自転車は大切な移動ツールですよね。メンテナンスが欠かせませんが、チューブ交換の値段はどのくらいなのでしょう?
自転車のチューブ交換は、店舗によって値段が異なります!
お店によって、値段の幅がどのくらいなのか気になりますね。
今回は、チューブ交換をお店でする場合の値段と、自力で交換する方法をお伝えします!自転車を分解することなく交換できる方法もありますよ!
私は、自転車に乗っていたらバチン!という音がして、後輪の空気が抜けてしまった経験があります。タイヤにビスが刺さったのです…。
空気が抜けた状態の自転車は重く、お店まで歩くのがとても遠く感じました。
チューブ交換を自分でできたら良いのに!と思った出来事でした。
この記事を読めば、あなたに合った自転車のチューブ交換方法を見つけられますよ♪
自転車チューブ交換の値段を知りたい!
自転車は身近な乗り物なので、メンテナンスを定期的に行う必要があります。メンテナンスのお値段は気になるところですね。
まずは、自転車のチューブ交換などをお店でお願いするときの値段を見てみましょう。
大手の「サイクルベースあさひ」と「カインズ」について調べました。(2023年3月現在)
自転車に乗っていると、ときにはタイヤの空気量に調整の必要を感じたり、ときにはタイヤのすり減りに気がついたりしますよね。
値段や行程を比較して、自分で行ってみる選択肢もあるかもしれませんね。
サイクルベースあさひ
「サイクルベースあさひ」は関東を中心に、お店が全国にある総合自転車ショップです。
自転車のメンテナンスに関するあれこれや、自転車購入に関する相談もできるので、近くにあると嬉しいお店です。
- シティサイクルのパンク修理(1箇所)…1,210円(税込)
- シティーサイクルのタイヤチューブ交換前輪…1,980円(税込)
- シティーサイクルのタイヤチューブ交換後輪…3,080円(税込)
- 電動アシスト自転車のタイヤチューブ交換前輪…3,080円(税込)
- 電動アシスト自転車のタイヤチューブ交換後輪…4,180円(税込)
カインズ
「カインズ」は、関東甲信越を中心に全国に展開しているホームセンターです。
販売している自転車の取扱数も多く、自転車メンテナンスも行っているのです!
- パンク修理(1箇所)…800円(税込)
- タイヤチューブ交換前輪(電動自転車は+500円)…1,000円(税込)
- タイヤチューブ交換後輪(電動自転車は+500円)…1,500円(税込)
チューブ交換は、できる店舗が限られるそうです。来店前に修理希望箇所が対応可能かどうかをお店に確認してくださいね!
自転車のチューブ交換を自分で行う方法!
あなたが自転車のチューブ交換を自分でする場合、最初は難しく感じるかもしれません。
でも慣れてしまえば、自転車のチューブ交換は意外と簡単!自分で行えば、値段を抑えることもできます。
チューブ交換を自分で行うときの方法をお伝えします。この章では、タイヤを自転車本体から外した状態での方法をご紹介しますよ。
交換するチューブは、通常の輪っかになっている円型タイプです。
準備するもの
・チューブ
・空気入れ
・タイヤレバー(タイヤを外す時に使用する専用工具。ヘラのような形。)
空気入れは、お持ちの自転車のバルブに対応している空気入れを準備してくださいね。
シティサイクルに多い「英式」、ロードバイクやクロスバイクに多い「仏式」、マウンテンバイクやBMXに使われる「米式」がありますよ。
それぞれ空気入れの口が違うので注意です。タイヤレバーは、ビード(タイヤの端部分)が固くて、タイヤがホイールから外れないときに使います。
チューブは、1本800円~3,500円くらいが相場のようです。価格と素材により耐久性も違うようなので、商品説明をよくご確認くださいね。
それから、お持ちの自転車に合ったチューブサイズを選ぶことをお忘れなく!
それではいよいよチューブ交換の方法を順を追って見ていきましょう。
交換方法
- タイヤの空気を抜きます。バルブコアを緩めてチューブの空気を完全に抜きます。抜き終わったら、バルブを閉めておきましょう。空気が再び入るのを防ぎます。
- ビードをリム(ホイール外側のチューブがおさまるくぼみ)から外します。ビードとはタイヤの端部分で、チューブに空気が入るとリム内側に引っかかりフィットするところです。
- ビードをずらしながら外していきます。ビードはタイヤの両側についているので、片面が終わったら裏側も外します。
- タイヤをホイールから外します。バルブの反対側からタイヤを外していきます。タイヤの一番柔らかいところを指でつまみ、指で引き上げながら手前に引き外していきます。
- タイヤをホイールに装着します。タイヤとホイールの回る向きが同じであることを確認し、ホイールにタイヤをかぶせていきます。
- チューブをタイヤの中に入れます。チューブのバルブを、ホイールにあいているバルブの入る穴に入れます。そこを起点に、タイヤとホイールの間にチューブを入れていきます。
- タイヤ押すようにしてチューブをリムの上にきっちりとおさめていきます。その後、タイヤとチューブをリムにおさめ、ビードをきっちりとはめていきます。
- タイヤの中にチューブがちゃんと入っているか確認し、タイヤに空気を入れ、完成です。
上記の方法は、車輪を本体から外して行うので、向きも変えやすく作業しやすいですね!
「私の自転車は、車輪を外したいけど外せない…」と困っているあなた!ご安心ください♪
車輪を本体から外すことなく、チューブを交換できる方法もあるのです!次の章で詳しく紹介していきます。
自転車チューブ交換で車輪外さない方法はこれ!
自転車から車輪外さないで、チューブ交換をする方法があります。
簡単に車輪の取り外しができないタイプの自転車もあります。
一度分解するとチューブ交換どころか、元に戻せなくなりそうで怖いですよね。
車輪外さないでチューブ交換する方法を、順を追って見てみましょう。
準備するもの
- チューブ(I型)
- 空気入れ
- スパナ
- タイヤレバー(タイヤを外す時に使用する専用工具。ヘラのような形。)
円型になっていないチューブを使います。I型チューブと言いいます。
タイヤレバーは、ビードが固くてタイヤがホイールから外れないときに使います。
空気入れは「英式」「仏式」「米式」の3タイプがあるので、あなたの自転車に合ったタイプを準備してくださいね。
さあ、自転車本体から車輪外さないで、チューブだけ交換していきますよ!
交換方法
- バルブのキャップをはずし、バルブの下部にあるナットをスパナで外します。タイヤの空気をぜんぶ抜きます。
- タイヤをリムから外します。タイヤレバーをいくつか使いながら外すとスムーズです。タイヤレバーをビードとホイールの間に差し込み、固定しながら徐々に外していきましょう。
- チューブをタイヤから引き出したら、チューブをカットして取り外します。
- I型チューブのバルブの位置を、ホイールのバルブが入る穴に合わせます。先にチューブの短い方を入れ一周回すと、チューブの先端同士がくっつくようになっています。
- リムにタイヤをきっちりと収めていきます。タイヤとチューブをリムに収め、ビードをきっちりとはめていきます。タイヤの中にチューブが収まっているか確認します。
- バルブのナットをスパナで固定します。タイヤに空気を入れ、完成です。
車輪を外せなくても、自分でチューブ交換ができるのは嬉しいですね♪
あなたに合った、チューブ交換方法を試してみてください。
まとめ
- 自転車チューブ交換の値段は修理店によって差がある
- 「サイクルベースあさひ」は、シティーサイクルパンク修理の値段が1,210円(税込)、タイヤチューブ交換が1,980円(税込)から
- 「カインズ」はパンク修理の値段が800円(税込)、タイヤチューブ交換が1,000円(税込)から
- 自転車チューブ交換は自分でも行う方法がある
- 車輪が外せる自転車には円型チューブを使って交換できる
- 自転車チューブ交換するときに車輪を外さないで行う方法がある
- 車輪を外さない自転車にはI型チューブを使って交換できる
自転車はメンテナンスを怠ると、故障してしまうことがあります。
走行距離は思い出の数に比例します!定期的にメンテナンスして、安全に長く乗り続けたいですね。
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