子どもを産み育てる時に悩むのが、教育のことですよね。
幼稚園などでは、「モンテッソーリ教育」を取り入れている所もあります。
モンテッソーリ教育とは、自分自身で考え、学び、アウトプットをして自主性を育んでいく教育のことです。
「早い段階からモンテッソーリ教育を取り入れたい!」というあなたには、ぜひ、鏡を使うことをオススメします。
鏡を使うことで得られるメリットとを簡単にまとめてみましょう。
- 自分と他人の違いを認識できる
- 表情が豊かになる
- 共感能力が育まれる
- 自分の顔や体の動かし方を理解する
毎日当たり前のように使っている鏡が、赤ちゃんの成長に役立つのです!
この記事を読めば、鏡を置くタイミングや、いつまで使用できるのかもわかりますよ!
また、割れないメーカーについても詳しくご紹介していきます!
モンテッソーリの鏡にはメリットがある⁉︎
モンテッソーリ教育で鏡を使用することには、大きく5つのメリットがあります!
マリア•モンテッソーリはイタリアで初の女性医学博士であり、彼女は20世紀初期に幼児教育の方法を作り出します。
それがモンテッソーリ教育と言い、子どもの多様性を大切にし、個性を伸ばしていく教育方法としてメリットがありました。
モンテッソーリ教育は日本でも取り入れられ、その一つとして使用されている物が「鏡」なのです。
赤ちゃんの時に鏡を見て過ごすだけでメリットがあるなんて、本当?
私は正直そう思ってしまいました。「鏡を置いておいて、あとは見せるだけでいい。」などというおいしい話は信じられませんでした。
まだ信じられない時に、実際に取り入れて育児をしていた友人がいました。
友人の赤ちゃんは5か月くらいの頃、鏡に映る自分や他人に興味を持ち始め、笑ったりバンバンと叩いてみたりするようになったそうです。
鏡を与えることにより、映るものに興味をかきたてるための刺激になったり、認知能力を高めたりする運動にもなりますね。
母親と鏡越しにコミュニケーションもとれ、情緒安定にも繋がったそうです。
「スキンシップも大事だけど、違う方法で親子でのやり取りを楽しめた。」と教えてくれ、なるほどと感じました。
「新生児期は横たわっているだけでは?」と疑問に感じますが、鏡の近くにいるだけで、赤ちゃんに広々とした視野を与えてあげることができるのです。
更に、目が見えてきたり成長して視野が広がったりすると、部屋の物や角度だけではなく、入室してくる人の顔を研究するようになりますよ!
では、モンテッソーリ教育のメリットを具体的にあげていきましょう!
自分自身を認識する
鏡を見る機会を増やすことで、自己認識を促す知育効果があると言われています。
自己認識ができるようになると、一体何が良いのか気になりますよね?
自己認識ができるようになった赤ちゃんは、自分と他人を区別して捉えることができるそうです。すごいですね!
表情豊かになる
鏡に映る自分の顔を認識できるようになると、表情のバリエーションがぐっと増えます♪
表情が豊かになれば、コミュニケーション能力の高い子に育ちますね!
想像力が育ちやすい
鏡に映るものを見ると、赤ちゃんは不思議な感覚を抱くそうです。
「今、鏡に映っているものは何だろう?」と赤ちゃんなりに考え、鏡に映る自分や他人、物を見るようになります。
考えることで、想像力の発達につながっていきますね♪
自分自身の体や顔の動かし方を知る
毎日鏡を見て学んでいくことで、自分の顔や手足のパーツを認識して動かし方を理解します。
手足運動の発達にも繋がっていきそうですよね。
泣きやむ効果が得られる
鏡を見ると泣き止む赤ちゃんは多く、泣き止ませ効果を実感しているお母さんはたくさんいます。
赤ちゃんは、「鏡の向こう側の子が泣いている、どうしたのかな?」と興味をもつ為に泣き止むと言われています。
鏡を使って、楽しくあやしてあげると更に鏡に興味を持つかもしれませんね。
モンテッソーリの鏡はいつから置けば良い?
「赤ちゃんの頃からと言っても、具体的にはいつから?」と思いますよね。
モンテッソーリの教育の中で、鏡は、新生児から取り入れていくのが良いと言われています。
モンテッソーリは、「一般的に子どもは生後18か月になるまで、鏡で自分の姿を認識できずにいる」と言っています。
「それでは、わざわざ新生児の頃から鏡を置く意味がないのでは?」と思いますよね。
しかし、成長と共に、体の動きや表情、感情等が発達するので、鏡に映った自分を見て、自分の考えや動きを連動し大きな刺激となります。
うつぶせ期には目の前の自分を見ようとするだけで、自然と腹筋も強化するのです。
腕や頭を持ち上げて、向こう側の景色を見ようと運動機能を上手に使っているからすごいですよね!
いつから置くかはわかったけど、どこにどんな大きさのものを置けば良いのかわからない…。
寝室に置いてしまうと、寝るときも視界に入り赤ちゃんが興奮して眠れない気がしますよね。
できるだけ睡眠の邪魔にならないためにも、子どもが遊ぶ部屋に置くのがベストです。
モンテッソーリは、生後1年は全身鏡が良いと伝えています。
幅は約1メートル、高さは0.5メートルくらいのものを選びましょう。
置くのが厳しい場合は、もっと小さくても大丈夫です!
「もうわたしの赤ちゃんは新生児じゃないから遅い。」と思ったあなた。
遅すぎるということはないので、いつからでも、早い段階で取り入れ置いてみてくださいね。
モンテッソーリの鏡はいつまで置くの?
新生児期から取り付けた鏡は、いつまで取り付けておけば良いのでしょう。ある程度使用したら処分するのでしょうか?
実は、モンテッソーリ教育で使用した鏡はいつまでも置いておいて良いのです!
しばらくは遊ぶ部屋に設置し、成長するに連れて自分の身支度をした後の確認を自分自身ですることができます。
小さいころからの習慣というのはとても大切ですよね。
私は大人になっても、慌てて出勤したがために必要なものを忘れたという経験があります。
モンテッソーリは、出かける前に鏡の前へ立ち、身支度の確認をする習慣を幼いころからつけておけば、自分で失敗や間違いに気づくことができると伝えています。
周囲の大人が、子どもに声をかけてあげられる期間には限りがあります。
また、毎日同じことを言われると慣れてしまい、自分で考えて動くということができなくなってしまいます。
自分で考え行動してもらう為の一つのツールとして、日常生活の中にいつまでも取り入れておくと、子どものためにとても良いですね。
モンテッソーリ教育を取り入れて、全てがうまく解決するわけではないですが、置いてみるだけで何らかの効果が得られると嬉しいですよね♪
モンテッソーリの鏡が割れない商品3選!
モンテッソーリの教育が素晴らしいのはわかったけれど、一体どのような鏡を選べばよいかわかりませんよね?
そこで、モンテッソーリ教育に最適な「割れない鏡」を、3つご紹介します♪(2022年11月現在)
モンテッソーリの教えにより、新生児期から使うものであれば、何といっても割れない鏡であることが最重要であると伝えられています。
上の子が触って落としたり、倒したりして割れると、とても危険です。
割れないと言っても、絶対に割れないものはありません。しかし、できる限り割れにくいものを選択したいものですよね!
基本的にはどのような大きさや形状でも良いのですが、赤ちゃんがゆったりと全体を見渡せられるものが理想的ではあります。
今回は、オススメの鏡を3選ご紹介します!モンテッソーリ教育を取り入れたくなってきたあなたは必見です♪
東プレの割れないミラー
その名の通り、なんと言っても衝撃に強い、割れない鏡です。秘密は素材にあり、プラスチックとアルミの複合素材で作られています。
取り付けはとても簡単で、裏面の粘着テープを剥がして貼り付けるだけです!
バスルーム、玄関、クローゼット、リビングなど好きな場所に貼り付け可能ですよ♪
粘着テープで貼るので、リビングの壁やおもちゃを置いているプレイルームに貼り付けると自然に鏡が視界に入ってきますね。
重さはなんと、ガラスの半分以下というから驚きですよね!気になるお値段は、公式サイトで7,509円(税込)です。
落下した際の心配を考えても、軽い素材は安心ですよね。
サイズ | SS【295×215×5㎜】 S【340×240×5㎜】 M【400×295×5㎜】 L【440×350×5㎜】 |
重量 | 830g(Lサイズ) |
素材•材質 | PETフィルムとスチロール樹脂、アルミ樹脂複合板 |
ニトリのステッカーミラー
こちらも吸着シートタイプのミラーです。取り付け可能な場所は、ガラス、タイル、プラスチック面、化粧合板、金属塗装面、木部に塗装を施してある箇所です。
表面が凹凸になっている、ザラザラとした面には貼り付けることができないので注意してくださいね。
とにかく薄いので、場所を選ばず貼ることが出来ますよ!
こちらも壁さえあればどこでも貼り付けられるので赤ちゃんがよく過ごす場所に貼ってあげると良いですね。
1年の保証年数があるので、もし万が一壊れたとしても安心して交換してもらえます。
ただし、保証書はなくさず大切に保存しておきましょう!お値段は2,536円(税込)です。
サイズ | 【幅17.5×奥行0.2×高さ59.5センチ】 |
重量 | 約220グラム |
素材•材質 | 樹脂 |
IKEAのドロッマーレミラー
小ぶりのサイズで、子ども部屋にも後々使えそうな可愛い鏡です。
衝撃に強いプラスチック製で、取り付け用の固定具も付属されていますよ!
お手入れも簡単で、汚れたら水か窓拭き用洗剤を含ませた布でふくだけで綺麗になります。
2枚並べて使用しても違和感がないですね♪お値段は499円(税込)と格安です!
もし万が一汚れてしまったり、欠けたりしても、このお値段なら迷うことなく取り換えられるのが嬉しいですね♪
サイズ | 【幅16×奥行0×高さ50センチ】 |
重量 | 0.17キログラム |
素材•材質 | アクリル樹脂 |
まとめ
- 子どもの多様性を大切にし、個性を伸ばしていく教育方法として、「モンテッソーリ教育」がある
- 鏡を取り入れることで、「自分自身を認識する」「表情が豊かになる」「想像力が育つ」「顔や体の動かし方を知る」「泣き止ませる」効果があると言われている
- 自分自身を認識することで、自分と他人を区別して捉えることができるようになる
- 表情のバリエーションが増えると、コミュニケーション能力が上がる可能性がある
- 鏡を見て自分の顔や手足のパーツを認識して、動かし方を理解する
- 泣いている赤ちゃんが鏡を見ると、「鏡の向こう側の子が泣いている、どうしたのかな?」と興味をもつので泣き止む
- 鏡を与えることにより、映るものに興味をかきたてるための刺激になったり、認知能力を高めたりする運動にもなる
- 鏡は新生児期から取り入れるのが良いとされ、成長と共に、映った自分を見て自分の動きや考えを連動し、大きな刺激になっていく
- 使用した鏡は、成長後も自分の部屋に設置し続けることで、身支度確認の習慣が身に付き、失敗や間違いを自分で気づくことができるようになる
- 東プレの割れないミラー、ニトリのステッカーミラー、IKEAのドロッマーレミラーは貼り付けるだけで簡単に設置することができて便利である
いかがでしたか?モンテッソーリ教育の中で、鏡を使った日常がどれだけ良い影響をもたらすかをお伝えしました。
鏡と言えば、落としたり倒すと割れてしまい危ないイメージがありましたよね。
貼り付けるタイプの鏡は、もし万が一剥がれても軽いので、新生児にも安心ですね♪
室内はもちろん、お風呂でゆっくりとコミュニケーションをとるツールとしても活用してみましょう!
普段は忙しいお父さんも手軽に取り入れられるので、一緒に楽しめそうですね。
ぜひ、赤ちゃんや子どもがいるというあなたは、鏡を取り入れたモンテッソーリ教育にチャレンジしてみてください!
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