あなたは、赤ちゃんに使う短肌着が、実はいらないという事を知っていますか?
肌着は、短肌着や長肌着、ボディ肌着など…本当に全部必要なのか分からない程、種類が多いですよね?
実は出産経験のあるママ達から、短肌着はいらないという声が上がっているのです。
寒さ対策や、汗取りの役割を果たす短肌着なのですが、肌着の紐が多く手間になる為、いらないと考えている方が多いです。
私も同じ考えでした。初めての出産では、短肌着を使う事が普通と思っていましたが、慣れない育児の中、紐を結ぶのは結構大変でした。
そんな中、短肌着では無く、コンビ肌着や、スナップボタンで留められる、ボディ肌着が楽で使いやすいようです!
本当に、短肌着はいらないのか?季節毎に徹底解明していきます!
短肌着がいらない!?その理由は?
まず、短肌着についてですが「短い肌着」ですので、いわゆる下着と同じ役割です。
暑い時期は汗取りをしたり、寒い時期には重ね着をしながら、体温調節をしたりする事が出来ます。
短肌着は、日本製で綿100%の物を選ぶ方が多いです。綿は肌に優しく、汗を吸収しながらも保温性が優れているためです。
日本製の良い点は、肌に触れる生地の全てが綿で作られていますので、ボタンも使われておらず、綿の生地を使った紐で、肌着を留められるように出来ています。
その為、1着につき左右合わせて4本の紐がついていますので、着替えの度に紐を毎回結ばなくてはなりません。
昔から親しまれている短肌着ですが、赤ちゃんのお世話をする度に紐を結ぶ為、特に寒い時期の着替えは、時間を長く取ってはいられません。
短肌着はただ単に、いらないという訳でなく、時短の為に他の物を使うという事ですので、短肌着の方が使いやすそうと感じる場合は、短肌着をおすすめします。
短肌着の代用品にボディ肌着がオススメ!
ボディ肌着を使う事で、短肌着の面倒な作業を無くし、簡単に着脱する事が可能になります。
ボディ肌着は、Tシャツと同じで、頭と両腕部分の穴があり、股部分がスナップボタンの開閉式になっています。
オムツ替えをする際は、スナップ部分の開閉だけなので、上半身の寒さを気にしなくても良い優れものです!
ボディ肌着は、前開きタイプもありますが、頭から服を着る物が多く、首が座っていない赤ちゃんには、あまり使わないイメージがあります。
頭から着るタイプのボディ肌着を、新生児に着せるやり方をご紹介しますので、是非ご覧ください。
新生児にボディ肌着はどうやって着せるの?
頭から着るタイプのボディ肌着は、どうやって新生児に着せたら良いのでしょうか?
首座り前でも、簡単な着せ方がありますので、ご紹介します!
- 股のスナップボタンを閉めた状態で、ボディ肌着の首元を掴み、股部分を手繰り寄せます(女性のストッキングを手繰り寄せるイメージです)
- 手繰り寄せたボディ肌着の首元から、赤ちゃんの足を入れていきます
- ボディ肌着の股部分に足を通し、肌着を腰まで引き上げます
- 赤ちゃんの片腕を掴み、ボディ肌着の袖に通し、左右どちらも入れ終えます
- 最後に肩周りを整えて、全体のバランスを確認して完成です。
ボディ肌着は肩部分が重なっている物が多い為、肩回りの生地を広げる事で、赤ちゃんのお尻も入れる事が出来ます。
短肌着と違い、足元から履くように着せる事が出来る為、紐を探したり、赤ちゃんを移動させたりしなくて済みます。
一番は赤ちゃんの体調が心配なので、寒い時期は余計に裸になる時間が気になります。
紐を結ぶ面倒な作業がいらない為、お風呂上りや、深夜の負担も少なくなりますね!
私は首座り前に、ボディ肌着は使えないと考えていましたので、このやり方を知った時、驚きました(笑)
ロンパースは肌着にもアウターにもなる優れもの!
ボディ肌着だけでなく、ロンパースも短肌着の代わりに使う事が出来ます。
ロンパースはボディ肌着よりも丈が長めで、アウターとしても着られる為、デザイン性が高くなります。
ボディ肌着の上に重ね着をし、寒さ対策をしたり、ロンパースの上にそのままアウターを着せて薄着で出掛けたりと、その時の気温に合わせて調節が出来ます。
丈がズボンのように長めに出来ている為、足元の冷え対策にもなり、かなり使い勝手がいいです。
短肌着の他に丈の長い長肌着もありますが、赤ちゃんが大きくなってくると、動きが活発になる為、足を自由に動かせる形がおすすめです。
長肌着は簡単にいうと、巻スカートのようになっている為、動く度に肌着がズレます。
ロンパースは前開きのスナップボタンで、上下がくっついている洋服です。
ボタンを閉めると、ズボンのように片足ずつ分ける事ができ、赤ちゃんも自由に体を動かす事が出来ます。
アウターとして使う際は、ワンサイズ上の物しておくと、重ね着しても窮屈になりませんし、長い期間使えます。
ロンパースは、アウターや肌着の代わりにもなる為、短肌着、長肌着はいらないという事です!
短肌着がいらない春と秋その理由は?
季節柄、春や秋は気温差があり、寒くなったり暑くなったりしますよね?
赤ちゃんが外に出る際は、着る物で温度調節する必要があります。
短肌着は短い丈なので、ボディ肌着を使う事でお腹もしっかり覆われます。
お腹から冷える事を防いでくれますので、ボディ肌着を使う事で寒さ対策もでき、短肌着はいらないですね。
肌着は足元が出ますので、赤ちゃん用のレッグウォーマーを使う事で、足を温める事が出来ます。
春や秋は風が強い事もある為、肌着や靴下等で保温しておく事ができ、安心です。
気温が高くなり、暑くなってきた際は、中の肌着はいらない為、アウターだけで過ごす事も出来ます。
私は着脱しやすいボディ肌着とロンパースの
使い勝手が良い為、短肌着や長肌着は手間になり、いらないと感じました。
春、秋は夜に涼しくなる事もある為、着る物で体温調節が出来る、簡単なボディ肌着がおすすめです。
短肌着はいらない夏はボディ肌着1枚で快適!
夏は、暑い日が続きますよね…赤ちゃんは寝ている状態が多い為、背中や頭に汗をかきやすいですので、肌着1枚で涼しく過ごす事がおすすめです!
お住まいの気温によっても違いはあるかと思いますが、赤ちゃんの体温は大人よりも高めなので、薄着の方が快適に過ごす事が出来ます。
短肌着は前開きの肌着の為、夏は暑くてもお腹の冷えや、オムツのおしっこ漏れが心配になりますよね?
ボディ肌着を使う事で、お腹が出るのを防いでくれますし、バタバタ動いても股下の肌着がオムツずれを防いでくれます。
エアコンの寒さ対策や、オムツの漏れを考えると、夏の時期も丈の短い短肌着はいらないと言えます!
汗をかいた短肌着は、背中と布がくっつき、脱ぐ事も大変になります。
ボディ肌着は首や股部分も大きく開くので、簡単に脱がせる事ができ、扱いやすいです。
短肌着がいらないと言っても、夏場の着替えが多い時は持っている短肌着を使ったり、安くなっている肌着を活用したりしてください。
汗をかいたままにすると風を引く原因にもなりますし、汗疹の原因になる場合もありますので、多くあると便利です。
綿100%のガーゼや、いらないタオルを背中に挟むのも汗取りになり、効果的です。
短肌着はいらない冬は暖かい肌着で快適に過ごせる!
私の子供は東北の冬産まれの為、とても寒く短肌着と長肌着を重ね、その上にアウターを着せていました。
それでも寒そうな時は、おくるみをして過ごしていました…ですがこれには訳があります。
短肌着はそもそも生地が薄く、紐を結んでいてもお腹が出る事があり、寒いという事です。
重ね着するには薄い肌着の為、汗を取ったり、動きやすかったりするのかなと思いましたが、冬は特に寒そうで仕方がありませんでした。
ボディ肌着は季節に合わせて「あったか素材」の物もあり、冬の時期は活躍します。
その為、寒さ対策を考えると、生地の薄い短肌着はいらないと感じました。
ただし、あったか素材は綿100%ではない場合がありますので、素材に拘る際は商品の確認が必要です。
他には長肌着もいらないと感じました。長肌着は丈の長い肌着ですが、ただ長いだけだと成長と共に使えなくなります。
足を動かす時期になると、足元が分かれるコンビ肌着や、ロンパースが楽ちんでした。
新生児期はスナップを全部外した状態で、長肌着と同じく使う事ができ、2か月頃からスナップボタンをつけると、肌着に片足ずつ入れて止める事が出来る為、足を動かしでもズレません。
その為、昔ながらの長肌着もいらないと感じましたので、ボディ肌着、コンビ肌着、ロンパースが大活躍でした!
人により使い勝手は異なると思いますので、不安な場合は、少量ずつ揃えておく事をおすすめします。
新生児の準備品として、短肌着と長肌着のセットの物が多くありますので、最初は準備リスト通りに揃え、いらないと感じた物は、買い替えをしてもいいですね。
まとめ
- 短肌着は、紐を結ぶ作業が多く、時間と手間を取ってしまう
- 短肌着がいらない理由は、簡単に着脱可能な、ボディ肌着の方が優れている
- 短肌着がいらない理由は、ボディ肌着がスナップボタンの開閉のみで、オムツ交換が出来る
- 短肌着がいらない理由は、ロンパースを使うと、肌着とアウターのどちらにも使う事が出来る
- 春と秋はボディ肌着を使うことで、お腹を冷やさずに過ごす事が出来る
- 春と秋はボディ肌着とレッグウォーマーで保温性を高められる
- 夏は短肌着ではなく、ボディ肌着1枚あれば、エアコンの冷えから体を守ってくれる
- 夏はボディ肌着を使用する事で、汗をかいてもすぐ脱ぐ事が出来る
- 冬は短肌着と、丈の長いロンパースや、コンビ肌着で寒さ対策出来る
- 冬は綿のみの肌着ではなく、あったか素材の肌着で、快適に過ごす事が出来る
私が子育てしている時は、冬場のお風呂が1番緊張する場面でした。
お風呂上がりは寒い為、肌着の紐を結ぶのに時間を掛けてはいけない!とタイムリミットがあるかのように急いでいました…。
その為、着脱が簡単に出来るボディ肌着を、もっと早く知っていればよかったと感じました。
短肌着はいらないといっても、体に触れる紐にも綿素材を使っている為、新生児の敏感な肌にとても優しいです。
ボディ肌着と短肌着の両方を使う事で、急ぎの時やお出掛けする時はボディ肌着を使うなど、場面に併せて活用する方法もあります。
これから出産を控えている方や、友人や親せきで子供が産まれる予定の方は、是非共有し、少しでも負担を軽減しながら、育児を楽しんで頂きたいです!
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