調理に欠かせないまな板、肉・魚と野菜を分けたり、切る順番を考えたり…。面倒に感じていませんか?
まな板を牛乳パックで代用すれば、洗い物が減り、調理時間が短縮されて、いいこといっぱい♪
また、牛乳パックをリサイクルに出すには切ったり洗ったり、何かと手間がかかります。
気が付いたらキッチンで山のように溜まっているなんてことも…。
料理のストレスを軽減したい!溜まった牛乳パックを有効活用したい!そんなあなたに、牛乳パックをまな板として使うメリットをご紹介します♪
この記事では、実際に牛乳パックをまな板がわりに使っている私が、メリットとデメリットを解説していきます。
また、牛乳パックを使ったまな板の作り方や捨て方、気になる衛生面や、注意点もチェックして、牛乳パックのまな板を便利に使っていきましょう♪
牛乳パックをまな板にした調理中のメリットとデメリット!
牛乳パックをまな板として使うことで、料理を時短できたり、洗い物を減らしたりと、いいことがたくさん♪
そして、牛乳パックをまな板として使う他に、切った食材をのせるバットとして、揚げ物の油きりとしても使えるというメリットがあることが分かりました。
私は、肉・魚と野菜を切るまな板を分けて使っていました。使い勝手はいいのですが、置き場所に困るし、洗い物も増え、あまり効率的ではありません…。
そんな時にふと見つけたのが、資源ごみの収集日まで待機してキッチンにたまった牛乳パックの山!!
我が家は、大人2人で1日1本の牛乳を消費する牛乳大好き家族です。もっと人数の多いご家庭なら、さらに大量の牛乳パックが溜まっているかもしれませんね。
まずは、私が実際に牛乳パックをまな板として使ってみて感じた良い点を6つご紹介します。
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- 使うたびにまな板を洗う手間が省ける
- 切る順番を考えてまな板を使う必要がない
- 切った食材をのせておく皿として使える
- 食材を容器や鍋に移しやすい
- 油はねを防ぐふたになる
- 油きりに使える
この章では、私が感じた良い点を元にまとめた、牛乳パックをまな板として利用する3つのメリットや、デメリットを詳しく解説していきます♪
油と色と匂いの強い食材は牛乳パックのまな板を使う!!
まな板を使っている時に面倒だと感じることを解消してくれるのが、牛乳パックです!!
あなたがまな板を使っていて、気になることや面倒だなと感じることはどんなことですか??
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- にんじんを切ったあとの色移り
- ねぎやニラを切ったあと匂い移り
- 肉や魚を切った後の衛生面
- 肉や魚を切った後のまな板は洗うのが大変
- 調理中に食材を切る順番を考えるのが面倒
油・色・匂いの強い食材を使う時、切る度にまな板を洗ったり、切る順番を考えたりしながら調理するのはとても大変ですよね?
これらを全て解決してくれるのが、牛乳パックをまな板として代用する方法です!!
牛乳パックの内側には、薄く伸ばしたポリエチレンがラミネートされているため、耐水性があります。
そのため、牛乳パックのまな板は肉や魚といった油の出る食材を切っても、さっと洗うだけで汚れを落とすことができます。
同じ理由で、色移りするニンジンなどの野菜、匂いが移るネギなどの香味野菜を切るときにも便利です。
他の食材と同じまな板を使いたくない!!と思う食材を切るときだけ、牛乳パックのまな板を使えば、調理時間が短縮できるのです!
まな板を使い分けるという点では普通のまな板と変わりませんが、耐水性があるため切った後の片付けが格段に楽になりますよ♪
牛乳パックが皿や料理用バットの替わりになる!?
食材を切った後、そのまま食材を置く皿やバットとして使うことができるのも牛乳パックのまな板を使うメリットです♪
切った食材を置いておくために、皿やバットに移し替えていませんか??
牛乳パックのまな板は普通のまな板よりコンパクトなので、切った食材をまな板にのせておいてもキッチンで邪魔になりません。
まな板のサイズはご家庭によって様々ですが、一般的なまな板は【45cm×30cm】、牛乳パックのまな板は【20cm×14cm】とかなりコンパクトです。
さらに、牛乳パックは折れ目が付いているので、鍋やフライパンにはみ出ることなく食材を移すことができますよ♪
切った食材をそのまま置くことができ、鍋やフライパンに移しやすい、これがまな板を牛乳パックに代用する2つ目のメリットです!!
ちなみに、コンパクトと食材の移しやすさで人気があるダイソーの「省スペースまな板」ですが、サイズも機能もほとんど変わりありませんでした。
「省スペースまな板」は、サイズが【18.5cm×18.5cm】、カップ焼きそばの容器に似た水切りがあり、容器に移しやすい軽さが魅力です。
洗えば何度も使えるという違いがありますが、牛乳パックの方が総面積はコンパクト、容器への移しやすさも折り目があることでスムーズなのです!!
あまり小さすぎても使いづらいのでは…、と心配かもしれませんが、牛乳パックのまな板でも鶏肉1枚が切れることは私が実証済みです!!
牛乳パックのまな板は、開いた状態で使えば【20cm×18cm】、コンパクトに使いたければ半分に切って【20cm×14cm】として使うことができます。
大きなステーキ肉を調理する時は、半分に切らずに、開いて余分な部分を切り落とした全面の状態で使うのがおすすめですよ♪
大人気の便利グッズと比べてもひけを取らない牛乳パックのまな板ですが、最後にもう一つメリットをご紹介します!!
牛乳パックは油にも強い!!
牛乳パックは上質なパルプ紙でできていているため、厚さはありませんが丈夫なので、揚げ物などの油きりとして使えるのが3つ目のメリットです。
揚げ物をする時に、新聞紙やキチンペーパーを使っても、バットが油でびちょびちょになることはありませんか??
そんな時は、新聞紙の下にまな板として使った牛乳パックを敷いておくだけで、揚げ物が終わった後は牛乳パックごと折りたためば処理も簡単です。
料理に使う素揚げにした野菜や、少量の揚げ物であれば、牛乳パックにキッチンペーパーを敷くだけで、簡単な油きりにもなりますよ!!
また、炒め物を作る時に、油はね防止の簡単なふたとして牛乳パックを利用することもできます。
油はねしやすい食材をフライパンに移す時、しっかり水を切っても油がはねてしまうことはありませんか?
牛乳パックのまな板からフライパンにゆっくりと食材を移したら、牛乳パックの角を持ち、フライパンの上にかざすようにすれば、油はね防止にもなります。
牛乳パックは丈夫ではありますが、あくまでも紙なので、鍋やフライパンに直接触れないように注意しながら使ってくださいね!
メリットがたくさんある牛乳パックのまな板ですが、もちろんデメリットもあるので、ご紹介します。
牛乳パックをまな板として使うデメリット
たくさんのメリットがある牛乳パックのまな板ですが、デメリットが3つあります。
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- 食材がすべりやすい
- 厚みがない
- 牛乳パックを切るのが面倒
牛乳パックはポリエチレンでコーティングされているため耐水性が高いですが、表面がすべりやすいのがデメリットです。
特に、油がでるような肉や魚を切る時には、十分注意をしながら切ることが必要です。
また、厚みがないため、単独で使うとキッチンを傷つける恐れがありますので、必ず普通のまな板の上に敷いて使ってください。
簡単に洗うことができるので汚れが落ちたと思いがちですが、牛乳パックはあくまでも紙!!
一度使うと包丁で傷がつき、残った傷に入り込んだ汚れから、雑菌が発生します。衛生的ではないので、一度使ったらリサイクルに出すか可燃ごみとして処分しましょう。
そして、牛乳パックを切るのが面倒というあなたには、次の章でご紹介する牛乳パックを使ったまな板の作り方を参考にしてみてください。
可燃ごみやリサイクルに出す時にも、牛乳パックは洗って、切って、乾かすことで、衛生的でコンパクトになるので、処理方法として覚えておくだけでも便利ですよ♪
それでは早速、牛乳パックを使ってキッチンで大活躍するまな板を作っていきましょう♪
牛乳パックでのまな板の作り方は簡単4ステップ♪
牛乳パックのまな板は、とても簡単な4ステップで作ることができます。
リサイクル出すときとほぼ同じ要領♪飲み終わった牛乳パックを洗って・開いて・乾かすという3つの工程に「スポンジで洗う」の一手間を加えます。
まな板として使うため、「スポンジで洗う」一手間を加え、牛乳に含まれた脂肪分を落とします。
- 牛乳パックを軽く洗う
- 洗った牛乳パックを開く
- 開いた牛乳パックを洗剤で洗う
- 洗った牛乳パックをきちんと乾かす
開いた牛乳パックを洗う時は、たわしを使うと傷がつくため、洗剤をつけた柔らかいスポンジを使います。
牛乳パックのまな板は、開いた状態で使えば【20cm×18cm】、コンパクトに使いたければ半分に切って【20cm×14cm】として使うことができます。
牛乳パックの裏に書かれている、開いた図を参考にすると分かりやすいですよ!!
それでは、はさみやカッターを使って切る方法、手で開く方法、包丁で切る方法をご紹介します。
また、まな板として使うのに邪魔になる、牛乳パックの底の使い道についても参考にしてみてくださいね♪
はさみで切るコツ
飲み終わった牛乳パックを洗ったら、はさみを使って切っていきます。
2重になっているのりしろ部分をカットするのが、使いやすいまな板にするコツです!!
開いた注ぎ口部分からさみを入れ、底に向かって真っすぐ切り込みを入れていきます。
この時に、2重になっているのりしろ部分を切ることで、使う時に段差のないまな板にすることができるのです。
2重になっている部分を切るので、少し力がいりますが、この一手間がとても重要です!
もし普通のはさみでは切りづらい場合は、持ち手の刃の部分が「くの字」になっているはさみがおすすめ♪
長谷川刃物の「紙パックハサミ」は紙パックや厚紙が切りやすい形状と滑りづらいギザギザの刃で、少しの力で楽に切ることが可能です!
- 値段:1,250円(税込)
- サイズ:【縦17cm×横8.5cm×高さ1.5cm】
- 刃渡り:43mm
- 重量:63g
- 刃:ステンレス刃物鋼
牛乳パックだけでなく厚紙も切りやすいので、お子さまの工作にも使いやすいはさみです。
また、牛乳パックを切るためだけにはさみを買うのはもったいないというあなたには、ダイソーの「タッチカッター(マグネット付)」がおすすめ♪
- 値段:110円(税込)
- サイズ:【4cm×0.8cm×3.5cm】
- 刃:ステンレス刃物鋼
バネの力で刃が戻るので使う時だけ刃を出せるので安全ですし、マグネットが付いているので冷蔵庫につけておけば置き場所にも困りません。
どちらの商品も、汚れたら水洗いができるステンレス刃なので、水回りで使っても錆びにくいのが特徴です。
牛乳パックの消費量が多いなら、ひとつ持っておいて損はない便利グッズですよ♪
次に、はさみやカッターを使わず、手で開く方法をご紹介します!
手で開けば30秒かからない
牛乳パックを水で流したら、2重になっているのりしろの部分を、注ぎ口から底に向かって開いていきます。
牛乳パックののりしろに沿って、手で開いていく作り方で、開くというより、剥がすというイメージです!
のしりろ部分に指を入れながら剥がしていくと、底がきれいに開けますよ!!
手で開く作り方なら、道具も使わず、牛乳パックを洗ってから30秒あれば完成してしまいます♪
手で開くと底の部分が残りますが、私は底がついたままでも気にならないので、はさみで切るのが面倒な時はそのまま使うこともあります。
せっかくならきれいな長方形のまな板を使いたい!!というあなたには、次の作り方がおすすめです!!
底は包丁で落とす
牛乳パックを洗ったら、普通のまな板の上で牛乳パックを横に倒し、底の部分を包丁で切り落とします。
あとは、はさみやカッター、手で開くなど、お好みの方法でたて長の部分を開けば、底のないきれいなまな板の完成です!!
たて長の部分も包丁で切る、という情報もありましたが、包丁の刃がだめになりそうだったので断念しました。
そして、牛乳パックの底を包丁で落とす作り方には、落とした底を再利用できるというメリットがあるのです!!
牛乳パックの底はキッチンで大活躍♪
まな板として使うために切り落とした牛乳パックの底は、料理の後片づけを楽にする救世主なのです!!
キッチンで役立つ、落とした底の利用方法を、2つご紹介します。
- 調理中のおたま置き
- 鍋の汚れを落とすスクレーパー
調理中の菜箸やおたま置き、カレーやシチュー、焦げ付いてしまった鍋の汚れをこそげ取るスクレーパーとして活躍します!!
私は、料理中のおたま置きに小皿を使っていました。小皿なら味見をするのに便利なのですが、洗うお皿が増えるのが面倒くさくて思いついたのがこの方法!!
洗い物の心配もしなくていいですし、形やサイズもぴったりで、切れたそこの淵がストッパーになって転がらずとても便利ですよ♪
そして、おたま置きや、おたま単体で独立するものを使っているあなたは、スクレーパーとして使ってみてください。
汚れた鍋を洗うために大量の水を使うのはもったいないですし、かといって最初からスポンジで洗い始めるとスポンジを洗うのが大変ですよね。
切り落とした牛乳パックの底をヘラのように使えば、大まかな汚れを先に取ることができるので、洗い物がとても楽になります♪
牛乳パックは耐水性があり、底の部分は特に硬いので、鍋の焦げ付きを取るスクレーパーにぴったりです。
小さなゴミとは言え、汚れたままゴミに出すのは気が引けるので、私はこの後、さっと水で洗い流し、キッチンの掃除道具として使っています。
まな板として使った長方形の部分、おたま置きやスクレーパーとして使った底の部分を最後まで有効活用する方法は、最後の章でご紹介します♪
便利なのが分かったので、牛乳パックをまな板の代わりに使ってみたいけど、衛生面が気になる…。
次の章では、衛生面が気になるというあなたに、牛乳パックのまな板を、使う時と作る時に分けて注意点を解説していきます!
牛乳パックのまな板を衛生的に使うためには!?
牛乳パックをまな板として使う時に忘れてはいけないのが、あくまでも牛乳パックだということです。
牛乳パックをまな板として使うなら、生で食べるものには使わない、家族で食べる料理にだけ使う、一度使ったら捨てるという衛生面のルールを守ることが大切。
普通のまな板も同じですが、できる限り清潔な状態で使いたいですよね!
そのためには、牛乳パックでまな板を作る時にも、十分な洗浄と乾燥が必要です。
牛乳パックのまな板を使うことで、肉・魚と野菜を分けて切ることができ、食中毒のリスクを軽減させることができますが、その反面、取扱いには十分に注意してください。
特に小さなお子さまや、アレルギーに敏感な家族がいるなら、牛乳パックでの代用はおすすめできません。
あくまでも牛乳パックの再利用です。家族にリスクがあると判断した場合は、使わない選択をするのも勇気!ね!
では、牛乳パックをまな板として使う場合の、衛生面で気を付けたいポイントをご紹介します。
まな板として使う時に気を付けたい3つのこと
とても便利な牛乳パックのまな板ですが、普通のまな板ではなく牛乳パックだったということを忘れずに使用してください。
牛乳パックをまな板として利用する時に、注意して欲しいことが3つあります。
まな板は口に入れる食材を切る道具なので、便利とは言え、衛生面に十分注意して使いましょう。
1つ目は、牛乳パックのまな板は、生で食べる食材には使わず、加熱する食材を切る時にだけ使うということです。
生で食べるお刺身や、サラダなど、火を通さず口に入れるものを切るのにはおすすめできません。
2つ目は、お友達が集まる誕生日会や、お泊まり会、人を招いてのパーティーなどの機会には使わないことです。
洗っているとはいえ、牛乳の成分が残っている場合があるので、食中毒やアレルギーの原因になりかねません。
使っても大丈夫と分かっている家族に振る舞う料理を作る時に使用してください。
3つ目は、牛乳パックで作ったまな板の使用は、一度きりにすること!!
一度使うと包丁で傷がつき、残った傷に入り込んだ汚れから、雑菌が発生します。衛生的ではないので、一度使ったらリサイクルか可燃ごみに出しましょう。
次に、衛生的なまな板を作る時に気を付けたい、牛乳パックの洗い方をご紹介します。
まな板を作る時に気を付けたいことはたった1つ
牛乳パックをまな板として利用するには、飲み終わった牛乳パックを軽く洗ってから開き、今度は洗剤を使って洗い、しっかり乾かします。
あなたは、牛乳パックを使ったまな板の作り方を見た時、処理の順番が違うと感じませんでしたか?
私は、牛乳パックを洗った後、乾かしてから開いていたのです、いつも底に洗いきれていない牛乳のカスが残っていました。
「洗う→乾かす→開く」だと、角や折り目に牛乳の成分が残るため、「洗う→開く→乾かす」が推奨されています。
しかし、この3ステップはリサイクルに出す時の処理方法なので、まな板として衛生的に使うためには、一手間加えた4ステップをおすすめします。
- 牛乳パックを軽く洗う
- 洗った牛乳パックを開く
- 開いた牛乳パックを洗剤で洗う
- 洗った牛乳パックをきちんと乾かす
牛乳パックのまな板を作るときに気を付けたいのは、開いた後に洗剤をつけた柔らかいスポンジでしっかり洗い、風通しのいい場所できちんと乾かすことです。
たくさん作っておいたものを保管するなら、使う時に水洗いし除菌アルコールスプレーを使うと、衛生面を強化できますよ♪
では最後に、まな板として使用した牛乳パックの捨て方について解説していきます。
牛乳パックのまな板に捨て方はある?
牛乳パックを使ったまな板の捨て方は、食器洗いのついでに洗って、しっかり乾かすだけです。
牛乳パックをまな板として使うメリットは、洗い物が少なくなることですが、それは調理中のおはなし!
ゴミ収集の日まで汚れた状態で置いておけば、ゴミ袋の中で雑菌が繁殖し、カビや臭い、害虫発生の原因になりかねません。
あなたの家をきれいに保つためにも、ゴミ出しの最低限のマナーとしても、洗って乾かす一手間をかけた方がデメリットは減らせるのです。
しかし、まな板として使った牛乳パックの捨て方として、可燃ごみか資源ごみ、どちらを選べばいいのか迷いますよね!!
この章では、牛乳パックをまな板として使った後の捨て方やリサイクルについて解説していきます。
牛乳パックで作ったまな板はリサイクルできる!?
牛乳パックをまな板として使った後でも、洗って乾かせばリサイクルとして出すことが可能です!
洗わずにそのまま捨てられれば楽なのに…。そんな風に思ったあなた!!
肉や魚を切った状態でゴミ袋に捨てると、ゴミ袋の中で菌が繁殖し、臭いや害虫発生の原因になりかねません!!
食器を洗う時に、ついでに牛乳パックのまな板を洗うだけで、臭いや害虫発生の防止ができるなら、一手間加えたいところです!
そして、どうせ洗って乾かしたのなら、リサイクルに出しましょう。牛乳パックをリサイクルする方法は2つ!!
- 資源ごみの日に出す
- スーパーに設置されているリサイクルBOXへ持って行く
牛乳パックをリサイクルに出す方法は各自治体によって異なりますが、私が暮らす市町村では資源ごみの日に回収しています。
ポイントは、洗った牛乳パックはよく乾かして、牛乳パックだけでまとめてヒモでくくることです!!
段ボールや古本、牛乳パックを分けずに出すと、混在していることに気づかず、正しい方法で処理されません。
牛乳パックを資源ごみとして出す場合は、他の資源ごみとは分けて、牛乳パックだけでまとめておきましょう♪
そして、自治体の回収以外にも、スーパーに設置されているリサイクルBOXへ持って行く方法もあります。
スーパーのイオンなら、紙パック10枚(300g)につき1WAON(ワオン)ポイントが付くサービスがあります!リサイクルできて、ポイントが付くなら一石二鳥ですね♪
どちらの方法も、汚れているものは回収できないというルールがあります。
回収された後は、人の手で種類分けされ、種類ごとにリサイクル業者に運ばれていきます。
油や汚れが付着した状態で出すと、回収された牛乳パックがリサイクル業者の手に渡るまでにカビや雑菌が繁殖しリサイクルできなくなるため、ルールが設けられているそうです!
可燃ごみとして出すなら最後まで使い倒す!!
汚れがひどくリサイクルには出せないくらい汚れていたら、無理に洗う必要はありません!!
最低限の汚れだけさっと落として、可燃ごみとして出しましょう。
しかし!どうせ汚れた紙パックなら、ネットなどに集めた生ごみの水切りとして使うのがおすすめ♪
まな板として使った牛乳パックを10cm程切って、切り込みを入れた部分に、生ごみを入れたネットをはさみます。
はさんだネットを牛乳パックに向かって引っ張りあげ、パックを生ごみの方向にたためば、手を汚さず生ごみの水を切ることができますよ!
そして私は、さっと水で流して、シンクの水切りや、排水溝のごみ受けに溜まったゴミ集めにも牛乳パックを使います。
ここまで使うと、牛乳パックも簡単に折りたためるぐらい柔らかくなっているので、小さく折りたためばごみもかさばりません。
牛乳パックは最高級のパルプ紙を使っているため、トイレットペーパーやティッシュペーパーなど、暮らしに身近な紙として有効なリサイクル源です。
しかし、牛乳パックをリサイクルに出すために、洗剤をたくさん使って水をジャブジャブ出して無理に洗うことはエコではありません。
あまりにも汚れたものは可燃ごみへ、落とせる汚れは落として、無理のない範囲でリサイクルしましょう!
まとめ
- 牛乳パックをまな板として使えば、時短調理や、洗い物を減らす以外に3つのメリットがある
- メリットの1つ目は、牛乳パックのまな板は耐水性が高く、肉や魚、色移り、匂い移りする食材を分けて切れるところ
- メリットの2つ目は、食材置きとして省スペースで、こぼれず容器に移せる皿やバットの代わりになる
- メリットの3つ目は、牛乳パックは丈夫なので、油はね防止のふたや、揚げ物の油きりの代わりになる
- 牛乳パックをまな板にするデメリットは、食材がすべりやすく、厚みがなく、牛乳パックを切るのが面倒なところ
- 牛乳パックを使ったまな板の作り方は、洗う→開く→洗う→乾かすという簡単4ステップ
- 牛乳パックを開く方法は、はさみ・手・包丁があり、パックの底はおたま置きやスクレーパーになる
- 牛乳パックのまな板は、生で食べるものには使わず、家庭で使う、一度使ったら捨てるというルールを守る
- 牛乳パックをまな板として使い終わったら、リサイクルか、可燃ごみに出す
- ごみとして出す時は、ゴミ袋の中で雑菌が繁殖しないよう洗って乾かしてから捨てる
牛乳パックをまな板として使うと、便利なことがたくさんありましたね♪
私は、便利なことが分かったので、パックを切ったり開いたりする手間もあまり感じなくなりました。
牛乳パックは上質なパルプ紙のため、1リットルの紙パック6枚で、トイレットペーパー1個分になりますが、そのために大量の水や洗剤を使うことは、エコではないという意見もあります。
牛乳パックはリサイクル!と決めつけず、再利用したり、洗い物のついでに洗ったり、あなたのできる範囲で環境について考えてみるのもいいかもしれませんね。
そのひとつとして、とっても便利な牛乳パックのまな板をぜひ使ってみてください♪
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