あなたはドクターイエローという新幹線をご存じでしょうか。
別名「新幹線のお医者さん」ともいわれている線路や架線の検査を行う車両です。
運行時刻は非公開となっているためドクターイエロ―をいつどこで見れるか絶対的な事を言い切れない幻の新幹線なのです。
運行日時が限られている新幹線のため、いつどこで見れるかマニアにとってはとても知りたい情報です。
しかも、ドクターイエロ―を見れると幸せになれるとも言われています。
そんな幸せを呼んでくれるドクターイエローをどこで見れるのか、比較的見れる確率の高い方法を調査しました。
あなたも幻のドクターイエローを見つけて幸せになりましょう。
ドクターイエローはどこで見れる?
ドクターイエロ―は新幹線の路線や架線の検査を行う車両のため、お客様は乗車することができません。
そのため時刻表や運行情報は未公開となっています。
情報が少ない新幹線ですがマニアからの人気は高く、携帯のトップ画面にしている人もいますよね。
幸せになれるのは聞いたことがあるけどドクターイエローを詳しく知らないというあなたのために、ドクターイエロ―の魅力もご紹介します。
どこで見れる?
私達の安全を支えてくれているドクターイエローはどこで見れるのでしょうか?
JR東海グループの日本機械保線株式会社によると東海道新幹線と山陽新幹線の全区間を二日かけて往復します。(東京から博多1,100km)
1ヶ月に3往復のぞみ号の停車パターンで走行、2ヶ月に1往復こだま号と同じ停車パターンで走行しています。
お客様が乗車する車両ではないため詳しくどこでいつ見れるかといった情報は公開されていませんが、のぞみ号、こだま号のダイヤを調べればドクターイエローを見ることができそうですね。
ドクターイエローの魅力とは
ドクターイエローの正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」で別名「新幹線のお医者さん」と呼ばれています。
ドクターイエローの魅力といえばどこにいても分かるあの黄色い車体ですよね。新幹線に興味がなくても気を惹かれてしまいます。
では、なぜドクターイエローは黄色いのか?それは、あなたの予想通り目立つためです。
検査用の車両のため、お客様が間違えて乗車しないようにあえて目立つカラーにしています。
どんな検査をしているの?
ドクターイエローは10日に1回のペースで東京から博多までの区間(1100㎞)を走行しています。
時速270㎞で走行しながら線路のあらゆる検査をしています。
ドクターイエロ―は7両編成で各車両に役割が分けられています。
1号車は電気系のデータが集積されていて、信号通信測定台・電力測定台が設置されています。
電気関係に異常がないかモニターで確認することができます。
2号車には架線に流れる電気を車両に取り込む役割をするパンタグラフが設置されています。
また、トロリ線摩耗測定装置とレーザードップラー装置が設置されています。
日々、多くの新幹線が走行することでトロリ線とパンダグラフが摩耗し、架線はすり減っていきます。この状態を検査するのがトロリ線摩耗測定装置です。
レーザードップラー装置ではレーザー光を利用して速度や移動距離を測定しています。
3・5号車ではパンダグラフ観察用のドームが設置されていて状態確認ができます。
4号車は軌道検測室です。軌道系のデータが集積される場所です。
軌道検査とは線路を新幹線が走行することで起こる線路のゆがみを調べることです。走行中にリアルタイムでデータが集積されています。
6号車には2号車と同じくパンダグラフが設置されています。他にもミーティングルームも設置されています。
このようにドクターイエローは新幹線が安全に運行できるようにたくさんの検査を行っているのです。
ドクターイエローの運行日は未公開⁉︎
未公開のドクターイエローの運行日を調べる方法がいくつかあるのでご紹介します。
ですが、お客様が利用する車両ではないので急に運行日の変更が行われることがありますのでご了承ください。
SNSでリアルタイム検索
マニアたちの情報を利用させてもらいましょう。Twitterの検索画面でドクターイエローと打ち込めば最新の情報が見られます。
ドクターイエローがいつ走っているか写真や動画をアップされていますよ。
最新情報を常にアップしてくれているアカウントもあるのでそちらをフォローして常にドクターイエロ―がどこを走行しているのか最新の情報を得ることもできますね。
Yahooのリアルタイム検索を利用する
Yahooのリアルタイム検索でもドクターイエローがどこを走っているのか最新ツイートを見ることができます。
最新情報を手に入れてドクターイエローの運行日を予測しましょう。
他にも毎年運行日予測をして時刻表を掲載しているサイトもあるのでそちらを利用して見に行くのもいいですね。
ドクターイエローを撮影するならここ!
ドクターイエローの運行日の情報を手に入れたら次は撮影スポットですね。
ドクターイエローは7両編成の新幹線です。やはり先頭車両の顔の部分を撮影したいですよね。
通常より短い車両になっているのでホームの先頭から真ん中辺りで待つのがいいでしょう。撮影の際は周りの方に十分配慮して行いましょう。
ドクターイエローにいつ会える?絶対会えるイベントがある!
ここまでドクターイエローがいつどこにいるのか、運行日を調べる方法をご紹介してきましたが
SNSを利用したり、yahooで検索したりと「意外と大変じゃないか」と思われたのではないでしょうか。
そんなあなたに朗報です。いつ走行しているのか調べなくても年に一度必ずドクターイエローに会えるイベントがあります。
「新幹線なるほど発見デー」でドクターイエローの車内潜入‼︎
新幹線のメンテナンスが行われているJR東海の浜松工場と新幹線車両基地の大井車両基地では年に一度一般の方に公開されるイベント「新幹線なるほど発見デー」が開催されます。
「新幹線なるほど発見デー」では普段乗車することのできないドクターイエローの車内を見学できます!
また、ドクターイエローの先頭部での記念撮影もしてくれます。いつどこにいるのか情報収集しなくてもドクターイエロ―に会える素敵なイベントです。
走行しているドクターイエローを見ることはできませんが、車内に入ってたくさんの検査部を見学できるのはこのイベントだけのお楽しみです。
他にも体験できるコンテンツが用意されているので新幹線を満喫できるイベントです。
まとめ
- 運航日は未公開だが、1ヶ月に3往復のぞみ号の停車パターンで走行、2ヶ月に1往復こだま号と同じ停車パターンで走行している
- ドクターイエローを見るにはSNSとyahoo検索で調べるのが有効
- 運行日情報サイトの活用も一つの手段
- ドクターイエローの魅力は黄色の車体で、線路や架線の検査を行う車両
- ドクターイエローは東海道新幹線と山陽新幹線の全区間を二日かけて往復する
- ドクターイエローを撮影するならホーム先頭から真ん中がポイント
- ドクターイエローを確実に見るなら「新幹線なるほど発見デー」に行くべき!
ドクターイエロー「幸せの黄色い新幹線」はどこで見れるか公式に発表されていません。
ですが、どこで見れるか分からない神出鬼没の存在だからこそ追いかけたくなりますよね。
どこで走行しているか情報収集は面倒だというあなたにはドクターイエローを確実に見れるイベントに参加して幸せをもらいましょう。
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