離乳食のメインメニューとも言えるうどん。私の子供はうどんが大好きで喜んで食べてくれます!
しかし、うどんのレシピってマンネリ化してしまいませんか?離乳食は毎日あるし、回数も増えてレシピを考えるのも大変!いつも一緒では子供も飽きてしまいますよね。
離乳食は、母乳や粉ミルクから幼児食までの1年間をつなぐ大切な食事です。
赤ちゃんが好き嫌いなく健やかに成長するために野菜やたんぱく質など月齢に応じた食材を偏ることなく取り入れてあげなくてはいけません。
しかし、お母さんは育児に家事に仕事に…毎日忙しくてやることもいっぱい。
この記事では1皿でエネルギー・たんぱく質・ビタミン、ミネラルの3つの栄養素が揃った簡単に作れるうどんレシピを月齢に応じてご紹介!さらに、うどんの冷凍保存方法や月齢別適切量も教えます!
離乳食のうどんレシピを月齢別にご紹介
それぞれの月齢に応じたレシピを厳選してご紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
卵黄と青菜のうどんがゆ
ゴックン期(5~6ヵ月)のレシピをご紹介します。
最初にご紹介するのは、「卵黄と青菜のうどんがゆ」です。黄色と緑で見た目にもかわいいレシピですよ。
- ゆでうどん…20g(1/10玉)
- 卵黄(かたくゆでた卵の黄身)…1/4個
- ほうれん草の葉…10g(大2枚)
- だし…1カップ
- 細かく刻んだうどんとだしを鍋に入れて、くたくたに柔らかくなるまで煮る
- 1をなめらかになるまで潰し、卵黄を加えてすり混ぜ、器に盛る
- ほうれん草は柔らかくゆでて刻み、なめらかになるまですり潰し、2にのせて混ぜながら食べさせる
豆腐と野菜の煮込みうどん
続いては、モグモグ期(7~8ヵ月)のうどんレシピを2つご紹介します。
モグモグ期の離乳食では、ゆでうどんを包丁で細かく刻み(1~2㎝)、指で軽く力を入れてつぶせるくらいにくたくたに煮てください。
- ゆでうどん…35g(1/5玉弱)
- 絹ごし豆腐…30g(1/10丁)
- キャベツ…10g(1/6枚)
- にんじん(皮をむいて5mm厚の輪切り)…5g
- だし…1カップ
- 豆腐は5mm角に切る
- キャベツ・にんじんはみじん切りにし、うどんは細かく刻む
- 鍋にだし、2を入れ野菜とうどんが柔らかくなるまで煮る
- 1を加え、さっと煮て出来上がり
お豆腐とうどんで満足感もアップするのではないでしょうか。
納豆おろしうどん
納豆と大根が相性抜群で、食がすすむこと間違いなしのレシピです。
- ゆでうどん…55g(1/4玉強)
- ひき割り納豆…15g(大さじ1強)
- 大根(すりおろし)…大さじ1
- だし…1カップ
- うどんを細かく刻み、大根をすりおろす
- 鍋に1、大根、だしを入れ、うどんが柔らかくなるまで煮る
- 2に納豆を加え、さっと混ぜたら出来上がり
かき玉うどん
続いてはカミカミ期(9~11ヵ月)のレシピを2つご紹介します。
カミカミ期の離乳食では、ゆでうどんを2~3㎝の長さに切り、指で軽く力を入れてつぶせるくらいに柔らかく煮てください。最初にご紹介するのはかき玉うどんです。
- ゆでうどん…1/3玉
- トマト…小1/3個
- 小松菜の葉…1/3株(10g)
- とき卵…1/3個分
- だし…1カップ
- うどんを2~3㎝の長さに切る。トマトの皮と種を取り除いて5mm角に切り、小松菜の葉を細かく刻む
- うどんをくたくたに柔らかくゆで、ざるにあげる。器にうどん、刻んだトマト、小松菜の葉をのせる
- 鍋にだしを煮立てて、とき卵を回し入れて火を通し、2にかけて出来上がり
トマトの赤が食欲をそそりますね。小松菜の代わりにほうれん草など、その時食べられるものを代用してくださいね。
豚ひき肉のみぞれ煮うどん
続いてご紹介する「豚ひき肉のみぞれ煮うどん」は、大人も一緒に食べたくなるレシピですよ。
- ゆでうどん…90g(1/2玉弱)
- 豚ひき肉…15g(大さじ1)
- 大根(すりおろし)…大さじ2
- だし…1カップ
- うどんは2~3㎝の長さに切り、大根をすりおろす
- 鍋にだし少々、ひき肉を入れて火にかけ、ほぐしながら火を通し、残りのだしを加える
- 煮立ったら1を加え、柔らかく煮る。仕上げにおろし大根を加え、さっと煮たら出来上がり
大根は辛みの少ない上部分を使うことで、食べやすさがアップしますね。
カルボナーラ風うどん
最後にパクパク期(1才~1才6ヵ月)のうどんレシピを2つご紹介します。
パクパク期の離乳食では、ゆでうどんを3~4㎝の長さに切り、指で力を入れてつぶせるくらいに柔らかく煮てください。
- ゆでうどん…105g(1/2玉)
- 卵黄…1個分
- 牛乳…大さじ1
- ブロッコリー…30g(小3個)
- サラダ油…少々
- うどんは2~3㎝の長さに切り、ブロッコリーは柔らかくゆで、1㎝大に切る
- 卵黄と牛乳を混ぜる
- フライパンに油を熱し、1を軽く炒め、2を回し入れて火を通したら出来上がり
八宝菜風あんかけうどん
- ゆでうどん…130g(2/3玉)
- 豚赤身薄切り肉…20g
- チンゲンサイ…20g(小1枚)
- しいたけ(軸を除く)…15g(1個)
- だし…1/2カップ
- 水溶き片栗粉…少々
- うどんは2~3㎝に切り、柔らかくゆで、器に盛る
- 豚肉は細かく刻む。チンゲンサイは1㎝大に刻む。しいたけは2等分に切ってから薄切りにする
- 鍋にだし、2を入れ、野菜が柔らかくなるまで煮る。水で溶いた片栗粉でとろみをつけ、1にかけて出来上がり
離乳食のうどんの正しい冷凍方法
離乳食のうどんレシピをたくさんご紹介しましたが、食べさせる度に材料を準備してうどんを煮込んで…となると時間がかかって大変ですよね。
そういうときのためにあらかじめ離乳食を作り置きをして冷凍保存しておくのが便利です。
私も土日にまとめて作り置きをして、平日は食べさせる時に電子レンジでチンしてすぐにあげることが出来るのでとても楽です!
冷凍保存するときのポイントや注意点を押さえて、毎日の離乳食づくりが少しでも楽になると良いですね♪
うどんを冷凍するときのポイント
- うどんは塩分を含んでいるため、必ず下茹でをしてから冷凍する
- 雑菌の繁殖を防ぐため、粗熱を取って作りたてを冷凍する
- 使う分だけ小分けにして、なるべく小さく薄く冷凍すると解凍しやすい
- 市販で売っている冷凍うどんは一度解凍し、再び冷凍すると食感が悪くなるので不向き
夏場は特に雑菌が繁殖しやすいので気を付けてください!
うどんを冷凍するときの工程
- うどんを切ってたっぷりのお湯で茹でる(初めから細かく切りすぎるとうどんが煮溶けてしまうので長めに切っておく)
- 通常の4倍ぐらいの時間で柔らかくなるまで煮る
- ざるにあげて流水で冷ます
- 月齢に応じた長さまでカットする
- 一食ずつ小分けにし、製氷機に入れるか、サランラップに包んでジップロックに入れ、冷凍保存する
一食ずつ小分けにすることでほしい時にほしい量解凍して使うことが出来るので時短テクニックです!!
冷凍したうどんを解凍する時の注意点
- 自然解凍は雑菌が繁殖しやすいのでNG。電子レンジかお鍋で再び加熱する
- 一度解凍したものを再度冷凍するのはNG
- 衛生上、一週間を目途に使い切る
- 電子レンジで解凍すると水分が飛び、ぱさぱさになりやすいので小さじ1程度のだし汁などの水分と一緒に加熱する
私も毎回電子レンジで解凍していますが、結構ぱさぱさになります。
そのままだと喉に詰まったり、食べずらくて嫌がるので必ず月齢に合わせてとろみをつけてくださいね。
離乳食のうどんの量はどのぐらいが適切?
離乳食のうどんの量はどのぐらい食べさせるのが適切?いつどのぐらい増やせば良いの?など離乳食を食べさせる上で量の問題は一度は考えると思います。
私の子どももうどんが大好きでよく食べるので、もしかして食べさせすぎ?と思うこともありました。
そんなあなたに向けてここでは目安の量をご紹介します。
離乳食ではアレルギーの発症が気になりますよね。アレルギーの発症でよく聞かれる1つが小麦です。
そのため、主食のおかゆに十分に慣れたころにゆでうどんからスタートしてスプーンひとさじ5gから様子を見ながら与えてください。
- 離乳食初期…5g~20g
- 離乳食中期…25g~55g
- 離乳食後期…60g~80g
- 離乳食完了期…90g~120g
食べる量には個人差があり、みんなが同じ量を食べるわけではありませんのであくまでも目安量として考えてください。
食べる量よりも体重が増えているかどうかをチェックしてください。多くても少なくても過剰に気にする必要はありません。
よく食べる子はおかわりもOKですし、少食の子は無理せず食べれる量でかまいません。
まとめ
- 離乳食のうどんは、指で軽く力を入れてつぶせるぐらいにくたくたになるまで柔らかく煮る
- エネルギー・たんぱく質・ビタミンの3栄養素を1つのお皿で賄えるレシピにすると簡単
- 離乳食のうどんはまとめて作って冷凍保存しておくと便利
- うどんは必ず下茹でし、粗熱を取って作りたてを冷凍する
- 出来るだけ小さく薄く小分けにして冷凍しておくと解凍しやすい
- 冷凍したうどんの自然解凍はNG。電子レンジかお鍋で加熱する
- 一度解凍したものは再び冷凍しない
- 冷凍したうどんは一週間を目途に使い切る
- 電子レンジで解凍するときは水分が飛びやすいので水分を少々含ませ、解凍する
- 離乳食のうどんは月齢別に目安の量があるが、食べる量は個人差が大きいので体重の増え方をチェックする
いかがでしたか?毎日の離乳食で今日は何のレシピにしよう?レシピがいつも同じになってしまう…という方、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
頑張りすぎず上手に手を抜きながら離乳食づくりを楽しみましょう!!
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