あなたは、オールインクルーシブという言葉を聞いたことがありますか?
「オールインクルーシブ」を直訳すると「全てが含まれる」という意味です。
オールインクルーシブのホテルとは、旅行代金にホテル施設内の食事やドリンク、リラクゼーション施設やアクティビティ料金がほぼ含まれているサービスを提供するホテルです。
つまり、ホテル滞在中は財布を持ち歩く必要もなく、追加料金も気にせず過ごせるのです!
最近日本でも少しずつ増えてきているオールインクルーシブのホテル。
子連れでは、なかなかゆっくりした旅行はできないなと思っているあなたへおすすめです。
子連れでも贅沢に、パパやママもリフレッシュできるオールインクルーシブのホテルをご紹介します。
オールインクルーシブのホテルって何?
オールインクルーシブホテルとは元々、カリブ海など海外のビーチリゾートホテルに多くあります。
滞在中のお客様に支払いを気にすることなくゆっくりとホテルライフを楽しんでもらえるようにと誕生したものです。
一般的にホテルは、食事と寝泊まりするお部屋代が基本的な旅行代金で、それにサービスやドリンクなどは加算され、チェックアウト時に精算される流れになっています。
それに対して、オールインクルーシブホテルは、旅行代金にホテル施設内の食事やドリンク、リラクゼーション施設やアクティビティ料金がほぼ含まれています。
全てあらかじめ旅行代金に含まれているので、追加料金を気にすることもありません。
その分、一般的なホテルより価格は高めの設定になっています。
ホテルでは部屋にこもって過ごしたいという方には向いていないかもしれません。
利用するホテルのサービスを存分に楽しんで、忘れられない旅の思い出になれば、お値段以上の旅になること間違いありません!
美しい自然や温泉を堪能できたり、様々なスポーツが楽しめたり、リラックスできる環境が整っていたり、それぞれオールインクルーシブのホテルが提供しているサービスも多種多様です。
ぜひ希望に合わせてお好みのオールインクルーシブのホテルを選んでくださいね。
オールインクルーシブのホテルは子連れにぴったり⁉︎
子連れの旅行は何かと悩み事がつきものですよね?私自身も幼い子がいますが、そもそもホテル選びが難しいです。
ホテルでは子供が遊べる場所が少なくて退屈してしまったり、疲れもあってぐずってしまったり。
慣れない土地でそんな状況になると、パパやママもより一層疲れてしまいますよね。
そんな悩みをお持ちの子連れ旅行には、オールインクルーシブのホテルがぴったりです!
なぜなら、子連れ向けのオールインクルーシブのホテルを選べば、子供の遊び場やアクティビティが充実していて、親も子も飽きることなく楽しむことができます。
また、疲れたらすぐにお部屋で休むことができるのもいいところ。
ただ食事して寝泊まりするだけのホテルではないので、退屈な時間もなく、様々な好みのアクティビティを選んで楽しむことで、あっという間に時間が過ぎてしまうことでしょう!
いろんなオールインクルーシブのホテルの口コミを見ていると、「やりたいことが多くて時間が足りなかった!」というようなコメントも多く見られました。
ただ、オールインクルーシブのホテル全てが子連れ歓迎という訳ではありません。
中にはお子さま禁制の大人のためだけのホテルもありますので、下調べはしっかりしてくださいね。
次の章で子連れにおすすめのインクルーシブのホテルをご紹介しますので要チェックです!
オールインクルーシブホテルのおすすめ6選
この記事を書くにあたってたくさんのオールインクルーシブホテルを調べました。
その中で、子がいる私からしても、ここは行ってみたい!と思う、子連れにおすすめのオールインクルーシブホテルを日本各地ご紹介します。
どこのオールインクルーシブのホテルも、それぞれの土地にあった魅力的なアクティビティが充実していて、どこそこ行ってみたくなっちゃいますよ。
クラブメッド北海道トマム
北海道の大自然と絶品グルメを楽しめる、ファミリーにぴったりのリゾートで、日本のベストホテル第1位を受賞したホテルです。
4歳から空中ブランコやテニス、6歳からアーチェリー、8歳からハイキング、11歳からマウンテンバイク、16歳からヨガやエクササイズなどのフィットネス。
特に年齢指定がないプールや卓球、自然探索、夕食後のパーティー、料理教室などなど。
どれも北海道の大自然の中でとっても気持ちよさそうですよね!
中には追加料金ありのものもありますが上記のものは全て追加料金なし!
未経験でも、全てのアクティビティで専属の監視員や指導者もいるので安心です。
アクティビティの種類がとっても多いのでぜひ興味のあるものを選んでくださいね。
2〜3歳の小さいお子さんがいる方は、追加料金は発生してしまいますが、クラブメッド・プティクラブという託児サービスがあります。
これはただの託児サービスとは異なり、ハンズオン、ミュージカル、芸術活動、教育ゲーム、スポーツなど、大人と同じくらい様々な経験ができるようになっています。
旅先で子供を託児サービスに預けるなんて…と思ってしまうこともありますよね?
なかなか家庭や保育園などではできない経験ができるので子どもも楽しく、親も安心して過ごせますよ。
その他、家族向けに子供が主役の「ファミリーショータイム」や、「ビッグスナック」というパンケーキパーティ、パン焼き体験、ピクニックなどの、おいしいアクティビティもあります。
唯一無二の体験が出来るホテルです。
子供を預かってもらい、楽しめるのも特徴です。
アクティビティも充実しています。
美味しいご飯、親切なスタッフ、素晴らしい自然、多くのアクティビティなど全てのサービスに家族皆満足でした。
ザキーハイランドナス
栃木県那須高原の森の中にある、訪れるたびに、心と体が軽くなる、秘密のアクティビティリゾートです。
アクティビティは、森のさんぽ、サイクリング、全天候型のプール、森のスパや温泉、森のキッチン、朝ヨガ、天体観測、カラオケルームがあります。
森のキッチンでは、暖炉でマシュマロ焼きをしたり、濃厚なソフトクリームに自分なりにトッピングをしてマイソフトを作ったり、子供も喜びそうな体験があります。
地元の農場や畑から仕入れた食材をふんだんに使った新鮮な料理は、親も子も大満足間違いなし。
気持ちのいいおしゃれなオープンキッチンで、森の中にいるような気持ちで過ごすことができます。
プールは天気に関係なく利用できるので、思い切り泳ぐもよし、フリードリンク片手にくつろぐもよし、夜はライトアップされるのでナイトプールを楽しむのもいいですね。
遊ぶ子供を見守りながら、パパやママもくつろいで過ごせそうです。
3歳と6歳の子供を連れて宿泊。
プールやカラオケが出来て子供たちは大満足でした。施設は綺麗で、スタッフの方も親切で丁寧です。
初めてプール付きのホテルで、子どもたちが大喜びでした。
お料理は一つ一つ盛付もオシャレな前菜が中心で、全種類食べられました。
焼津グランドホテル
静岡県の駿河湾と富士山を望む、誰もが自由気ままにすごせる海と森と空のリゾートです。
アクティビティはスポーツエリアとインドアエリア、リラックスエリアの3つに分かれています
スポーツエリアでは、テニス、バスケット3×3、グランドカーリング、ショートテニス、モルック、バドミントン、ソフトバレー、子供用のパターゴルフがあり幅広い年代で楽しめます。
また、芝生の広場もあり小さな子供連れでも遊ぶことができます。
インドアエリアには可愛らしいライブラリー、様々なボードゲーム、卓球やテーブルサッカーがあり、雨の日でも十分楽しめます。週末には茶室でお抹茶と茶菓子も楽しめます。
また、キッズ広場う~みんには、海が見える気持ちのいいお部屋で、絵本やアスレチック、ボールプールなどがあり、未就学のお子さんも楽しめる工夫が沢山あります。
リラックスエリアにはヨガ体験ができる森のコテージ、季節ごとのお花やハーブが楽しめるハーブガーデン、森のプール、森のスロープカー、ひだまりデッキがあります。
海もあり森もあり、気持ちのいい自然の中でくつろいで過ごせそうですね。
また、子連れには嬉しい、ミルボンの哺乳瓶消毒セットやベビーシャンプー、おまるや子供用の椅子なども無料でレンタルしてくださいます。
特に小さいお子さんがいる方にはおすすめしたいホテルです。
涼しい館内で子供と楽しめる所が多く、一泊では遊びきれませんでした。
朝から夜まで、海もキラキラしていてとても綺麗でした。
宿全体に清潔感があり、夕朝食は美味しく親切なサービスでした。
お酒やジュースお菓子なども食べ放題で大人も子どもも楽しめました。
バリアンドリゾートSAYAの風
外国に来た気分を味わえる、三重県鳥羽市のバリ風リゾートホテルです。
VRや卓球、ビリヤード、テレビゲーム、ボードゲーム、トランポリン、カラオケや漫画コーナーと子供から大人まで楽しめる空間となっています。
完全個室の岩盤浴や、バリ製の石釜を使用した貸し切りのガゼボ風呂などリラクゼーションも充実しています。
子供には食べ放題のお菓子コーナーもあるのでテンションが上がりそうです。
小5と年長の子供と宿泊しました。
到着後すぐにお酒やジュース、お菓子も食べ放題でとても喜んでいました！
家族7人で宿泊しました。景色も絶景で、子連れへの対応も良かったです。
カラオケ、卓球、貸し切り風呂、岩盤浴など…とても楽しめました。
グランピングリゾートASO
熊本県の阿蘇くじゅう国立公園内にある、阿蘇の広大な景色が広がるグランピングリゾートです。
グランピングといえど、食材の用意、調理、キャンプの準備は一切不要で、パパやママもゆっくり過ごすことができます。
テント内にウォシュレット付きのトイレも付いていますし、徒歩7分の温泉に入ることもできるので初めてのグランピングにもおすすめです。
アクティビティは乗馬とティータイム、アロマトリートメント、朝ヨガ、ハーブ植え付け体験、サイクリング、パン作り、星空散歩、革細工の中から1つ選ぶプランとなっています。
乗馬に関しては、小学生以上は1人で乗馬、6歳以下のお子様は一人乗りで引き馬、3歳以下のお子様はご両親と2人乗りで引き馬になります。
小さい子でもパパやママと一緒に十分楽しめそうですね。
アクティビティを2つ目以降追加する場合は、追加料金となりますのでご注意ください。
また、ドリンクに関しては無条件に飲み放題ではなく、メイン料理グレードアップするか、アルコール類を含むドリンク飲み放題にするか、どちらかを選択することとなります。
ディナーはお客様の目の前で焚き火を使ってフルコースで調理してくれるそうです。
焚き火って見ているだけでリラックスしちゃいますよね。大人も子供も自然の中で大満足の時間になりそうです。
阿蘇は私も行ったことがありますが、本当に景色が雄大で素晴らしく気持ちがいいですよ!
ご飯も全て美味しくて、室内も清潔オシャレで、自然で無限に遊べて、スタッフの皆さんに癒されました。
必ずまたきます。
家族で宿泊させて戴きました。
3歳のやんちゃな息子は大はしゃぎで大満足な１００点の旅になりました。
クラブメッド石垣島
沖縄県石垣島の世界屈指の美しい海と手つかずの自然に囲まれたアイランドリゾートです。
アクティビティは、4歳からテニスや空中ブランコ、8歳からウィンドサーフィンやジャイアントスタンドアップパドル、ビーチバレー、シュノーケリング、スカッシュ。
11歳からマウンテンバイクやヨガやバレーボール、アスレチックウォーキング、16歳からズンバなどのフィットネスやカヤック。
時に年齢指定がない夕食後のパーティー、プール、卓球、三線のレッスンなどなど。
上記のものは全て追加料金無しで楽しむことができます。
海が綺麗な沖縄ならではのアクティビティが充実していますね。
また、事前に予約すれば追加費用なしで赤ちゃんや幼児用の備品（0から23ヶ月）を、予めお部屋の中に設置することもできます。
このクラブメッド石垣島は、一つ目に紹介した北海道のトマムとも同じ系列のホテルです。
そのため同様に、追加料金は発生してしまいますが、2〜3歳のお子さんにはクラブメッド・プティクラブという託児サービスで、大人と同様に様々な経験をすることができます。
7才の子どもが大満足でした。
スタッフの方も皆さん元気でこちらまで明るくなります。
笑顔いっぱいのクラブメッドでした。
食事も美味しく、何よりスタッフのホスピタリティが最高!多国籍なスタッフが優しい英語で話しかけてくれて、子どもも良い経験になったと思う。
まとめ
- オールインクルーシブのホテルとは、旅行代金にホテル施設内の食事やドリンク、リラクゼーション施設やアクティビティ料金がほぼ含まれているサービスを提供するホテル
- オールインクルーシブのホテルは子が退屈な時間もなく、親もゆっくりできるので子連れ旅行にとってもおすすめ!
- クラブメッド北海道トマムは、大自然の中で多様なアクティビティを楽しめ、子ども向けのアクティビティも充実している
- ザキーハイランドナスは、まるで森の中で過ごしているような落ち着いた時間を過ごすことができる
- 焼津グランドホテルは、屋内外様々なアクティビティに加え、未就学児向けの遊べるお部屋もある
- バリアンドリゾートSAYAの風は、まるでバリ島にいるかのような雰囲気で、屋内のアクティビティが充実していて、子供に嬉しいお菓子の食べ放題がある
- グランピングリゾートASOは、大自然の中で好みのアクティビティが1つまでは無料で、準備などは全てやってくれるのでパパやママも大自然の中でリラックスできる
- クラブメッド石垣島は、沖縄らしく海を楽しめるアクティビティが充実している
子連れにおすすめしたいオールインクルーシブのホテルを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
それぞれのホテルの特色が多種多様で、あれもこれもいいな…と目移りしてしまいますよね。
一般的に旅行は、訪れたいお店や観光地などを先行して行き先を決めることが多いですよね?
ですが、オールインクルーシブのホテルに滞在するのなら、行きたいホテルを先に決めるのもアリかもしれないですね。
せっかくの旅行なので、子供だけではなく、いつも頑張るパパやママのご褒美にもなるようにしたいものですね。
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