子供の鉛筆の持ち方をどのようにして矯正したらよいか、悩みませんか。
鉛筆の持ち方はエルプラスはなまるくんで矯正するのがおすすめです。
持ち方の矯正は、小学校低学年までにしたほうがよいでしょう。
小学校は文字を書く機会が増えるので、間違った持ち方で書き続けると癖が定着してしまいます。
また、時間の経過とともに矯正するのに時間がかかってしまいます。
鉛筆の持ち方がおかしいと、字の綺麗さはもちろん、姿勢や疲労感にも影響してしまう可能性があります。
正しい持ち方や動かし方、正しい姿勢を保つことは、文字を書く時の疲労感を軽減させ集中力もアップするのでオススメです。
エルプラスはなまるくん以外のおすすめ商品もご紹介しますので、お子さんの鉛筆の持ち方に悩まれていたら、参考にしてくださいね♪
エルプラスはなまるくんとは?
カラー | 本体サイズ | 価格 |
---|---|---|
赤 水色 黄 色 | 不明 | 250円(税込) |
はなまるくんは有限会社エルプラスが取り扱っている鉛筆ホルダーです。
形がそれぞれ3箇所の違うくぼみに、親指、人差し指、中指の順番で指を置いていくことで、正しい持ち方になります。
YouTubeには解説動画も紹介されており、使い方を確認するのにとても分かりやすかったですよ。
商品レビューでも、「とても使いやすい」「正しいもち方ができてとても良かった」などの声がみられています。
もし鉛筆を持った時の人差し指がくの字になってしまう場合、同じ会社が出しているピースくん(130円税込)という商品を併用することで、くの字を防ぐことができますよ。
Amazonや楽天などでは購入できないようですが、エルプラスのホームページから購入できますので、気になるあなたは確認してくださいね。
鉛筆の持ち方を矯正するなら低学年がオススメ!
おすすめの商品を最初にご紹介しましたが鉛筆の持ち方は、文字を書くのに慣れていない小学校低学年くらいであれば比較的矯正しやすいです。
小学生になると、ノートを取ったり宿題をしたりと、それまで以上に鉛筆を使う時間が長くなります。
間違ったままの癖がついてしまい時間が経過してしまうと、その方法で脳が学習してしまうため矯正するのが難しくなってしまうのです。
1998年の古いデータですが、文部科学省の調査では小中学生では9割以上、30~50代でもなんと7割以上が、鉛筆を正しく持って使えていないという報告が残っています。
大人の鉛筆の持ち方が間違っている以上、子供に正しい持ち方を教えることは難しいですよね。
実は私自身も正しい持ち方を習得せず自己流の持ち方で成長してしまった結果、本来なら中指にできるペンだこが薬指にできております…。
正しい持ち方での矯正を試みた時期もありましたが、持った時の違和感や上手く書けない状況に耐えきれず、諦めてしまいました。
もっと早くに矯正していれば、周りの目を気にせず字を書けただろうなと後悔の気持ちがあったので、子供には早い段階で正しい持ち方を教えています。
そう、早ければ早いほど子供の鉛筆の持ち方は矯正できるのです!
この章では鉛筆の正しい持ち方について、ご紹介していきます。
また、正しい動かし方や書く際の姿勢を整えることで、綺麗でバランスの良い字に近づくことができるでしょう。
あなたの悩み解消に少しでもお役に立てるようご紹介しますので、よければ鉛筆を持って真似しながら読むとイメージがつきやすいですよ♪
鉛筆の正しい持ち方
鉛筆の正しい持ち方は次のようになっております。
- 親指を軽く曲げ、鉛筆に対しほぼ直角に当てる
- 人差し指を鉛筆に沿って巻き付くように当てる。先端は親指よりも芯に近い位置にする
- 中指で鉛筆の下部を支える
また、持った時のポイントは次の通りです。
3本の指のどれかだけ力が入っていたり、どの指かだけ力が入っていなかったりするのは間違った持ち方になります。
ちなみに、人さし指が「く」の字に曲がっていると指が疲れやすくなり、筆圧も安定しませんので気をつけてください。
実際に私もこの方法を試してみましたが、変な癖のついた持ち方に比べ、軽い力で書くことができたような気がしました。
私の癖のついた持ち方だと指先だけでなく肘から手首までにも無駄に力が入ってしまうので、正しい持ち方に比べて疲労感が強いのかもしれません。
子供さんがまだ小さければ、6角の鉛筆ではなく3角の鉛筆の方が指の置き方が分かりやすいので、試してくださいね。
鉛筆の正しい動かし方
正しい持ち方が分かったら、次は正しい動かし方をマスターしていきましょう。
基本的には人差し指で線を書くようにイメージし、鉛筆を動かしていくのが良いです。
動かし方のポイントについて、以下にまとめています。
これはちょっと驚きでしたね。意識して見てみると、全く違う動かし方をしていました。
動かし方の練習をする場合は、いきなり文字を書くのではなく縦線や横線から始めると良さそうですね。
鉛筆を持つときの正しい姿勢
鉛筆の持ち方がどんなに正しくても、姿勢が悪ければ疲れやすい上に見た目もよくありません。
正しい姿勢を次にまとめていますので、あなたのお子さんが字を書いているときにチェックしてみてください。
私も実際にこの姿勢で書いてみましたが、文字や紙全体をとらえることができ、広い視野で書くことができました。
また、正しい姿勢の方が程よく力が抜け、全体的に書きやすく感じましたので、気になったら試してくださいね。
鉛筆を正しく持つことでのメリット
正しい方法を習得することで、文字を書く上での様々なメリットがあります。
他にもメリットはありそうですが、無駄に力まないから疲れにくいというのは子供にとって大事ですよね。
正しい持ち方をマスターすることで、字が綺麗になるだけでなく、姿勢や集中力、疲労感の軽減など様々な面で相乗効果があるので、是非とも子供に習得させたいです。
鉛筆の持ち方で子供の矯正にオススメの商品2選!
子供に鉛筆の間違った持ち方の癖がついてしまうと、正しい持ち方を教えても定着するには時間がかかるでしょう。
そんな時は、効率よく習得するために鉛筆に取り付ける矯正グッズを使いましょう!
鉛筆の矯正グッズに沿って指を置くだけで、自然と正しい持ち方をマスターできるのでとてもオススメです。
最初に紹介たはなまるくんは小学校でも購入をオススメしている所があるようですが、その他2つをご紹介します。
もちかたくん
カラー | 本体サイズ | 価格 |
---|---|---|
青(右利き用) オレンジ(左利き用) | 1.9cm | 132円(税込) |
筆記用具で有名なトンボ鉛筆が出しているもちかたくんは三角、六角、丸軸といった形の鉛筆に取り付けることができます。
同じくトンボ鉛筆で販売されているユビックスとセットで使うと、鉛筆を正しい角度で持つことができる商品です。
こちらもYouTubeにつけ方の解説動画が載っていますので、気になったら見てくださいね。
鉛筆グリップセット
カラー | 素材 | 価格 |
---|---|---|
水色 オレンジ ピンク その他 | シリコン | 599円(税込) |
鉛筆グリップセットは3本指用と2本指用のグリップがセットになっています。
鉛筆に慣れていない時期は3本指用を使用し、慣れてきたら力加減を自分で調整できる2本指用を使用します。
3本指用と2本指用でそれぞれ2個ずつ入っているので、万が一壊れても安心ですね。
また、通気性の良い設計になっているので、衛生的にも心地よく使うことができるのは嬉しいです。
楽天で販売されているので、気になったらチェックしてください。
鉛筆の持ち方は何歳から教えるのが良いか
上のお子さんで鉛筆の持ち方の矯正に苦労した経験があると、下の子にはできるだけ苦労なく持てるようにさせたいですよね。
しかし、クレヨンで殴り書きを始めた時期に教えるのはまだ早過ぎる気もするので、一体何歳から教えるのが良いのでしょう…。
何歳からか悩んだ場合、鉛筆の持ち方を教える年齢は、3歳くらいからが目安とされています。
人間の発達は、3歳ごろから手先や指先をうまく使うことができるようになるからです。
子供はこの時期に、三角や丸といった様々な形に興味を持ち始めます。
うちの子もこれくらいの時期に、沢山に壁に三角や丸を描いて消すのが大変でした…。
できることが増え、様々なことに興味を持ち始める時期でもあるので、鉛筆を持って書くのに興味が出たら、持ち方を教えてみても良いかもしれません。
ただし、無理やりすると嫌がり、かえって苦手意識をもってしまう可能性もあります。
興味関心を持つ時期は個人差がありますので、何歳からかというよりはお子さんのペースに合わせて検討してみてください。
また初めて鉛筆を使う場合、6Bや4Bなどできるだけ柔らかい芯のものや、短めの三角鉛筆から始めるのが使いやすくてオススメですよ♪
まとめ
- 鉛筆の持ち方を矯正するなら、小学校低学年の内がよい
- 大人でも約7割が正しい鉛筆の持ち方ができていないという報告がある
- 鉛筆の正しい持ち方は親指、人差し指、中指でバランスよく均等に支え合う
- 人差し指が「く」の字に曲がっているのは間違った持ち方である
- 持ち方矯正するだけでなく、動かし方や姿勢も整えることで、使用時の疲労感が軽減し集中しやすくなる
- はなまるくんや、もちかたくんなどの矯正グッズを使用すると、自然と正しい持ち方をマスターしやすい
- 鉛筆の持ち方を教えるなら、3歳くらいを目安にする
- 無理やり教えると、かえって苦手意識を持ってしまう可能性がるので、その子のペースに合わせて持ち方を教えたほうが良い
以上、鉛筆の持ち方の矯正に関するお役立ち情報をご紹介しました。
ちなみにですが、鉛筆と箸の持ち方はとても似ているので、鉛筆の持ち方を矯正することで箸も正しく使えるようになると言われています。
ただし、どんなに正しい方法を口頭で伝えても、完全に矯正できるにはそれなりに時間もかかりますし、本人のやる気がなくなると定着しにくいこともあります。
そんな時は、口だけで伝えるのではなく親子で一緒にやってみるのも、モチベーションの維持につながるはずです。
もし、あなたもお子さんの鉛筆の持ち方が気になっていたら、この記事を参考に親子で一緒に鉛筆を持って試してみてくださいね♪
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