あなたは、食材を新鮮な状態で保つためにどのような工夫をしていますか?
真空パックは食材の劣化を防ぎ、鮮度を保てる方法の一つです。
真空パックは鮮度がキープできて便利だけど、専用の機械は袋を含めて高いな…。ダイソーなどで手に入らないかしら。
手動で空気を抜くタイプであれば、100均でも購入できますよ!
ダイソーでも、手動で簡単に真空パックができる袋を販売しているのです!
自動で空気を抜くタイプの機械に比べると格安で、手動ポンプは場所を取りません。
ダイソーの袋は大きめなので、用途も広く大量保存にも向いていますよ。
また、セリアの袋は耐熱冷温度の幅が広く、冷凍保存やレンジでの解凍もできておすすめです!
真空パック専用の袋は高いものが多いですが、コストを抑えるために代用できる袋も紹介します♪
真空パックの袋はダイソーで大人気⁉︎食材の鮮度を保ちながら衛生的に使える!
ダイソーで販売されている真空パックの袋は、売り切れの時もあるほど大人気です!(2022年6月現在)
私は近所のダイソーに探しに行ったことがありますが、残念ながら売り切れていました。
あなたが初めてダイソーの真空パックを購入するなら、ポンプもついたセットがおすすめです!
真空パックの大きい袋2枚と小さい袋3枚、空気を抜くための手動ポンプがついて価格は330円(税込)です。(2022年6月現在)
もちろん袋のみを買うこともできます。大きい袋は2枚入り、小さい袋は3枚入りでどちらも110円(税込)です。
袋の端に空気を抜くための穴がついていて、そこに専用のポンプを押し当て、手動で空気を抜く仕様になっています。
ポンプを直接真空パックの袋につけて空気を抜くので、液体を含む食材の保存には不向きです。
肉や魚はキッチンペーパーなどで水分を拭き取ってからの保存がおすすめですが、空気を抜いている途中で水分が多少出てきてしまうこともあります。
そんな時、ダイソーのポンプは先端が透明になっていて取り外しも可能です。
万が一空気と一緒に水分を吸い取ってしまっても、透明な部分に溜まった水分も見え、取り外して洗うことができるので衛生的に使えます。
普段そのまま冷蔵庫やパントリーなどに保管している食材を真空パックにするだけで、鮮度を保てる上に見た目もすっきりと整理できますよ!
レンジと冷凍庫は使用不可⁉︎冷蔵庫と常温保存向きの袋‼︎
冷蔵庫やパントリー内の食材は、なるべく新鮮なまま長持ちさせたいですよね。
ダイソーで販売されている真空パックの袋は、生鮮食品や常温の食材などを、冷蔵庫やパントリーなどで保管するのに向いています。
真空パックの袋は耐熱冷温度がマイナス10~50℃なので、激しい温度変化には耐えられません。
商品の注意書きにもありますが、レンジの使用と冷凍庫での保管はできません。
ですが冷蔵庫での使用はできるので、お肉や魚などの食材を真空パックにして冷蔵庫で保存することによって、最後まで新鮮な状態で食べられます。
私は生ものを真空パックにするときは、食材をラップでくるんだり、ビニール袋に入れたりしてから真空パックの袋に入れ、空気を抜いています。
食材が直接袋に触れないことで汁もれを防ぐだけではなく、衛生的で袋の再利用も可能になりますよ。
再度袋を使用するときは食品が直接袋に触れていない場合でも洗剤でしっかりと洗い、完全に乾いたのを確認してから使用してくださいね。
また、米やナッツ類、ドライフルーツなどの乾物を保管するのにも向いています。
最初からチャックのついた商品もありますが、完全に空気を抜くことは難しいです。
食材は空気に触れることで痛みやすくなるので、真空パックの袋に移して空気を抜くことで、より長く保存できます。
しかし、コーヒー豆や生の野菜などはガスが発生する食材なので、袋が広がったり味を低下させたりしてしまうことがあります。
実際に使用した人の口コミをみてみると、切り口が酸化して色の変わりやすい野菜は、保管期間が数日であれば真空パックにすることによって変色が防げるそうです。
事前に準備しておきたいけど、しばらく放置すると変色してしまうゴボウやリンゴなどの食材は、この真空パックを使うと便利ですね!
さらに、真空パックにすると袋も変形しにくくなるので、食材を綺麗に並べて保管しやすくなります♪
ダイソーの袋は大きめで大量保存がしやすい!
ダイソーの真空パックは大きめなので、さまざまな食材を大量に保管することが可能です。
ダイソーの真空パック大サイズは【横28cm×縦30cm】、小サイズは【横28cm×縦23cm】です。
ジップロックのLサイズ、Mサイズと比べると、ダイソーの真空パックは大小どちらも長さが3~4cmほど長くなっています。
袋が大きいので、ステーキ肉や魚の開きなどもそのまま楽に保存できます。
私は業務スーパーで大容量のナッツ類や、桜エビなどの乾物を買うことが多いのですが、一度には食べきれません。
業務スーパーはコスパがいいのですが、余った食材が悪くなって食べられなければもったいないですよね。
そんな時にダイソーの真空パックなら劣化を防ぐだけではなく、薄くシート状になるので場所を取らずに保管できます。
袋を立てて収納することも可能なので、ブックスタンドを使った収納もアリですね!
袋に直接日付などを書き込む欄もついていますが、付箋やマスキングテープを貼れば管理もしやすくて見やすいですよ。
真空パックの袋はセリアの方が耐熱冷温度の幅が広い⁉︎冷凍と解凍もできる‼︎
あなたは、セリアでも真空パックの袋が販売されているのを知っていますか?
セリで販売されている真空パックの袋は、冷凍とレンジを使っての解凍も可能なので、冷凍庫内も整理したい場合はおすすめです。
ダイソーの耐熱冷温度がマイナス10~50℃であるのに対し、セリアはマイナス15~80℃と温度の幅が広いのです!
注意書きには「レンジでの解凍も可能」という表記があるので、冷凍保存ができるということですね。
ただしレンジでは「解凍」のみが可能なので、温めすぎないように注意しましょう。
湯せんやレンジでの「あたため」はできませんが、冷凍できるのは嬉しいポイントですね♪
私は肉や魚が特売の日にまとめて買っていますが、いくつかパックのまま冷凍保存したら冷凍焼けしてしまい、捨ててしまった経験があります。
「冷凍焼け」は食品内の水分が抜け、油脂が酸化してしまうことで起こる現象です。
食品の安全性に問題はありませんが、パサパサになってとても美味しく食べられる状態ではありません。
ひと手間かけて、真空パックにするだけで酸化を防ぎ、冷凍焼けを防ぐことができますよ!
セリアの真空パックは、専用のポンプと袋がそれぞれ110円(税込)で販売されているので、最初は合わせて購入してください。
袋のサイズは大サイズが【横30cm×縦34cm】、小サイズが【横21cm×縦22cm】です。
真空パックの袋は代用可能⁉︎ナイロンポリ袋が使える‼︎
あなたは、自動で真空パックができる機械を欲しいと思った事はありませんか?
真空パックの袋は別売りされているのですが、袋の値段をご存じでしょうか?
専用の真空パックは約25枚分のロール一本で、大体750円ぐらいです。
私は以前母親から古い真空パック専用の機械を譲り受けたのですが、専用の袋が高くて頻繁に使うのがもったいないと思い、長い間棚にしまいっぱなしになっていました。
袋は基本消耗品なので、コストを抑えられたら嬉しいですよね。
実は真空パック専用の袋にかかるコストは、ナイロンポリ袋を代用することで安く抑えられるのです!
私の夫が実践した、三角コーナーのネットを使って空気を抜く方法も一緒に紹介します♪
真空パックの袋はナイロンポリ袋で代用する⁉︎
真空パックの袋は消耗品で高いので、コストを抑えられる「ナイロンポリ袋」で代用しましょう!
あなたは「ナイロンポリ袋」を知っていましたか?私は今回初めてこの名前を知りました。
ナイロンポリ袋は、ナイロンとポリエチレンが二重になっている袋です。
袋の外側は酸素を通さないナイロン、内側は熱に弱くて袋を癒着(ゆちゃく)させやすいポリエチレンです。
真空パックにもナイロンポリが使用されているので、同じ素材であれば代用が可能なのです‼︎
真空パック専用に販売されている袋の場合は空気を吸引するため、エンボス加工という凹凸がついています。
この凹凸があることによって、空気をしっかり吸引できるのです。
専用の袋は便利なのですが、特殊なエンボス加工がされていることもあり、消耗品で1枚あたり30円以上します。
一度使って捨ててしまうことを考えると、コスパは悪いですよね。
ナイロンポリ袋を使うと1枚あたり1円から10円程度に抑えることができるので、家計の強い味方になってくれます♪
ナイロンポリ袋はスーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで購入することができます。
薄いものだと熱で穴が空いてしまうこともあるので、袋の厚さは0.07mm以上が理想的です。
夫は最初0.04mmの厚さの袋でやってみたのですが、癒着(ゆちゃく)がうまくいかず穴が空いて失敗でした。
通常のポリ袋(ビニール袋)では空気を通してしまうので、必ず「ナイロンポリ」が素材のものを買ってください。
「ナイロンポリ」と「ポリエチレン」はどちらも透明で触っても見分けがつきにくいので、以下をチェックしてみてください。
- プラマークのそばに「PE,PA」と表記されている(ポリエチレンは「PE」のみ)
- 袋の繋ぎ目部分(シール幅)が5mm以上ある(ポリエチレンは1~2mmしかない)
- 開口部分がカールしている(ポリエチレンはカールしていない)
「ナイロンポリ袋」が手に入ったら、100均で購入できる水切りネットも用意して準備完了です!
100均の水切りネットと組み合わせればしっかり真空になる⁉︎手順を紹介!
100均で買える三角コーナーの水切りネットを使うことで、ナイロンポリ袋からしっかりと空気を抜くことができます。
前の章でも説明した通り、専用の真空パックにはエンボス加工という凹凸があり、凹凸の隙間から袋の空気を吸引します。
「ナイロンポリ袋」には凹凸がないので、袋だけそのまま機械にセットしても空気を全て吸引することはできません。
そこで、空気の通り道を作るために100均で買える三角コーナーの水切りネットを使います!
水切りネットをカットして使うことで袋に隙間ができ、空気をしっかりと吸い取り真空状態にすることができるのです!
私の夫が実践している方法を紹介するので、参考にしてみてください♪
- 真空パック専用の機械
- ナイロンポリ袋
- 水切りネット
- 水切りネットを袋に入った食材から、袋の入り口に少し被るくらいの大きさにカットしておく(ネット部分が空気の通り道になるように)
- 食材を袋に入れる
- カットした水切りネットを袋に入れ、少し袋の口からネットを出しておく
- 袋を本体にセット
- スイッチを入れ通常通り空気を抜いて完成!
通常の真空パックの方法に水切りネットをプラスするだけなので簡単ですね♪
水切りネットはカットして使うので大量のストックができて、一度買えば半永久的に使えますよ。
食材から袋の入り口まで空気が通ればいいので、カットする幅はお好みで大丈夫です。
ちなみに夫はフリーザーバッグでも試して成功しています。
安価なフリーザーパックも販売されているので試してみてはいかがでしょう。
真空パックの袋を「ナイロンポリ袋」で代用することでより身近に、より多くの食材が新鮮な状態で保存できるようになりますね!
まとめ
- 真空パックの袋はダイソーで大人気。ポンプと袋がセットになって販売されているものと、袋のみの販売もある
- ダイソーで販売されている真空パックの袋は耐熱冷温度がマイナス10~50℃。レンジ、冷凍庫での使用はできないので常温や冷蔵庫での保管に向いている
- ダイソーで販売されている真空パックは液体には不向きだが、専用のポンプは先が透明で分解できるので、万が一液体を吸い込んでしまっても取り出して清潔に保つことができる
- ダイソーで販売されている真空パックの袋は大小あるがどちらも大きめなので、大量保存に向いている
- コーヒーや生の野菜など、ガスを発生させる食材は真空パックを使うと味が劣化する
- セリアで販売されている真空パックの袋は、耐熱冷温度がマイナス15~80℃でレンジを使用した解凍、冷凍庫での保存が可能でおすすめ
- セリアで販売されている真空パックの袋は、湯せんやレンジでの「あたため」はできない
- 真空パックの袋は「ナイロンポリ袋」と代用可能で、「ポリ袋」と見分けるには、「シール幅が5mm以上あるか」、「PE,PAの表記があるか」、「開口部分がカールしているか」を確認する
- 「ナイロンポリ袋」と共に、100均で購入できる「水切りネット」を使うことで空気の通り道ができて真空状態にすることができる
- 「水切りネット」はカットして使うので、一度買えば半永久的に使うことができる
真空パックの袋はダイソーやセリアなどの100均でも購入することができます。
それぞれのメリットを活かして使い分けることで、たくさんの食材の鮮度を保つことができますね。
真空パックを使えば場所も取らないので見た目もすっきり!
真空パックを使って、フレッシュで美味しい食生活を送りましょう♪
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