「どうしよう!」と今では何でもないことも、子どもの頃には人生の一大事、まさに大ピンチに陥った経験は誰にでもありますよね。
大ピンチずかんという、子どもたちの大ピンチに寄り添ってくれる絵本がありますよ!
大ピンチずかんは、自分で色々なことを選択し、考えて行動するようになった子どもたちにぴったりな絵本です。
「大ピンチずかんと言ってもどんな話なの?」とあらすじが気になりますよね。
この記事では絵本のあらすじに加え、大ピンチずかんの作者についても深堀していきますよ!
実は、大ピンチずかんは1作目が人気になり、2作目も発売間近なのです!(2023年11月現在)
2作目のあらすじも公式ページで公開されていますので、合わせて紹介していきます!
大ピンチずかんのあらすじとは!?
発売とともに瞬く間に人気となった大ピンチずかんですが、「一体何が人気なの?」と思いますよね!
大ピンチずかんは子どもがやりがちな失敗を「大ピンチ」として、大ピンチの解決策や似ている大ピンチについて書いてある絵本です。
大ピンチの解決策が書いてある絵本というと、なんだか真面目なハウツー本のような気がしてしまいますよね。
大ピンチずかんは一味ちがった目線で、大ピンチをも楽しめる面白い絵本なのです!
人気の大ピンチずかんについて、簡単なあらすじと概要について調べましたのでご覧ください。
大ピンチずかんの簡単なあらすじ
大ピンチずかんは、大ピンチレベルと、なりやすさについて5段階に分け、さまざまな方向から大ピンチを解決していく絵本です。
大ピンチレベルの数値が小さいものから順番に紹介され、大ピンチの解決策もに書いてあります。
「ぎゅうにゅうがこぼれた」「じゅうでんができない」等、子どもだけでなく親子ともに「あるある!」と楽しめます。
中には大ピンチを何とかしようと思い、さらなるピンチを招いてしまう内容も含まれています。
私も子どもが牛乳をこぼして、拭いている間に今度は私がこぼしてしまうといったことがありましたが、まさに大ピンチでした。
親子で「こうなってしまったらどうする?」と解決策について話し合う楽しみもできますね。
大ピンチの解決策には、ありがちな解決策だけでなく「え⁉これもありなの?」という解決策もありきっと試してみたくなりますよ!
大ピンチずかんの概要
聞いただけでも楽しい大ピンチずかんのあらすじですが、多くの読者の支持を受け、累計発行部数65万部を突破している人気絵本なのです。(2023年11月現在)
発行部数10万部以上でベストセラーと言われているので、65万部はとんでもない数字ということが分かりますね!
発売された2022年より、第6回未来屋えほん大賞、第 13 回リブロ絵本大賞、第15回MOE絵本屋さん大賞2022等で1位を8冠達成しているとは驚きです。(2023年11月現在)
大ピンチずかんの公式ページが小学館から出ており、あらすじはもちろん、最初だけ試し読みができますので購入に迷っている時は試し読みもおすすめですよ。
大ピンチずかんは小学館からの出版です。対象年齢は3~5歳となっていますが、小学生でも充分楽しめる内容です。
出版社 | 小学館 |
出版日 | 2022年2月16日 |
対象年齢 | 3~5歳 |
定価 | 1,650円(税込) |
ページ数 | 48ページ |
作者 | 鈴木のりたけ |
大ピンチずかんのように「次はどうなるのかな⁉」と次々に読みたくなるような楽しい絵本を書ける作者について気になってきませんか?
私は試し読みだけでも次の内容が気になりました!
次に、大ピンチずかんを書いた絵本作家、鈴木のりたけさんについて調べましたのでご覧ください。
大ピンチずかんの人気は作者の人柄にあり⁉
次々読みたくなる上に、くすっと笑ってしまう要素もある人気絵本を生み出した大ピンチずかんの作者はどんな人か気になりますよね!
大ピンチずかんの作者は、自身も男の子のお父さんである鈴木のりたけ氏です。
大ピンチずかん以外にも多くの人気絵本を生み出している絵本作家なのですよ。
鈴木のりたけ氏は、実は最初から絵本作家をされていたわけではありません。
「一体どんな人なの?他の作品は?」と、これだけの人気絵本を生み出した本人が気になりますよね!
気になる鈴木のりたけ氏について、人物像と他作品についてまとめましたのでご覧ください。
鈴木のりたけ氏ってどんな人?
鈴木のりたけ氏は、1975年静岡県浜松市生まれで、JRの運転士、グラフィックデザイナーを経て、2008年発売のケチャップマンをデビュー作として絵本作家となられました。
ケチャップマンについては、お笑い芸人の麒麟川島さんも読んで病みつきになったと言われていました!
ケチャップマンは、自分にしかできないことは何かについて探し求めていく物語です。
私もさっそくケチャップマンを読みましたが、優しいタッチで描かれながら、なんとも言えない雰囲気を出しているケチャップマンの姿が描かれています。
真面目で健気なのに、なぜか笑えてしまうケチャップマンが愛おしく見えました。
鈴木のりたけ氏の作品は一見リアルでシュールな印象を与える作品もありますが、どの作品でもばっちり笑いもとりにくる作品が多いですよ。人気になる理由もわかりますね。
鈴木のりたけ氏の他オススメ作品
病みつきになる理由には、身近にある物や人物を対象にしているので親近感を感じさせるリアルさと、思いもしない角度からのつっこみにあります。
作品は「しごとば」「ぼくの」「ゆうぐ」「おでこはめ」と各シリーズもあり、ぼくのトイレ、す~べりだい、おしりをしりたい等の人気作品がありますよ。
鈴木のりたけ氏は自身のホームページで絵本作家としての制作だけでなく、原画展やおはなし会等精力的に活動されている日常を公開されています。
日常の中には自宅でのご家族とのエピソードも話されており、「ここであの絵本ができているのか」と絵本に繋がる親近感も感じられますよ。
大ピンチずかんの制作風景を、作者目線で公開してくれるのは、制作の工程を見ることができます。
私は制作風景を見ることができてとてもワクワクしました!
大ピンチずかん2が発売間近!?
温かいご家庭での様子も見させてくれながら、絵本ができていく制作過程まで見せてもらえるのはファンにとってたまりませんよね!
実は、大ピンチずかん待望の2作目が発売間近なのです!
大人気の大ピンチずかん1作目から、さらなる進化を遂げて大ピンチレベルと大ピンチグラフが新採用されています。
新採用の大ピンチグラフは「ドキドキ」「つらい」「ふあん」「はずかしい」「きもちわるい」「イライラ」の6つの感情で表してあります。
各大ピンチごとの感情の移り変わりも楽しめて、実際に大ピンチに遭遇した時の自分の感情と照らし合わせてもよいですね!
大ピンチずかん2も公式ページが用意されていて、数ページ試し読みができるので見てきました。
内容としては1作目と変わらない面白さを放ち、ページ下の欄には1作目同様大ピンチに関する小話も書いてあり、何度も読んで楽しめる工夫がされていました。
大ピンチずかん2もぎっしり48ページもあり、しばらくは集中して楽しめる内容です。
実は、鈴木のりたけ氏のホームページにて息子さんの足形が写っていたのですが、今回の大ピンチずかん2に息子さんの足形が登場するようです!
子どもの親としての愛情も感じられる作品が見られそうですね。私も購入を検討しています。
出版社 | 小学館 |
出版日 | 2023年11月22日頃 |
対象年齢 | 3~5歳 |
定価 | 1,650円(税込) |
ページ数 | 48ページ |
作者 | 鈴木のりたけ |
大ピンチずかん2の公式ページより楽天ブックスや紀伊国屋書店のサイトに飛べるようになっており、ネットで購入予約もできますよ。
まとめ
- 子どもたちの大ピンチに寄り添ってくれる大ピンチずかんという絵本がある
- 自分で色々なことを選択し、考えて行動するようになった子どもたちにぴったり
- 大ピンチずかんのあらすじは誰もが経験する大ピンチを、大ピンチレベルと、なりやすさについて5段階に分け、さまざまな方向から大ピンチを解消していく
- 公式ページではあらすじだけでなく試し読みもできる
- 大ピンチの解決策には、ありがちな解決策だけではなく予想がつかない解決策もある
- 大ピンチずかんの作者は、自身も男の子のお父さんである鈴木のりたけ氏
- 鈴木のりたけ氏の作品は一見リアルでシュールな印象を与える作品もあるが、どの作品でもばっちり笑いもとりにくる作品が多い
- 大ピンチずかん2はさらなる進化を遂げて大ピンチレベルに加え、大ピンチグラフが新採用されている
- 大ピンチずかん2に鈴木のりたけ氏の息子さんの足形が登場する
- 発売は2023年11月22日(水)頃だが、大ピンチずかん2公式サイトでは予約購入可能
ここまで、大ピンチずかんのあらすじや作家の鈴木のりたけ氏について解説してきました。
大ピンチずかんはじわじわくるような面白さが病みつきになりますよ!大ピンチずかん2と合わせてギフトにしてもいいですね。
親子で共に楽しめる絵本で是非絵本タイムを楽しんでくださいね!
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