あなたは、ツナ缶にさまざまな種類があることをご存知でしょうか?
ツナ缶はマグロやカツオからできおり、含まれている栄養の種類はどちらもほぼ同じですが、栄養素の含有量や風味など多少違うところがあります。
この記事では、マグロとカツオのツナ缶について、栄養面や味の詳しい違いと、ダイエットにおすすめな理由をご紹介いたします。
私は、ツナ缶にマグロとカツオがあることは知っていましたが、こだわりがなく、その時々で安いツナ缶を購入していました。
しかし今では、スーパーのツナ缶コーナーで選んで購入するようになりました。
この記事を読めば、あなたもツナ缶の栄養などについてより深く知ることができるでしょう。
ツナ缶を使い分けたり、あなた好みのツナ缶を見つけたりするきっかけになれば嬉しいです。
ツナ缶はマグロとカツオで栄養がほぼ同じ⁉
ツナ缶にはさまざまな種類がありますが、大きく分けるとマグロとカツオがありますよね。
マグロとカツオのツナ缶は、含まれている栄養素はほぼ同じで、大きな違いはありません。
栄養素はほとんど同じですが、ツナ缶の種類によって栄養素の含有量は多少違うのですよ。
もともとはマグロで作られていたツナ缶ですが、マグロの価格高騰などにより、カツオでも作られるようになったそうです。
日本国内で販売されているツナ缶は、「ビンナガマグロ」「キハダマグロ」「カツオ」の3種類あります。
一般的に、ビンナガマグロで作られたツナ缶は「ホワイト」、キハダマグロやカツオで作られたツナ缶は「ライト」と表記されており、ホワイトの方が高級です。
そんなツナ缶に含まれている主な栄養素は次の通りです。
- たんぱく質
- DHAとEPA
- 鉄
それでは、それぞれの栄養素と含有量について、詳しくみてみましょう。
たんぱく質
たんぱく質と言えば、筋肉などの身体を構成するために必要不可欠な栄養素で、毎日摂取したいですよね。
ツナ缶に使われる魚の部位は赤身の部分なので、トレーニングやダイエットをしている人におすすめなのです。
ツナ缶100グラムあたりのたんぱく質 | |
ビンナガマグロ | 18.8グラム |
キハダマグロ | 16.0グラム |
カツオ | 18.8グラム |
加熱せずにそのまま食べることができるので、手軽にたんぱく質が補給できてありがたいですよね。
私はよく、バタバタしている時などに、ご飯やサラダの上にかけて食べています。
DHA
DHA(ドコサヘキサエン酸)は、体内で作ることのできない必須脂肪酸のひとつです。
身体の免疫反応の調整や、脂肪燃焼を促す等さまざまな効果があります。
神経細胞の伝達をスムーズにする働きがあり、記憶力向上などにいい影響をもたらすことでも有名で、「魚を食べると頭が良くなる」とも言われています。
ツナ缶100グラムあたりのDHA | |
ビンナガマグロ | 370.0ミリグラム |
キハダマグロ | 120.0ミリグラム |
カツオ | 290.0ミリグラム |
DHAは青魚に多く含まれているイメージが強かったので、ツナ缶でも摂取できることに驚きました!!
子供たちもツナ缶が大好きなので、脳や身体のためにも、積極的に食事に取り入れようと思います。
EPA
EPA(イコサペンタエン酸)も、DHAと同じく、体内で作ることのできない必須脂肪酸のひとつです。
血液や血管の健康に必要不可欠で、血液をサラサラにしたり、中性脂肪を下げたり、動脈硬化を防いだりする効果があります。
他にもイライラを和らげて、ストレスを緩和する効果があるそうです。
生活習慣病を予防したいあなたや、コレステロール値が気になるあなた、ストレスを和らげたいあなたにもおすすめの栄養素ですね。
ツナ缶100グラムあたりのEPA | |
ビンナガマグロ | 77.0ミリグラム |
キハダマグロ | 14.0ミリグラム |
カツオ | 60.0ミリグラム |
魚は身体にいいと言われていますが、まさかストレスの緩和にも効果があるとは思いませんでした。
現代は魚を食べる機会が減ってきてますが、ストレスの多い社会だからこそ魚を食べた方がよさそうですね。
ツナ缶であれば、手軽に食べることができるので忙しいあなたも簡単に取り入れることができますよ。
鉄
鉄は体内で赤血球になり、全身に酸素を送る役割をします。
あなたもご存知のとおり、鉄は不足すると貧血を起こしてしまいますよね。
女性は特に不足しがちなので、積極的に摂取する必要があります。
ツナ缶100グラムあたりの鉄 | |
ビンナガマグロ | 1.8ミリグラム |
キハダマグロ | 0.6ミリグラム |
カツオ | 0.9ミリグラム |
私は、鉄分といえばレバーを思い浮かべていたので、ツナ缶でも摂取できることに感動しました。
ツナ缶に含まれている栄養素の含有量は、ビンナガマグロが一番多く、カツオ、キハダマグロの順に続きます。
私はカツオのツナ缶に安価なイメージがあり、栄養も少ないかと思っていましたが、キハダマグロよりも栄養素の含有量が多いことに驚きました。
ツナ缶はマグロとカツオで味は違うの⁉
ツナ缶の味についてですが、ツナ缶はマグロとカツオで若干風味が違います。
ネット上で調べてみると、「ツナ缶は、絶対にマグロの方がおいしい」「カツオは臭みがある」「どちらもおいしいが、違いが分からない」など味について、いろいろな意見がありました。
実を言うと、私も食べ比べてみましたが、ほとんど違いを感じることができませんでした。
特に、調理をすると違いが分からなくなるので、そのまま食べる時と調理をする時で使い分けても良いかもしれません。
私は、調理をする時には、比較的安価で栄養の多いカツオのツナ缶を使うようにしたいです。
少し高級なビンナガマグロのツナ缶もお味が気になるので、いずれ試してみようと思います。
ツナ缶のマグロとカツオはダイエットにおすすめ⁉
ツナ缶は良質なたんぱく質が含まれていることから、ダイエットのおすすめの食材といえるでしょう。
しかし、マグロのツナ缶もカツオのツナ缶も、ただ食べるだけではダイエットはできません。
マグロやカツオのツナ缶には、それぞれオイル漬けと水煮がありますが、より資質とカロリーの少ない水煮がダイエット向きです。
マグロやカツオのツナ缶だけでなく、さまざまな食材を組み合わせて健康的にダイエットしましょう!!
まとめ
- マグロとカツオのツナ缶は、含まれている栄養素はほぼ同じで大きな違いはないが、種類によって含有量が多少違う
- もともとはマグロが主流だったツナ缶は、マグロの価格高騰などにより、カツオでも作られるようになった
- 日本国内で販売されているツナ缶は、「ビンナガマグロ」「キハダマグロ」「カツオ」の3種類
- ビンナガマグロで作られたツナ缶は「ホワイト」、キハダマグロやカツオで作られたツナ缶は「ライト」と表記されており、ホワイトの方が高級
- ツナ缶に含まれている主な栄養素は「たんぱく質」「DHA」「EPA」「鉄」である
- ツナ缶に使われる魚の部位は赤身の部分なので、トレーニングやダイエットをしている人におすすめ
- DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(イコサペンタエン酸)は、体内で作ることのできない必須脂肪酸のひとつ
- ツナ缶は、マグロとカツオで若干風味が違うが、ほとんどわからない
- ツナ缶を食べるだけでは痩せないが、ツナ缶にはダイエットに必要な栄養素が含まれているのでおすすめ
ツナ缶にマグロとカツオがあるのは知っていたというあなたも、この記事を読んで、よりツナ缶について詳しくなれたことでしょう。
スーパーなどでツナ缶を買うときには、マグロかカツオか確認してみると楽しいですよ。
「ツナ缶といえば、マグロ!!」と思っているあなたも、カツオのツナ缶を試してみるのはいかがでしょうか?
コメント