小学生の水筒サイズは800ミリリットルが妥当と言われていますが、状況によってサイズを変える必要があります。
小学生は感染予防対策として、各自の水筒を自宅から持っていきます。
ランドセルに小学校から支給されるタブレットも加わり、水筒までプラスされると荷物はかなり重くなりますよね。
私も子どもが低学年のころは、こんなに重いものを持っていくの!?と毎日の荷物の重さに驚きました。
少しでも荷物を軽くしてあげられたら良いのに!と思っていました。
子どもが脱水症状になることは絶対に避けたい、しかし、重い荷物もかわいそう!
水分補給の必要性と、水分を入れたときの水筒の重さとに悩まされちゃいますよね。
この記事では、小学生のお子さまに最適な、水筒のサイズを決めるための情報をお伝えします♪
小学生の水筒サイズは800ミリリットルがベスト!?
小学生が持つ水筒サイズは、成長とともに学年別に何度か見直しが必要のようです。
一日に必要な水分量は小学1年生男子の平均的体重21.4キログラムの方で、一日1.7リットル。
小学6年生の平均的体重38.2キログラムの方で、一日3リットルの水分を必要とするそうです。
小学校の6年間でも一日に必要な水分量はずいぶん変わりますね!
水分補給はのどが渇いてからではなく、こまめにしたほうが脱水症状になりにくいということがわかっています。
学年別に適切なサイズの水筒を用意できるよう、メリットデメリットをきちんと把握して候補を絞っていきましょう!
学年別おすすめ容量
小学生の水筒サイズは、低学年のお子さんには500~800ミリリットルの容量がおすすめです。
500ミリリットルの水筒はスリムでランドセルに滑り込ませることができるデザインも多く、荷物になる感覚が少ないのではないでしょうか。
もう少し水分が必要そうなお子さんには800ミリリットルの容量のものを。容量的には500ミリリットルよりも少し長く使えるかもしれませんね。
高学年のお子さんには少し大きな800ミリリットル〜1リットルの容量を目安に選ぶのはいかがでしょう。
先述の一日に必要な水分量を見てみると、かなりの水分が必要となることが分かります!
また、夏場に外で活動するお子さんはたくさんの水分を必要とすると思います。
ただ、小学校低学年や小柄な方にとっては、大容量のボトルは重くて口に運ぶのも大変です。
たとえば満杯に入った2リットルペットボトルを直接口に運ぶのは大人でも大変ですよね。
小学生の水筒サイズはお子さんの活動に応じて大きさ、形状、重さを見極めるのが大切ですね。
水筒サイズの氷をつくってみよう!
暑い夏には、冷たい飲み物を入れて持ち歩ける大容量サイズのボトルが大活躍しますよね。
しかし、長く持ち歩く場合は飲み物がぬるくなってしまうと期待が裏切られたかのようで、小学生たちは悲しい思いをしてしまいます。
そんなとき、大活躍するのが小学生水筒サイズの細長い氷をつくるビニール袋のツールです。100円ショップで購入できます。
スポーツドリンクやお茶、ジュースなどでもつくることができ、飲み物が薄まらずに冷え冷えを保つことができて便利です!
軽さが大きな魅力のプラスチック製水筒も、保冷力がなく冷たい飲み物がぬるくなってしまいがちです。
この水筒サイズの氷を使えば長い時間冷たい飲み物を、低重量で持ち歩くことが可能になります。
しかし、ジュースなどは学校に持っていってはいけないことも多いです。
小学生のみなさん!水筒の中身については出先でのルールをチェックして下さいね。
小学生の水筒でおすすめの素材をご紹介!!
小学生が使う水筒で、おすすめの素材はステンレスとプラスチックです!!
どちらも水筒といえば馴染み深い素材ですが、それぞれどのような点が小学生におすすめなのでしょうか?
水筒に用いられる各素材の特徴から、それぞれの魅力についてご紹介したいと思います。
ステンレス製水筒の魅力
ステンレス素材は耐久性に優れ、保温力に優れている点がおすすめです。
また、再利用が可能で長持ちすることもあり、小学生の水筒として人気の素材です。
水筒はランドセルと同じく、ときにサンドバッグのように扱われます。
大切に大切にピカピカきれいなままずっと扱われるということは残念ながらありません。
持っていた手から地面に落ちることは日常茶飯事なのです。また、夏の暑い日にぬるくなってしまった飲み物は、小学生たちに好まれません。
寒い日にも冷たく氷水のようになった飲み物は飲んでくれません。適切に水分補給をしてもらうためにも、ステンレス水筒は人気があります。
ただ、プラスチック製よりも重さがあるのでお子さんと相談して選べたらいいですね。
プラスチック製水筒の魅力
プラスチック素材は軽量で持ち運びに便利な点がおすすめです。
プラスチックの水筒は、価格もリーズナブルなものから選ぶことができます。
小学生が好きそうなデザイン性の優れた色柄のものも多くあります。
軽さを競う場合、同じ容量のプラスチック製水筒とステンレス製水筒では、プラスチック製に軍配が上がるでしょう。
しかし、プラスチック製品にはステンレス製水筒と比べると熱への耐性幅が一般的に狭いです。
購入した製品の注意書きを、よく読んでご使用くださいね。
ジュースを入れたあとのお手入れ
お水以外にもお茶やスポーツ飲料、そしてジュースなどを水筒に入れることがあるかもしれません。
匂いが水筒内に染みついてしまったり、糖分がカビの原因になってしまうことも考えられます。
正しいお手入れ方法で清潔な状態をキープいたしましょう!
ステンレス素材の水筒は食器用洗剤とスポンジを使って内部まで優しくきれいに洗い、きちんと渇かします。
内部を洗うときに柄のついたスポンジがあると便利ですね。
100円ショップで購入できます。内部も逆さまにして水分をなくすのがかびを防ぐコツです。
洗う際にはパッキン部分も取って同じく食器用洗剤で洗いましょう。
プラスチック製の水筒は日常の食器用洗剤とスポンジで洗うことに加え、たまににおい消しの必要があります。
プラスチックにはにおいが染みついてしまうことがあります。
そんなときは重曹が効果的。水筒にぬるま湯をくんで、重曹を入れてつけ置きします。
しばらくしてきれいに洗い流すと匂いも消えていますよ。試してみてください。
どちらの素材についても、金たわしや食洗機は使うのをやめましょう。水筒を傷つけてしまったり熱で変形してします。
それから特にステンレス製は塩素系漂白剤もNGです。
塩素系漂白剤はステンレス表面のコーティングを劣化させてしまう恐れがあります。
さびの原因になってしまうので使用はさけてくださいね。
上手にお手入れをして清潔に保ちながら使いたいですね!
小学生の水筒は冬と夏で容量を変える!?
小学生の水筒は夏には毎日空っぽになり、足りていないのではないかと心配になります。
逆に冬には驚くほど減りが少なく、きちんと水分が取れてないのではないか大丈夫かなと心配になります。
個人差もありますが季節によっても欲する水分量はとても変化します。小学生の水筒サイズは冬と夏で変えることも良いですね。
夏場や遠征のときは1リットルの水筒を持ち、冬場はかさばらない500ミリリットル程度の容量の水筒がおすすめです。
季節によって飲む量の差がある小学生は、水筒サイズを変えるのも良いのではないでしょうか。
小学生は水筒の人気が十人十色!
小学生が使う水筒の人気はそれぞれで、人気に偏りはないようです。
ランドセルの色は男の子は黒、女の子は赤、と決まっていた頃に私は小学生時代を過ごしました。
色を決められていただけで、なんとなく「女の子はこう、男の子はこうしなければならない」という見えないルールがあったように思います。
小学生たちをみていると、色も柄も性別も人気なものなども関係なく自分の好きなものを選び自分を表現しているように思えてうらやましいです。
ランドセルだってもはや人気は千差万別十人十色。黒、紺、茶色、ピンク、ピスタチオ、パープルととってもカラフル。
性別や年齢に紐付いた色や柄など関係なく個性豊かに好きな水筒を持ち、自由に自分を表現をしている様子が見受けられます。
赤が好きな男の子も、ブルーが好きな女の子も、好きなものを身につければご機嫌でいられますよね。
小さな頃から自分を表現することに対して身につけるものの選択ができるのは良いことですね。
様々な色や柄の小学生の水筒たちを見て、そして昔と変わらず公園で遊ぶ子どもたちの風景を見て、良い未来が来るような気がします!
まとめ
- 小学生の水筒サイズは低学年には500~800ミリリットルがおすすめ
- 小学生の水筒サイズは高学年には800ミリリットル~1リットルがおすすめ
- 成長とともに必要な水分量が変わるため、小学生は学年別に水筒を何度か買い換える必要がある
- たまには水筒サイズの氷をつくっていつもと違う味でリフレッシュ!
- ステンレス製水筒は耐久性に優れ保温力もありリサイクルできるし長持ちするので人気!
- プラスチック製水筒は軽くてデザイン製に優れておりリーズナブルに購入できる
- 水筒の飲み口により衛生的に使い続けるためのお手入れ方法が変わる。直飲みタイプは毎回パッキンを取って洗うのがおすすめ
- 小学生の水筒サイズは必要水分量が大幅に違うので冬と夏で変えてもOK
ランドセルをはじめタブレットや教科書、絵の具セットや体操着など… 。
毎日重い荷物を持ち歩く小学生たちに負担が少なく、なおかつ必要な水分をきちんと補給できるような水筒を探したいですね。
毎日の積み重ねで織りなされていく6年間で、子どもたちはぐんぐんと成長し、いつの間にか必要なものも変わってくるのでしょう。
季節の変わり目や身長が急に伸びたなど成長の節目で、「水筒サイズどう?」という会話をしてみるのもよいかもしれませんね。
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