華やかな見た目のアイスケーキですが、一度は食べてみたいと思いませんか?
私は子どもの頃、31(サーティワン)のアイスケーキに憧れ、親にねだった記憶があります。
ホールサイズのアイスは、なかなか買う機会がないのでテンションが上がりますよね♪
マンネリになりがちなバースデーケーキですが、たまにアイスケーキへ変更するのもおすすめです。
でも、アイスケーキを一度で食べきるのは難しいと感じませんか?保存期間を考えると、買おうか迷ってしまいます。
ところが、アイスケーキの保存期間を調べたところ、驚きの事実が分かりました。アイスケーキには賞味期限がないという事です!
アイスケーキに賞味期限がない理由や、劣化を防ぐ保存方法などをお伝えします。
これで保存期間を気にせず最後の一切れまで美味しく食べられますよ♪
アイスケーキの保存期間は?サーティワンの答えとは?
アイスケーキといえばまず出てくるのが、超人気店のサーティワンアイスクリームですよね。
キャラクターとのコラボ商品も豊富なので、お子様のバースデーケーキに購入される方も多いのではないでしょうか?
そんなサーティワンでは、アイスケーキの保存期間についてどのように表示しているのでしょうか?
サーティワンの公式ページを調べたところ、以下のように書いてありました。
Qアイスクリームに消費期限や賞味期限はありますか?
Aアイスクリーム類は賞味期限の表示を省略できることが法令にて規定されています。
ー18℃以下の保存であれば、品質の劣化が少なく、非常に長期の保存が可能になるためです。
しかしながら、保管状態(冷凍庫扉の開閉などの温度変化)によりアイスクリームの風味が損なわれる場合もございます。
商品本来のおいしさを味わっていただくためにも、ご購入後はなるべくお早目にお召し上がりになることをお勧めしております。
これを見ると、アイスクリームには正式な賞味期限がないということが分かります。
そもそもアイスケーキとは、スポンジケーキの代わりにアイスクリームを使ったデザートのことです。
つまり、アイスクリームでできたアイスケーキにも賞味期限がないのです。
ちなみに、アイスケーキという名前で売られていても種類がいくつかあります。
中にスポンジケーキがサンドしてあったり、生クリームが多く使われていたりする物は、賞味期限が記載されていることがあります。
アイスクリーム以外の材料が使われている場合は、賞味期限の記載がないか確認したうえで購入しましょう。
アイスクリームは通常マイナス18度以下で冷凍保存するので、細菌増殖の心配がありません。
保存期間中きちんと温度管理がされていれば品質の劣化がとても少ない食品なのです。
そのため、厚生労働省の食品衛生法により、消費期限を省略することが認められているのです。
冷凍保存していれば、無期限で食べられるということになります。とはいえ、冷凍庫での保管状態によっては、保存期間中にアイスケーキの風味が変わってしまうこともあります。
それでは、アイスケーキの風味を落とさず最後まで美味しくいただくコツを詳しく見ていきましょう!
アイスケーキの保存期間は冷凍保存するトッピングによって変わる!?美味しく食べられるのは実際どのくらい?
アイスケーキの保存期間が無期限とはいえ気になるのが、「風味が劣化せず、買いたてのときのように美味しく食べられるのか?」ということ。
「アイスケーキの風味を損なわず、一番美味しく食べられる保存期間」ということで言えば、購入後1週間程度が冷凍保存の目安となります。
お伝えしたとおり、アイスケーキにアイスクリーム以外の食材が使われているときの保存期間は無期限ではなく、期限付きとなります。
特に生クリームとフルーツは傷みが早いので気をつけましょう。
生クリームがトップにある場合は2~3週間、フルーツがトッピングされている場合は1ヶ月程度が最適な冷凍保存期間です。
これより長めでも品質には問題ありませんが、やはり風味は落ちてしまいます。「買いたての時のように美味しく食べたい」という場合は、上記の保存期間を参考にしてくださいね。
もし長期保存したいという場合は、生クリームやフルーツなどのトッピング類を取り除いてからアイス部分だけを冷凍保存するのがおすすめです。
アイスケーキの保存期間に日持ちを良くする為には冷蔵庫の工夫が大事!?冷凍保存の仕方をマスターしよう!
アイスケーキはキチンとした環境で冷凍保存しないと、保存期間中にどんどん風味が落ちる上に、日持ちも短くなっていきます。
普段やってしまいがちな、アイスケーキの日持ちを短くしてしまうNG行動とその対策をお伝えします!
冷凍庫をひんぱんに開閉する
アイスケーキの保存期間中に風味が落ちてしまう原因ダントツ1位は「頻繁な冷凍庫の開け閉め」です。
冷凍庫を開けるたびに一時的に冷凍庫内の温度が上がってしまいます。
普段、冷凍庫を開けっぱなしにしたまま「なにか美味しいものないかな…。」なんてガサゴソ食べ物を探していませんか?
何を取り出すかあらかじめ決めてから冷凍庫を開けるようにしましょう。
冷凍庫の開閉を意識するだけで、アイスケーキはもちろんのこと、ほかの食品の日持ちもキープすることができます。
食品を詰め込みすぎて冷凍庫がパンパン
普段から冷凍庫にギュウギュウと食品を詰め込んでいると、欲しい物を探すのに手間取って冷凍庫のドアを開けっ放しにしがちです。
また冷凍庫内に適度なスペースがないと、冷凍機能も悪くなってしまいます。
アイスケーキを入れる前に冷凍庫の中身を整理整頓しておきましょう。これだけでもアイスケーキの保存期間を持たせることにつながりますよ!
ケーキ箱に入れたまま冷凍保存する
保存する際にやりがちなのが、アイスケーキを紙の箱に入れたまま冷凍保存することです。
紙には、湿気や匂いを吸収する性質があります。ケーキ箱に入れたまま冷凍保存すると、保存期間中アイスケーキに他の食材の匂いがついてしまうのです。
私も食べかけのアイスを紙パックのまま冷凍保存するときは、冷凍庫内の匂いがついていることがよくあります。
アイスケーキはケーキ箱から出し、タッパーなどの容器かジッパー付き袋に保存しましょう。
その際、お皿に入れてラップしたり、タッパーに入れて保存したりするのがよくやる方法ですよね。
でも、ラップにトッピングが張り付いてしまったり、タッパーだと取り出しづらかったりしませんか?
そこでおすすめなのが、名付けて「逆タッパー法」です!その名の通り、タッパーを逆さまにして使います。
まずはタッパーの蓋をトレー代わりにしてアイスケーキを載せ、タッパー本体を上からかぶせます。
取り出すときの型くずれもなく、ラップも無駄遣いしなくてよいのが嬉しいですね♪
蓋を軽くかぶせてあるので、多少の空気が入る可能性があります。
そのため、この方法で保存する場合、美味しく食べられる保存期間の目安は約2週間です。
型くずれしやすい普通のケーキを保存するときにも役立つ方法ですので、ぜひお試しください!
アイスケーキの保存期間で冷凍庫に入らない時は?新鮮さをキープする上手なカット方法をご紹介!
アイスケーキが冷凍庫に入らない!というときは、まずは冷凍庫の中を整理しましょう。
近日中に使える食材などを冷蔵庫に移したり、不要なものを処分したりすると意外とスペースができたりします。
冷凍庫に、冷却まくらや保冷剤などが入っているご家庭も多いのではないでしょうか?
アイスケーキの保存期間中は、溶けても問題のない保冷剤などは一旦冷蔵庫にお引越しさせておきましょう。
小分けにしてラップすることで保存期間中も新鮮さを保てる!
冷凍庫を整理してもアイスケーキが入らないという場合は、アイスケーキをカットして一切れずつに小分けして保存する方法がおすすめです。
- アイスケーキを冷凍庫から出し、フルーツなどのトッピングを取りのぞいておく
- アイスケーキがカットしやすい柔らかさになるまで5分~10分ほど待つ
- 包丁が入る固さになったらカットする
- 一切れずつラップでしっかりと包み、ジッパー袋に入れて空気を抜き冷凍庫へ
小分けにしてラップすることで保存期間中の傷みを少なくすることができます。
また、食べるときにいちいち解凍してカットする手間も省けます。
もし、買ってきたばかりのホールの状態でカット保存する場合、できれば元通りの見た目にして食卓に出したいですよね。
その場合は、カットする前にトッピングがついた状態の写真を撮っておき、あとから写真を見ながらパズルのように組み立てる方法があるので、ぜひお試しください。
アイスケーキが最適な固さのときにカットしよう!アイスケーキをカットする際の注意点
冷凍庫から出したばかりのアイスケーキはカチカチに凍っています。
やったことがある方はお分かりだと思うのですが、買ってすぐカットしようとするとまずナイフが入りません(笑)
固い状態で無理にカットしようとすると、トッピング部分が砕けて台無しになってしまう可能性があります。
キレイにカットするには、まずはナイフが入るくらいまでアイスケーキを解凍しましょう。
買ってきたばかりであれば、ドライアイスを取り出して箱を閉めて5分~10分ほど待ちます。(夏は5分、冬は10分を目安にしてください。)
冷凍庫でそのまま保存する場合も、先にドライアイスは取り出しておきましょう。
ここで注意してほしいのが、外側にナイフが入っても、中心部分がまだカチカチに凍っている場合があるということです!
外にナイフを入れて、固い中心部分をガシガシと切っているうちに外側がだんだんと溶けて来ます。
こうなると味は大丈夫ですが見た目が最悪になります(笑)
私も以前この切り方をして、息子の好きなキャラクターのアイスケーキを台無しにしてしまいました。
外がいい感じに柔らかくなったように見えても焦らずに、中の固さもチェックしてからカットしましょう。
中の固さは「つまようじ」を使ってチェックできます。
つまようじが、奥までスッと入るくらいがちょうどよい固さと言われています。
それよりも少し固めくらいになったらカットしはじめるのがおすすめです。
カット方法をマスターして、保存期間中もキレイな状態でキープしたいですね。
最後の一切れまで買いたてのアイスケーキを食べている気分にさせてくれますよ♪
まとめ
- アイスケーキの保存期間に期限はなく、人気店サーティワンでも保存期間を特に定めていない
- アイスケーキは冷凍保存すれば細菌が増殖しないため、法律で賞味期限を表示しなくてもよいことになっている
- アイスケーキの風味を損なわず一番美味しく食べられる保存期間は、購入後1週間程度が目安
- 生クリームやフルーツなどがトッピングされている場合は賞味期限が短めになる
- ひんぱんなドアの開閉があったり冷凍庫内にスペースがない環境だと、日持ちが短くなったり、風味が劣化する
- アイスケーキの紙の箱は湿気や他の食材の匂いを吸収してしまうため、紙ではない容器にうつして保存すると風味をキープできる
- アイスケーキの保存にはタッパーを逆さまに使うと便利で型崩れの心配がない
- 冷凍庫にアイスケーキが入り切らないときは、小分けにカットするとよい
- アイスケーキは冷凍庫から出したばかりのときはとても固いので、最適な固さになってからカットしよう
- カットする際、つまようじを使ってスッと奥までささるくらい柔らかくなったころが最適の固さ
特別感があるアイスケーキの保存方法についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
アイスということで、扱いや保存期間のことを考えると、ついつい普通のケーキにしようかなぁ…なんて思ってしまいがちですよね。
でも、冷凍保存のコツさえつかめば、大丈夫なのです!
賞味期限がないアイスケーキは、カットして冷凍保存さえすれば、いつでも食べたいときに食べたい分だけ楽しめるんです。
ケーキのように賞味期限を気にすることもありません。
このやり方でアイスケーキの冷凍保存方法をマスターして、ぜひ今年のバースデーにはアイスケーキを買って楽しんでみてくださいね♪
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