「座るだけで姿勢が良くなる!」と言われているバランスチェア。
大人にも子供にも人気なバランスチェアには、実は7つのデメリットがあります。
バランスチェアを買ったけど結局使わなかった…とならないように、デメリットを理解した上で購入しましょう。
子供に正しい姿勢を身に付けてほしい、とバランスチェアを取り入れる親も多くいます。
子供が座るためのバランスチェアとして、おすすめしたい商品の特徴もあります。
子供が勉強に使うのか、食事中に使うのかも、バランスチェア選びの参考になるので、使いたい場面もイメージしておきましょう。
子供におすすめのバランスチェア4商品も比較しています。
バランスチェアのデメリットや、おすすめのバランスチェアの特徴と商品をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
バランスチェアにはデメリットがある!?
座るだけで姿勢が良くなり、腰痛や肩こりが軽減するといわれるバランスチェア。
私も腰痛や肩こりがあるので、バランスチェアが欲しいなと思ったことがあります!
いいことづくしに感じるバランスチェアには、実は7つのデメリットがあります!
バランスチェアとは、一般的に傾斜のついた座面で、膝置きがある椅子のことです。
膝置きに膝を置いて前傾姿勢を保つことができるので、背骨がS字の状態になり姿勢が良くなります。
メリットが多いように感じるバランスチェアですが、デメリットもあるので、購入前にしっかり検討しておきましょう。
それでは、バランスチェアのデメリット7つを詳しくご紹介していきます!
自然に姿勢が良くなるわけではない
私は最初、バランスチェアに座っていれば自然に姿勢が良くなるものだと思っていました。
実は、バランスチェアに座っているからと言って、自然に姿勢が良くなるわけではありません。
バランスチェアに座っていても、どうしても自分の楽な姿勢や座り方になってしまいます。
私もいくら姿勢に気を付けようと思っていても、いつの間にか猫背になっています。
バランスチェアに座ることで姿勢を意識するようになり、自分の姿勢を見直すことができます。
あくまでもバランスチェアは、姿勢を良くするためのきっかけであることを認識しておきましょう。
バランスチェアを使用することで姿勢を意識することができ、机と程よい距離を保てるので視力低下の予防にもなりますよ!
長時間の作業には不向き
バランスチェアは、読書やテレビ鑑賞などのリラックスする時や、長時間作業には不向きです。
バランスチェアに正しく座っていても、血流が悪くなり2時間ほどで体が痛くなってきます。
バランスチェアを使うときは、特に集中したい場面に限って使うと良いでしょう。
姿勢が良くなると脳にしっかり酸素が行きわたり、集中力も高くなるのでより作業に集中することができます。
子供が勉強する時間だけ使うなど、使用頻度や使用時間を検討してから購入するようにしましょう。
膝やすねに負担がかかる場合がある
バランスチェアは膝置きに膝を置いて前傾姿勢を保つことで、姿勢が良くなる設計になっています。
標準よりも体重が重い方は、体重の負担が膝やすねにかかってしまいます。
体格や体重を考慮して検討し、不安があれば店舗で試してから購入するようにしましょう。
サイズ選びが難しい
バランスチェアは体の大きさに合ったものでないと、体に負担がかかってしまいます。
子供の場合は特に成長が早いので、サイズ選びが難しくなります。
せっかく買ったバランスチェアがすぐに使えなくなってしまうこともあるので、サイズ選びに注意しましょう。
子供の成長に合わせて、高さ調節ができるバランスチェアもあります。
子供用に買う場合は、高さ調節ができるバランスチェアも検討しましょう。
高さ調節が難しいものがある
バランスチェアには高さ調節ができるものがありますが、高さを調節するのが少し難しいものもあります。
購入前に組み立て方や、高さ調節が簡単にできるものなのかを確認するようにしましょう。
ドライバーが必要なものは、高さ調節に時間と手間がかかるので注意が必要です。
私は家具の組み立てが苦手なので、工具がなくても簡単に高さ調節ができるバランスチェアを購入する予定です!
普通の椅子より大きい
バランスチェアは座面に傾斜がつき、膝置きもあるので、普通の椅子よりサイズが大きくなります。
購入したいバランスチェアの大きさを事前に確認しておく必要があります。
机やテーブルにバランスチェアが収まらない場合は、使うときに毎回移動しないといけなくなってしまいます。
部屋にスペースがないと使えない場合があるので、どこでどのような時に使いたいのかイメージしておきましょう。
バランスチェアには背もたれがない商品もあり、サイズが大きくても圧迫感なく部屋に置いておくことは可能ですよ!
価格が高い
バランスチェアは姿勢が良くなるように改善された椅子なので、普通の椅子よりも価格が高いです。
座りやすいように研究された椅子だからこそ品質は良いですが、価格は気になりますよね。
バランスチェアは、1脚で1万円を超える商品がたくさんあります。
購入を検討している場合は、価格の面でも比較しておくと良いでしょう。
バランスチェアには7つのデメリットがありますが、メリットとしても捉えられるものもありましたよね。
バランスチェアのデメリットとメリットをしっかり比較して、あなたの家でも使い始めるか検討してみて下さい!
バランスチェアで子供におすすめな商品の特徴は?
子供のことを想うと、子供のうちから良い姿勢で生活できるようになってほしいですよね。
バランスチェアを子供に使わせたい場合に、おすすめしたい商品の特徴が5つあるのでご紹介していきます!
私は子供が椅子に座れるようになったら、バランスチェアを活用して小さいうちから正しい姿勢を身に付けられるようにしたいと考えています!
子供のうちから姿勢がきれいだと、大人になってもきれいな姿勢を保つことができます。
バランスチェアの購入を子供のために検討しているあなたのために、おすすめ商品の特徴5つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
対応身長が低いもの
バランスチェアには対応身長といって、その商品を使ってもよい身長の高さが記載されています。
小さな子供に使わせる場合には、対応身長が110cmなど低いものを選ぶようにしましょう。
バランスチェアには子供から大人まで長い期間使える商品もありますが、対応身長に合っているかどうかは必ず確認するようにしましょう。
身長に合わないバランスチェアを使っていると、腰や膝に負担がかかってしまう場合もあります。
小さい子供が使う場合は、対応身長が低いものかどうかを確認するようにしましょう。
高さ調節機能がついているもの
子供の成長に合わせて高さ調節ができるバランスチェアがおすすめです。
バランスチェアには座面や膝当て部分が調節できる商品があります。
高さ調節機能があれば子供の成長に合わせて高さを変えられ、調節が簡単にできるものであれば家族みんなで使うこともできます。
無理な体勢で座っていると体に負担がかかってしまうので、身長に合わせて高さ調節ができる商品がおすすめです。
私は子供に使わせたいと思っていますが、自分でも使いたいので高さ調節が簡単にできるものを検討しています!
膝当てが適度な大きさとクッション性のあるもの
バランスチェアには膝当てがついており、この膝当てに適度な大きさとクッション性があるものを選ぶようにしましょう。
バランスチェアは膝置きに膝を置いて前傾姿勢を保つので、慣れていないと膝やすねが痛くなる場合があります。
膝当てが小さく硬いものだと、うまく膝やすねが置けず痛めてしまうことがあります。
商品によっては補助クッションがついているバランスチェアがあります。
膝当てクッションに足が届かない場合や、もう少しクッション性が欲しい場合には、補助クッションの活用も検討しましょう。
替えカバーがついている
子供にバランスチェアを使わせると、汚してしまうことが多々あります。
替えカバーがついていると、汚れてしまっても洗濯ができるのでおすすめです。
小さい子供が使う場合は、替えカバーがついている商品を選ぶと良いでしょう。
商品によっては、カバーが外せないものもあるので汚れた時に洗うことができません。
使う子供の年齢や、どのタイミングで使わせたいかによって替えカバーも検討しておきましょう。
色やデザインが選べるもの
バランスチェアはシンプルなデザインのものから、カラフルなものまでたくさんの種類があります。
子供が使う場合には、子供が好きな色やデザインのものを選ぶと積極的にバランスチェアに座ってくれます。
カラフルでも、家のインテリアに合わせやすい商品もあるので、デザインも比較しておくと良いでしょう。
バランスチェアを子供に使わたい場合のおすすめ商品の特徴を紹介しました!
あなたのお子さんに合うバランスチェアが見つかるように、参考にしていただければと思います!
バランスチェア子供の比較4商品!
バランスチェアのおすすめ特徴は分かったけれど、それでも商品が多くてどれがいいか分からない…と思いますよね。
ここでは、バランスチェアを子供に使わせたい場合におすすめしたい4商品を比較していきます!
ぜひ、あなたのお子さんに合う商品を探してみてください!
プロポーションチェアキッズ
宮武製作所のプロポーションチェアキッズは、とにかく座り心地を追及しているバランスチェアです。
対応身長も110cmからなので、身長の低い小さな子供でも使うことができます。
座面の角度調節ができたり、補助クッションによって座面と膝の距離を調節できたりと、子供におすすめの機能がたくさんついています。
子供はどんどん成長していくので、成長に合わせて買い替える必要がないのは嬉しいですよね♪
クッション部分は鮮やかな色合いのものがいくつかあり、脚部は木目のきれいな天然木が使われているので、インテリアにも合わせやすいですよ。
カラーがいくつかあるので、子供の好きな色を買うことができます!
横幅は48.5cmと比較的コンパクトなので、デスク下に収めることも可能です。
プロポーションチェアKeepy
宮武製作所のプロポーションチェアKeepyはお尻、すね、足の裏の3点で体重を支える仕組みになっています。
バランスチェアには通常足置きがありませんが、こちらの商品は足置きがついているので、膝やすねの負担を少なくできます。
バランスチェアは膝やすねに負担がかかることが多いので、負担がかからない設計なのは嬉しいですね!
座面は5段階、すね当ては4段階、足置きは3段階と個別に調節ができるので、子供の成長に合わせて使うことができます。
こちらの商品も、子供の成長に合わせて買い替える必要がなく、長く使うことができます。
底面にはキャスターがついていますが、座った重みで回転が止まる沈み込みキャスターなので、移動がとても簡単にできます。
移動は子供でも簡単にできるのに、座るとキャスターがしっかり止まってくれるので安心です。
組み立てや高さ調節に工具がいらないので、組み立てが苦手の方にもおすすめできます。
私は家具の組み立てが苦手なので、こちらの商品はとても気になっています!
横幅は51.5cmなので先ほど紹介したプロポーションチェアキッズよりは大きくなってしまいます。
バランスチェアイージー
バランスラボのバランスチェアイージーは、ヨガや乗馬の座り方にインスピレーションを受けて作られた商品です。
ヨガや乗馬は、姿勢が良くないとできないイメージがありますよね。
上体と太ももの角度が120度になるように設計されているので、骨盤や骨格への負担が少なくなり、内臓への負担も軽減されます。
姿勢が良くなるだけでなく、骨格や内臓にも負担がかからない座り方ができるのは魅力的ですよね。
対応身長も110cmからなので、小さな子供でも使うことができます。
身長180cmの大人でも使える設計なので、家族みんなで使うことも可能です。
膝クッションは7段階で調節ができるので、子供の成長に合わせてバランスチェアを使うことができます。
付属の調節ガイドを外すことで無段階で調節ができるので、家族1人1人に合わせた調節ができます。
バランスチェアイージーは高さの違う2種類のフレームがあります。
通常のバランスチェアは70㎝以上の高さの机に対応していますが、低めの机を使っている人に合わせて低いフレームを選ぶこともできます。
家の机が低いとバランスチェアが使えない場合がありましたが、バランスチェアイージーであれば低い机でも使うことができます。
カラーバリエーションが豊富で、デザイン性のあるクッションカバーも購入できるので小さな子供に使う場合にはおすすめです!
フレームは木目のきれいな木材でできており、デザインもとてもおしゃれなのでインテリアにも合いますよ♪
横幅は53cmと少し大きいので、収納場所を確認しておきましょう。
SLED-2
弘益のSLED-2はコンパクトでキャスターもついているので、移動がとても簡単にできます。
対応身長は110㎝からなので、小さな子供も使うことが可能です。
膝当てクッションの高さを無段階で調節できるので、子供の成長に合わせて長く使うことができます。
身長や体格に細かく合わせて使用ができるのは嬉しいですよね。
取り外すことができるカバーもあるので、汚れてしまっても洗うことができます。
小さな子供が使う場合や、食事の際に使いたい場合には安心です。
横幅は40㎝ととてもコンパクトなので、スペースが確保できない場合にはおすすめです!
バランスチェアを子供に使わせたい場合におすすめしたい4商品を比較しました!
あなたのお子さんに合うバランスチェアは見つかりましたか?
商品によって特徴が違うので、バランスチェアを子供に使わせようと思ったら、子供向けの商品を比較検討していきましょう。
まとめ
- 座ると姿勢が良くなると言われているバランスチェアには、メリットだけではなく、7つのデメリットがある
- デメリットは、自然に姿勢が良くなるわけではない、長時間作業に不向き、膝やすねに負担がかかる、サイズ選びが難しい、高さ調節が難しい、サイズが大きい、価格が高い
- バランスチェアを子供に使わせたい場合に、おすすめしたい商品の特徴は5つある
- 子供用バランスチェアにおすすめの特徴は、対応身長が低い、高さ調節機能つき、膝当てに適度な大きさとクッション性がある、替えカバーつき、色やデザインが選べる
- 子供におすすめのバランスチェア1つ目は「プロポーションチェアキッズ」で、座面の角度調節や補助クッションで座面と膝の距離を調節できる
- 子供におすすめのバランスチェア2つ目は「プロポーションチェア Keepy」で、お尻、すね、足の裏の3点で体重を支える仕組みになっている
- 子供におすすめのバランスチェア3つ目は「バランスチェアイージー」で、上体と太ももの角度が120度になるように設計されている
- 子供におすすめのバランスチェア4つ目は「SLED-2」で、キャスター付きでコンパクトなので移動が楽にできる
バランスチェアはデメリットもありますが、メリットと取れるものもたくさんありましたね。
おすすめ商品の特徴や商品の比較も紹介しましたので、ぜひあなたの家で購入するバランスチェアの参考にしてみて下さい!
私もこれからバランスチェアの購入を検討していこうと思います!
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