生後3ヶ月ごろから使用することができるオーボール、知育おもちゃとしてもとても人気がありますよね。
赤ちゃんが使うものだからこそ消毒したほうがいいのか気になりませんか?基本、オーボールに消毒は必要ありません!!
本当に必要ない⁉︎オーボールを舐めて、変な病気になってしまったら大変。
私も一人目を出産したときは、色々敏感になって旦那と喧嘩したこともしばしば(笑)
消毒は必要ないと言っても、赤ちゃんが使うものだから衛生的にも気になりますよね。
そこで今回は、なぜ消毒が必要ないのか、オーボールのやってはいけない消毒方法と適した消毒方法をご紹介します。
また、沸騰消毒についてやアンパンマンのオーボールの消毒方法もまとめています。
オーボールの消毒について、気になるあなたはぜひ参考にしてくださいね。
オーボールに消毒は必要ない⁉︎
オーボールというのはポリウレタンという素材でできています。ポリウレタンは消毒方法によっては溶けて変形したり劣化したりしてしまうことがあります。
オーボールが溶けるのは困る…。どういった消毒方法だと変形したり劣化したりしてしまうの?
せっかく買ったばかりのオーボールを消毒して、すぐ使えなくなるのは困りますよね。
そこでここからは、オーボールにやってはいけない消毒方法と適した消毒方法をご紹介します。
オーボールにやってはいけない消毒方法
オーボールに、やってはいけない消毒方法を2つご紹介します。
1.ミルトン
ミルトンの成分は次亜塩素酸ナトリウムというものですが、この次亜塩素酸ナトリウムがポリウレタンを溶かしてしまいます。
実際にやってみて大丈夫だったという場合もあるようですが、濃い濃度でカビキラーなどにも使われる強力な薬品です。変形の原因になりますので避けた方が無難でしょう。
2.アルコール
実はアルコールも、オーボールの素材であるポリウレタンと相性が悪く劣化の原因になるそうです。
ウェットシートくらいの濃度なら大丈夫と使ってらっしゃる方もいるかもしれませんが、我が家はそれで恐ろしい思いをしました。
一人目が赤ちゃんの頃、何も考えずアルコールのウェットティッシュで拭いていたのですが、何日かするといつの間にか溶けてしまいました。
もしかすると、日当たりの良い場所に置いていたので、日差しで溶けたのかもしれませんが…。びっくりしてあわてて新しいものを買いに行きましたよ。
少しくらい大丈夫と思っていても私のような場合もありますので気をつけてくださいね。
オーボールに適した消毒方法
どうしてもきれいにしたいあなたには次の方法がおすすめです。
1.ノンアルコールのウェットティッシュでふく
アルコールに弱いので、アルコール入りのウェットティッシュで拭くことはあまりおすすめできません。
おしりふきなどのノンアルコールのものでふくようにしましょう。
2.中性洗剤で洗う
食器などを洗う中性洗剤を使って、ごしごし洗いましょう。
どの家庭にもあるものですし、ささっと簡単に洗うことができます。
基本消毒は必要ありませんと言いましたが、衛生的にも気になるあなたはぜひ試してみてください。
オーボールの消毒は煮沸もダメ⁉︎
オーボールの素材であるポリウレタンは熱にも弱いので哺乳瓶のように煮沸したり、電子レンジに入れたりしたらドロドロに溶けてしまいます。
オーボールを沸騰消毒したり電子レンジに入れたりするのはやめてくださいね!!
消毒しなかったらどうなるの?
オーボールはミルトン・アルコール消毒もダメ、煮沸消毒もダメ。
バイキンがついたままのオーボールで遊ばせて、本当に大丈夫なのでしょうか?
一説によると、いろんなものを口に入れることによって、外部の細菌やウィルスを取り込んで免疫を獲得しているという説があります。
生後6ヶ月くらいまでは、スリッパの裏を舐めさせろという細菌学者もいるくらいです。(さすがにそれはやりすぎだと思いますが)
ある程度汚かったとしても、それを口に入れることによって、赤ちゃんの免疫が強化されていると考えれば、哺乳瓶のような厳密な消毒は必ずしも必要ありません。
赤ちゃんが口に入れてしまうことの意義
赤ちゃんというのは、本当になんでも口に入れます。
生後3ヶ月くらいから、ハンドリガードと呼ばれる手を認識して口にもっていくという動作から始まり、ずり這いやハイハイを始めるとコードやコンセントを舐め回します。
歩き始めても、外にある砂の感触を手で確かめ、そのままお口に入れてしまうなんてこともしばしば。
1歳〜1歳半くらいまでは、変なものを口に入れてしまわないかヒヤヒヤする毎日です。3歳くらいまで続くという話も聞きました。
口で何かを確かめるという行為は、赤ちゃんの好奇心を育てる上でも大切な成長過程です。好きなようにさせてあげましょう。
アンパンマンのオーボールの消毒方法は!?
我が家では、アンパンマンのオーボールを愛用しています。みんなが大好き、アンパンマン‼︎
当時は、何を買ったらいいのかわからず、とりあえず店頭にあるアンパンマンを購入しました。
アンパンマンのオーボールも消毒は基本必要ありませんよ。
気になる場合は、他のオーボールと同じ消毒の仕方でノンアルコールのウェットティッシュでふくか、中性洗剤で洗うなどしてくださいね。
第1章でもお伝えしましたが、私がアルコールのウェットティッシュで拭いてしまい、いつの間にか溶けていた時は1人目だったこともあり、びっくりしました!!
あわてて新しいものを買いに行きましたよ。3人育てるようになった今だからこそ、あらら〜溶けちゃった〜なんて悠長に言ってられますが、その当時はもう必死(笑)
消毒の仕方を間違えてしまうと私のように買い直しになることがありますのでご注意くださいね。
しばらく遊んでなかったので、幸い口には入れていませんでしたが、溶けた部分を舐めたらと思うとゾッとしてしまいます。
現在その二代目は、5歳になった一番上も2歳の真ん中も投げたりして遊んでいますし、0歳をあやす道具としても使ってくれており、何年も使えるおもちゃだなぁと実感しているところです。
オーボールの知育効果は?
オーボールの知育効果はどんなものがあるのでしょうか。
つかむ・離す
網目状の構造になっているので、手がうまく使えない赤ちゃんでも簡単につかむことができます。
使い始めの3ヶ月の赤ちゃんは、まずつかませて手の感覚を楽しませることが出来ます。
赤ちゃんの手というのは、脳の発達の上でも非常に重要な部位と言われていますので、早い時期から手の刺激になるおもちゃを使用することで、脳の発達に効果があるとされています。
蹴る
ハイハイする前の赤ちゃんは手足をバタバタさせるので、バウンサーなどに乗せて足をバタつかせた時にオーボールを当てると足で蹴ることも出来ます。
私の真ん中の子どもは、0歳の時オーボールを足に当てるのが得意で、蹴るたびに嬉しそうにしていました。
舐める
オーボールは構造上網目になっているため、舌が入れやすいようです。色々なおもちゃの中でも楽しく舐められるもののようです。
首が鍛えられる
生後3ヶ月を過ぎると首がすわってきて、うつ伏せの練習をしたりすることができます。
その時にオーボールをころがしておくと、音に反応して首を上げたりすることがあります。
また色もカラフルなものが多いので、目があまり見えない時期でも顔を向けやすいものだと思います。
ストラップでベビーカーにつけられる
これは知育というわけではないですが、お菓子でご機嫌をとれない時期は、おもちゃなどで機嫌を取ります。
電車やバスの中で急に子供が泣き出してしまうと、ママは途方に暮れてしまうかもしれません。
オーボールは網目構造なので、ストラップがつけやすいです。ベビーカーにつける用のストラップなどもありますので、外出時1つつけておけば、赤ちゃんがぐずった時に便利です。
まとめ
- オーボールに消毒は必要ない
- オーボールは煮沸はもちろん、ミルトンやアルコールでも消毒できない
- どうしてもきれいにしたい時は、ノンアルコールのウェットティッシュか中性洗剤
- 赤ちゃんは口に入れることで免疫を獲得するので、多少汚くても大丈夫
- 口に物を入れるという行動は赤ちゃんの発達にとても良い
- オーボールは赤ちゃんにもつかみやすく、知育効果も優れている
総合的に考えてもオーボールは、小さい頃から遊べて大きくなってからも興味を引く、便利なおもちゃです。
そして、必ずしも消毒は必要ないということがわかっていただけたでしょうか?
育児は想像以上に困難なこともたくさんありますが、便利なおもちゃを使ってともに乗り切っていきましょう‼︎
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