凍した食パンを、正しく解凍して美味しく食べて下さいね♪
冷凍食パンを焼かずに食べたい場合
冷凍した食パンを、焼かずに食べたい場合は自然解凍と電子レンジを使う方法があります。
冷凍した食パンを自然解凍することは、基本の解凍方法になります。
冷凍庫から出して、常温で3~4時間を目安に自然解凍させて下さい。
食パンが空気に触れないように冷凍庫に保存したままの状態で自然解凍させることがポイントです♪
計画的に自然解凍させられたら良いのですが、冷凍庫から出してすぐに食べたい場合もありますよね!!
そんな時は、冷凍した食パンをラップに包んだ状態で電子レンジに入れ、加熱する方法を試してみて下さい。目安は500Wで約30秒です。
パンは電子レンジを使うと、思っているよりすぐに温まりますので、温めすぎに注意して下さいね。
冷凍食パンをトーストして食べたい場合
一度冷凍保存した食パンを解凍して、トーストして食べたい場合にはいきなりトースターに入れてしまう方法をオススメします!!
冷凍された状態のままでOKなので、お手軽な方法ですよ♪
- トースターを180度に設定して予熱する
- 冷凍された状態の食パンをトースターに入れる
- 常温のパンと同じ時間トースターで焼く
簡単ですよね♪常温保存された食パンを焼いたものよりも、表面がカリカリして、中はふんわりとした食感に仕上がりますよ。
また、食パンをトースターで焼く直前に麦茶を霧吹きで吹きかけると更に香ばしく、サックサクの食パンに焼き上がりますよ!!
ひと手間プラスされますが、より美味しくなるための裏技ですのでぜひお試し下さい♪
まとめ
- 食パンの冷凍がまずい理由は冷凍焼け
- 食パンは空気に触れることで冷凍焼けする
- 買ってきた袋のまま冷凍すると、あっという間に冷凍焼けする
- 食パンを正しく冷凍する方法はラップもしくはアルミホイルで包む
- 食パンの常温保存の日持ちは約3日
- 食パンを冷蔵保存することは絶対にしてはいけない
- 食パンの冷凍保存の日持ちは2週間~1ヶ月
- 冷凍食パンを焼かずに食べたい場合の解凍方法は自然解凍と電子レンジ
- 冷凍食パンをトーストして食べたい場合の解凍方法はそのままトースター
冷凍すると何だか味がまずいと思っていた食パンですが、その理由は冷凍焼けだったのですね。
正しい冷凍方法は、きちんと調べてみるとちょっとしたひと手間で済む作業でした。
私はこの記事を書くために正しい冷凍方法を調べることが出来たので、今後わざわざまずい冷凍食パンを食べることは無いでしょう(笑)
食パンは保存しておくことが出来ると、朝食に使用したり、ちょっと小腹が空いた時にフレンチトーストを作ったり出来ますよね♪
冷凍庫にあると思うと心強い食パンを、正しい方法で冷凍そして解凍して、美味しく食べて下さいね♪
コメント