子供靴ってとても可愛いデザインが多く、ついデザイン重視で選びがちになってしまいませんか?
子供靴はサイズがすぐに変わってしまうので、選ぶのが難しいですよね。
私自身も我が子に子供靴を買う時、少し大きめを買っていましたが、合わないと嫌がっていたのですぐに買い替える羽目になっていました。
サイズや測り方が違うと、足の骨の形成などに悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、足のサイズは身長や体重と同じくらい頻繁に測ったほうがいいと言われています。
でも、靴のサイズを測るのって難しいと思いませんか?
そこで、今回はご家庭でもできる子供靴の正しい測り方、選び方をご紹介します。正しい測り方を覚えて、ぜひ活用してください♪
子供靴サイズの正しい測り方
子供靴を買いに行くとサイズがたくさんあり、わからないと選ぶのが難しいですよね。
お店で測ると簡単ですが、子供がクズってなかなか測ることが難しいことがあります。
家で簡単にできるサイズの測り方を知りたいわ。
そこで、ここからはご家庭でも簡単にできる正しい測り方をご紹介します!
まずは用意する物ですが、準備するのは下記の4つです。
- 紙2枚(両足分)
- 定規(20~30cm)
- 鉛筆
- 厚手の本
この4つが用意できれば、続いてはさっそくサイズを測っていきましょう♪
- 紙に定規で縦30cm、横15cm程度の線をT字になるように引きます
- 縦線の中心に足を乗せて、T字が交わるところにかかとのせます。この時にかかと部分がずれないようにかかと部分に本を置くと測りやすいです
- 指先のもっとも出ている部分に定規をあて、横線と平行に線を引き、縦線の長さを測ります
この方法を両足行えば完了です。やり方はとってもシンプルですので是非チャレンジしてみてくださいね。
また、測り方のポイントとして、座った状態だときちんと測る事が出来ないため、立った状態で測ってください。
さらに、子供靴には捨て寸といって、つま先と靴との間に余裕が必要です。これがないと、歩いた時に足が窮屈になってしまいます。
0歳では約6mm、1~3歳で7mm、4~6歳で9cm、以降は1cmくらいが目安となります。
靴によっては、あらかじめ捨て寸が含まれているものもある為、その場合は測定結果が15cmであれば、15cmと書かれた商品を買って大丈夫です。
捨て寸は販売メーカーによって異なりますので、確認してから購入するようにしましょう。
また、きちんとした測り方をしたいという方は、さまざまなメーカーやショップのサイトからダウンロードできる足用の計測用紙があります。
プリンターがある方は計測用紙を活用して測るのもオススメです。
子供靴やサイズの選び方で知っておきたい重要性
子供の足はすぐに大きくなる為、サイズの選び方が難しいですよね。
サイズアウトも早いため、少しでも長く履いてほしいと思ってしまいます。
しかし、子供靴サイズの選び方は子供の体を支え、バランスを保つ大切なことです。子供靴のサイズが合っていないと、その成長にも支障が出る可能性があります。
6歳頃までの子どもの足は軟骨部分が多く、大人に比べて柔らかく曲がりやすいです。
そのため、足に合わない靴を履いていると、変形した骨になってしまうという恐れがあります。
子供靴サイズの選び方は重要なので、正しく覚えていきたいですね!
足の形は3種類ある
サイズ選びの前に、足の形についての豆知識があります。
皆さんは自分の足の形を気にした事ありますか?私は無かったです…。
日本人の足の形は、エジプト型、ギリシャ型、スクエア型の3つのタイプに分かれおり、日本人に1番多いのはエジプト型です。
親指が長いエジプト型、人差し指が長いギリシャ型、親指と人差し指が同じ長さのスクエア型。それぞれの足の形によって足に合う靴は変わってきます。
エジプト型はどのような靴でも合いやすい足の形ですが、幅の広い靴を履くと足が靴の中で流れやすく、女性に多い外反母趾の原因となるため注意が必要です。
ギリシャ型の足は、つま先が三角形の形をしています。エジプト型の次に多いといわれています。人差し指がつぶされない靴を選ぶことが重要です。
スクエア型の足は、親指から中指までの指の長さがそろっているのが特徴です。日本人には1番少ない足の形です。
つま先が四角いため、指先と靴幅のバランスがとりづらく、指同士が圧迫してしまう為、タコや魚の目ができやすいです。
足の形を覚えておくと、大人になってからも靴選びをしやすくなりますね。
理想の子供靴の選び方
選び方のポイントを4つにまとめましたので、さっそく見ていきましょう!
- 甲の高さが調節もしくは密着できる
- つま先に余裕があり、足が自由に動く
- かかとをしっかり支える
- 適度な靴底の厚さ
まず最初に、足のサイズに合わせて甲の高さが調節できる、もしくは密着できる紐かワンタッチテープのタイプを選ぶことで、自然と歩行がうまくできます。
続いて、子供靴は指を自由に動かせる余裕が必要です。
足の自由がないと筋肉が発達しないので転びやすくなります。その為つま先が自由に動かせることが大切です。
さらに、足が靴の中で動かないよう固定することで、安定した歩行ができます。
かかとが固定されていないと足の変形に繋がり、扁平足(へんぺいそく)などの原因になってしまいます。
最後に、靴底は地面からの衝撃を吸収して足を守ります。
厚すぎる靴底は足の発達を妨げることになり、蹴り出しがうまく出来なくて転倒してしまいます。なるべく柔らかいものがいいでしょう。
4つのポイントをご紹介しましたがいかがですか?ポイントを抑えておくと、子供靴選びもスムーズに行えますよね。
どのような靴がいいか、ポイントを抑えながら選んでみてはいかがでしょうか?
子供靴サイズの目安は年齢によって違う
子供の年齢によって、サイズはもちろん目安も違ってきます。
ここからは子供靴サイズの平均目安と靴選びのポイントを抑えていきましょう。
子供靴のサイズ平均目安
- 新生児~6カ月:8~11cm
- 6カ月~1歳:9~12cm
- 1歳~2歳:11~14cm
- 2歳~3歳:13~15cm
- 3歳~4歳:14~16cm
- 5歳~6歳:17~18cm
- 7歳~8歳:19~20cm
- 9歳~10歳:21~22cm
- 11歳~12歳:22~24cm
あくまでも目安となりますが、だいたいこれくらいかな。とわかっていると選びやすいですよね。
足の幅、メーカーなどによって、合うサイズは違ってきますので、お子さまに合った靴選びの参考にしてください。
それでは、年齢ごとの靴選びのポイントをご紹介します。
1才頃はつまずきにくさ
1才頃はなんといっても、よちよちした歩き方がかわいいですよね。
そんな歩き始めの1才頃は、まだ歩行が安定していないので、転んですぐに脱げてしまわない靴選びが大切です。
マジックテープやベルトで足首をしっかり固定できるハイカットタイプがおすすめです。
1~3才頃は正しい歩行をサポートするためにかかとの安定性
1~3才頃は、よちよちとした歩き方から、少し安定したトコトコとした歩き方に変化してくる頃です。
しかし、土踏まずがない為、足の裏で踏ん張る力がないので転びやすいでしょう。
正しい歩行をサポートする為に、かかとの安定したものが重要です。
4才以降汗をかいても快適に履けるよう通気性
4才を過ぎると、足の骨や土踏まずの形成がある程度進み、大人と同じような歩き方になってきます。
活発的になってくる年齢ですので、運動量が増えて汗をかきやすくなるため、蒸れて汗がこもらないように通気性を重視しましょう。
メッシュ素材のシューズや、通気穴があるタイプがオススメです。
また、走る、跳ぶなどの動作が加わるため、足にフィットして動きやすい靴が重要です。
何でも自分でやりたくなる年齢でもあり、自分で靴の脱ぎ履きがをしたがるので簡単に脱ぎ履き出来る靴を一緒に選ぶと外遊びがもっと楽しくなるはずです。
年齢ごとに靴選びのポイントをご紹介しましたが、どの年齢でも、こまめなサイズチェックをしていきましょう。
サイズが大きければいいというのではなく、必ずかかとがフィットしたものを選びましょう!
子供靴選びの注意点!
子供靴の選び方にはまだまだ注意点がありますので、ご紹介します。
大人の靴もそうですが、商品や製造メーカーによって同じサイズでも、大きめに作られていたり、小さめに作られている場合があります。
店頭で靴を購入するときは、お店のスタッフに相談しながら試し履きすることをオススメです。
子供靴専門店だと子供靴選びのプロのスタッフの方がアドバイスしてくれますので心強いですよね。
また、見に行く時間がない方でネットショップで靴を購入する場合は、実際に届いた靴が足に合うかが不安になりますよね?
ネットショップで買うのは、便利なぶん慎重にならなければなりません。
特に子供靴は実際に履いてから購入ができないので、サイズが合わなかった時を考えると買っても大丈夫か迷うところです。
そのため、事前にサイズ交換が無料でできるネットショップなのか、返品となった場合に送料はいくらかかるのかを確認をしておくといいでしょう。
お店で買うより安いぶん事前の備えもしっかりしとくと失敗しないですよ。
まとめ
- 子供の成長と共にサイズをしっかり測る
- 家庭で測れる
- 家庭で測るのが難しい場合はお店でも測れる
- 合わない靴を履き続けると足の形が変形してしまう
- 足の形は3種類あり1番多いのはエジプト型
- 靴を選ぶ時は機能性が大切
- 分からない時はお店のスタッフに相談する
- ネットショップで靴を買う時は事前に準備をする
今回は子供靴のサイズの測り方をご紹介致しましたが、いかかでしたでしょうか?
子供靴の選び方、サイズ、足の測り方はすべて重要な事です。
サイズが合わない靴を履き続けてしまうと子供の成長を妨げる原因になり、扁平足や足の形が変形してしまう可能性もあり大変危険です。
子供の足サイズを成長と共にしっかり測ること、子供靴サイズの変化に敏感であることで、いつも気持ちよく子供が靴を履いて動き回ることができます。
子供の成長によっても靴の種類も違ってくるので足のサイズに合った靴選びは大切な事なのです。
家庭でも簡単に足の測り方が出来るので是非やってみてくださいね♪
コメント